韓国といえばソウル!私たち日本人には観光地として一番馴染みのある都市であり、世界的にも有名な韓国の首都ソウルを今回はご紹介しようと思います。世界中からたくさんの観光客を集める大都市・ソウルは、観光にグルメにファッションまでさまざまなものが揃っています。
今回は、そんなソウルの魅力はもちろん、暮らしの事情や最新ホットスポットも含めて、在住経験のある私と一緒に見ていきましょう!
基本情報
ソウルは25の自治区と423の行政洞からなり、朝鮮半島の中央に位置する世界有数の国際都市です。人口は約1,000万と、韓国の総人口の5分の1に当たります。特にソウルは政治と経済の中心地のため、地方から都市部への一極集中が問題となっています。
ソウルの中央を漢江という川が流れ、川の北側に明洞や東大門などの繁華街や世界遺産級の史跡名所が集まっています。また、南側は新しく開発されているエリアで、有名企業やブランド店の集まる江南や狎鴎亭などがあります。主要な産業分野は金融、情報及びサービス産業で、全国GDPの約25%をソウル市の地域総生産が産出しています。
伝統×モダンの魅力スポット
都会の印象が強いソウルですが、実はさまざまな場所で韓国の歴史的建造物を見ることができます。世界遺産に登録されている市内の五大王宮は、日本でも大人気の韓国歴史ドラマの撮影地として利用され、大勢の観光客が訪れています。ソウルの大都市の雰囲気と、朝鮮王朝の伝統とが共存する独特な空間になっているんです。
五大王宮のうちの一つ「景福宮」は、1395年に建てられたソウル最大の王宮です。15万坪の敷地に東西南北それぞれ門があり、南門の「光化門」では朝鮮王朝の再現行事やパフォーマンスがほぼ毎日行われています。他にも、韓国の伝統衣装・韓服を着て楽しむこともできます。
ソウルの中心部にある伝統の街といえば、仁寺洞です。約700mのメイン通りには美術品や工芸品・骨董品店が立ち並び、韓国の伝統文化を感じることができます。路地に韓定食店や伝統家屋をリフォームして作られたカフェが集まっているため、伝統の食やお茶をゆっくり満喫することもできます。
便利な交通事情
ソウルは交通面でもかなり便利な都市です。KTXをはじめとした高速鉄道、高速バスなどを使えば地方都市へ短時間で直行することができます。地下鉄は9つの路線からなり、網の目のように張り巡らされているので、どこへでも簡単に行くことができます。その他にもソウルと近郊の都市をつなぐ広域鉄道網や、空港とソウル中心部をつなぐ空港鉄道A’REXもあります。
交通費も日本と比べてかなり安く、一般タクシーの初乗り料金は3,800ウォン、地下鉄の基本料金は10kmまで1,350ウォンと設定されています。それ以上は5kmごとに10ウォン追加される仕組みです。韓国のICカードT-moneyを使えば、1回用の交通カードよりも100ウォン安く利用できます。
ファッションにグルメまで
最先端のファッションやグルメまで楽しめるソウル。東大門のランドマーク・東大門デザインプラザ(DDP)では、ソウル市主催のSEOUL FASHION WEEKが毎年開催されています。韓国ファッション界最大のイベントで、トップデザイナーから新人デザイナーまでの最先端のファッションを楽しむことができます。K-popスターや芸能人もモデルやパフォーマンスに参加し、毎年大盛況のイベントとなっています。
ソウル有数の市場といえば、南大門市場と東大門市場とがありますが、それに続く人気の市場が広蔵市場です。ありとあらゆる食べ物屋台や食堂が集まっていて、現地の人々からも人気の市場です。特にユッケは専門店が軒を連ね、ユッケ通りがあるほど。ローカルの人と触れ合いながら食文化も楽しめる点が市場の魅力ですよね。
ソウルの大学リスト
ソウルは政治・経済・教育の中枢と言われ、大手企業や有名な大学が集中しています。就職に有利ということもあり、実際に「インソウル*」という言葉が存在するほど、市内の大学には全国から大勢の志願者が集まります。以下がソウルの中でも特に有名な大学一覧となっています。KORECの大学名鑑記事でも紹介しているので、そちらのページもぜひ参考にしてみてください!(*ソウルにある大学を指す言葉。)
ソウル大学(https://bwell.jp/korec/magazine/archives/204) 高麗大学(https://bwell.jp/korec/magazine/archives/240) 延世大学(https://bwell.jp/korec/magazine/archives/200) 成均館大学(https://bwell.jp/korec/magazine/archives/247) 漢陽大学(https://bwell.jp/korec/magazine/archives/253) 西江大学(https://bwell.jp/korec/magazine/archives/260) 梨花女子大学(https://bwell.jp/korec/magazine/archives/263) 中央大学(https://bwell.jp/korec/magazine/archives/257) 慶熙大学(https://bwell.jp/korec/magazine/archives/243) 韓国外国語大学(https://bwell.jp/korec/magazine/archives/267) ソウル市立大学(https://bwell.jp/korec/magazine/archives/1500) 建国大学(https://bwell.jp/korec/magazine/archives/1757) 東国大学(https://bwell.jp/korec/magazine/archives/1914) 弘益大学(https://bwell.jp/korec/magazine/archives/2162) 淑明女子大学(https://bwell.jp/korec/magazine/archives/2508) 国民大学
まとめ
いかがでしたか?今回は改めて首都ソウルの街についてご紹介しました!少しでも国際的大都市ソウルの魅力が伝わっていたら嬉しいです。
新型コロナウイルス感染症の影響により、自由に行き来することができない世の中ですが、コロナ禍の状況が落ち着いたら実際に足を運んで頂き、ソウルの魅力を体験していただきたいです。これからも世界に向けてますますパワーアップしていくソウルに、ぜひ注目してみてください!
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