韓国大学紹介Vol.26【弘益大学】

大学概要

弘益大学はソウル市と世宗市に位置する私立４年制大学です。1946年に設立された弘文大学館および弘益大学館を出発に発展してきました。開校当初は大宗教系列のミッションスクールでしたが、時間が経ち何度か大きな変化が起こり、大宗教とは関係がなくなりました。代表的な象徴は「牛」と造形物の「永遠な微笑み」です。大学略称は「ホンデ」で、大学周辺の地域は多くの若者たちが集まる韓国の代表的な街です。弘益大学は美術学科とデザイン学科が韓国内で最も有名で、韓国の美術家、デザイナー、建築家、ミュージシャンを志す有能な学生が集まります。

弘益大学の建学理念は「弘益人間」です。理念を実現するための中間目標として「自主」、「創造」、「協働」を提示しており、これらを達成する手段として各学部や大学院の学則に明示し、教育実践に直結した各種教育目的を目指しています。「弘益人間」とは、「広く人間世界を利する」という意味を持つ韓国の建国理念であり、韓国教育法に明示された教育目標でもあります。 

大学の特徴

＃美術・芸能

弘益大学美術系が有名な学校で、韓国を代表する美術家やデザイナーを数多く輩出してきました。また韓国の美術やメディア界に強烈な影響力を持っています。また美術や芸術に関しての学部や専攻、科目、プログラムが多様に行われています。

＃多様な学科

美術専門学校のように細分化されている美術学部から、工科学科、建築学科、経営、文学部、法学部、教育学部、科学技術学部など多様な学科があります。様々な特化専攻の運営と支援で、韓国最高レベルの先端デジタルコンテンツデザインをリードしています。 また、UX/UI/Interaction design中心のデジタルメディアデザイン学科、アニメーション・映像・映画専攻、ゲームソフトウェア学科、ゲームグラフィックデザイン学科などが設置されています。このような歩みで、大学は「Bloomberg Business Week」でアジア・ヨーロッパの最優秀デザイン学校に選定されました。

#ホンデ街

弘益大学と学校の正門があるホンデ前は、特色のある文化を形成している大人気な地域です。2002年、ソウル市から「歩きたい道」に選定され、その後急激に産業化がされました。略称は「ホンデ」で周辺地域は若者の街として有名です。一般学生だけでなく美術やデザイン系の学生・関係者が集中するためギャラリー、クラブ、バー、レストラン、ライブハウス、アトリエなどが発達しており、先鋭的でファッショナブルな地区と言われています。日本の渋谷とイメージ的に似ている賑やかな街です。

キャンパス紹介

韓国学生の声

「立地がいい！そして学校が小さいので移動が楽です。」

「経営学部がおすすめです！小グループで集まったりすると、人数が多い学部なのでたくさんの出会いがあります。絶対後悔しません！みんな進路を悩んで、考えたりしているので常に頑張れる環境です。」

「国内最高の美大！学校で特別な何かを学べるわけではわけではないけど、「ホンデの美術学部」というだけでネームバリューがあります。先輩、同期みんな本当に才能が並外れてて、熱意がすごいので得るものが多い。」

「自律学部選考の一番のメリットはソウルキャンパスのほとんどの学部に進出可能であることで、美術、芸術、文系、理系、制限がないのでその時に興味ある分野、好きなことができると同時に、興味のあることに何でも触れることができる。」

卒業生の就職先 

SAMSUNG、LG electronics、SAMSUNG SDS、SAMSUNG C&T、LOTTE百貨店などの大企業。職務は企画、戦略、マーケティング、広告、営業管理など。日本就職の場合は、ITベンチャー企業、エイベックス等に入社した先輩がいます。

イメージの近い日本の大学

美術系の有名大学ということもあり、東京芸術大学や多摩美術大学に近いが、それ以外の学科も優秀でMARCHレベルと言えます。