韓国大学紹介Vol.23【ソウル市立大学】

分類公立大学
所在地ソウル特別市 東大門区 ソウル市立大路 163
開校1918年
学部在校生12,331入(2021)
大学院在校生3,171人(2021)

大学概要

ソウル市立大学は1918年に設立された京成公立農業学校から、1956年に大学機関として昇格した公立大学です。現在韓国の公立大学の中で唯一、学士学位を授与する総合大学です。韓国では略称として「市立大」「市大」と呼ばれており、英文の略称としてはUOSと使われております。真理、創造、奉仕という3つの理念を持っており、学術の深い理論とその応用方法を研究し、指導的人格に成長させ、国家や人類社会の発展に貢献するとともに、ソウル市民の生活と文化の向上に貢献することを教育目的としています。

大学の特徴

#登録金

ソウル市が運営する市立の大学であるため、ソウル市の予算で運営されています。2012年当時のソウル市長の指示により登録金が50%削減され、韓国の大学の中最初に「半額登録金」制度を達成させました。現在、入学金も免除されており、学部生の一学期の登録金は10万円から15万円ほどです。学費が非常に低いため、受験生の中でも人気な大学です。

#公立大学

韓国の公立大学の中で、ソウル市が運営する唯一の大学であり、学位を授与できる唯一の総合大学です(他の公立大学は地方にある専門大学が全てです)。また、公立大学のため学校の教職員は公務員として勤めています。

#学校生活

男子学生と女子学生の割合は約6.5:3.5と男子学生がやや多く、53個の学科が設置されています。キャンパスの周りは商業施設が少ないため、静かな印象です。2018年には、開校100周年を記念するため「100周年記念館」を建立し、100周年記念の郵便切手を発行しました。

キャンパス紹介

大学本部
生徒会館
100周年記念館
中央図書館
キャンパス全景

韓国学生の声

「登録金が羨ましい」

「(登録金が安いから)親に孝行できる」

「きれいなイメージ」

卒業生の就職先 

韓国内では教育機関・政府機関など公務員への就職率が多い方です。

日本では東京ガスや、三井住友建設、ファミリーマート、ドン・キホーテ等があります。

イメージの近い日本の大学

上位圏の公立大学であるという点では、東京都立大学や大阪市立大学等が挙げられます。

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