韓国大学紹介Vol.27【淑明女子大学】

分類私立大学
所在地ソウル特別市 龍山区 靑坡路47ギル 100100, Cheongpa-ro 47-gil, Yongsan-gu, Seoul, Republic of Korea
開校1906年
学部在校生10,123人(2020)
大学院在校生2,182人(2020)

大学概要

1906年に大韓帝国の皇室が設立した「明新女学校」から出発した私立女子大学です。1912年に財団法人淑明学院が設立され、1938年淑明学院から淑明女子専門学院を設立しました。設立者は高宗皇室で、貞淑・賢明・正大で、韓国的な女性指導者の育成を目的としていました。1948年淑明女子大学として昇格し、1955年に総合大学に改編しました。大学略称は「スックデ」で、学校カラーは「淑明ブルー」を使い、「世界を変える優しい力」をスローガンにしています。

大学の特徴

#学校のマスコット

学校を象徴するシンボルとして雪のひらが使われて、在学生が雪のひらを形象化してデザインした「ヌンソンイ」という学校のキャラクターは在学生にとても人気です。「ヌンソンイ」は雪のひらの韓国語で、在学生同士でお互いを「ヌンソンイ」と呼んだりします。学校のキャラクターは学校カラーと一緒に様々な学校グッズや物に多く使われています。

#愛校心

大韓帝国の皇室から立てられた女性教育機関だというプライドがあります。在学生も卒業生も誇りを持っています。在学生の満足度も高く、所属感も強いです。可愛い学校のグッズもたくさんあります。再び受験しても淑明女子大学を選ぶという学生が多いです。

#真面目な勉学の雰囲気

全般的に在学生が誠実で真面目です。頑張るスクールメートを見て刺激を受けたり、ポジティブな影響を受け、成績や能力の上向きに繋がっています。

#軍市教育(ROTC)

淑明女子大は、国防部によって2010年9月14日に女性学軍士官候補生モデル大学に選定されました。2010年12月1日に初の女性学軍団創設式を100周年記念館で執り行いました。学軍士官候補生寮であるミョンジェ館で団体生活とともに、孝昌(ヒョチャン)運動場と陸軍学生軍事学校で軍事訓練を実施しています。淑明女子大学では毎年30人の女性学軍士官候補生を選抜しています。

キャンパス紹介

<学校外観>
<100周年記念会館>
<第1キャンパス>
<第2創学キャンパス>
<中央図書館の内部>

韓国学生の声

「みんな真面目なのでいい成績を取りにくい」

「女性学などに関して学べる機会がたくさんあって満足!」

「キャンパスは小さいけど、移動授業の時に楽だ」

「伝統の深い名門大学」

「海外大学との交流プログラムの内容がいい」

卒業生の就職先

韓国:SAMSUNG電子、LG電子、韓国のメインバンク、大韓航空、韓国の公企業など

外資系:HPコリア、IBM、プルデンシャル生命保険、韓国シティ銀行など

日本:Amazon Japan…等

イメージの近い日本の大学

2022年QS世界大学ランキングで、淑明女子大学は韓国内で36位、世界では1001〜1200位です。日本の1001〜1200位大学と比較すると、明治大学・立教大学とランキング的に似ています。

しかし、大学のイメージは日本女子大学と東京女子大学に近いと思われます。

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