日本企業に内定をもらった韓国人学生へのインタビュー 第八弾!

内定者インタビュー第八弾!今回は日本有数のお菓子を中心とした食品メーカーに内定したチャンユジョンさんにインタビューをしました。日本就職に至るまでの経緯など、様々なお話を伺いました!

語学への興味から日本就職へ

ーユジョンさん、はじめまして!まずは、簡単に自己紹介をお願いします。

ソウル神学大学で中国語学科と日本語学科の2つを複数専攻(ダブルディグリー)をしており、2022年の8月に卒業しました。

ーなぜ日本就職を希望したのですか?

理由はシンプルです!言語と日本の文化に興味があって選びました!(笑)学科の授業で基礎からビジネスレベルまで日本語をみっちり学び、日本の語学学校への留学も経験しましたし、自然に日本就職について考えることになりましたね。

KORECを含む就職プラットフォームに登録して、様々な説明会や選考会などに参加しました。また、いわゆる「ガクチカ」と言われる学生時の経験などを重要視する日本の就職の特性を考えて、アルバイトや日韓交流会など積極的に活動していました。

第1フェーズの「企業探し」に苦心

ー日本就職を準備していて一番大変だったことはありますか?

沢山あるんですけど…一番苦戦したのは「企業を探すこと」です。日本の大手企業はある程度知っていたのですが、日本の中小企業の中でも韓国人材を求めている企業を探すとなると、とても難しかったです。

ー企業を探すことが就職活動の第一フェーズになるので、とても大事ですよね。

はい!自分だけの力ではなかなか探すことのできないものですよね。でも韓国人に興味を持っている企業に直接アプローチできるKORECサービスは、その面においてとても便利でした。また、KORECメンターさんとの相談を通じて、自分の特性や就職活動の軸にマッチした企業をお薦めしてもらえるのも良かったです。実は内定先である日本企業についても、メンターさんからお薦めしてもらうまで社名すら知りませんでした。

自分軸とマッチした決め手

ー内定先の企業に決めた理由を教えてください。

理由は2つあって、1つは「共感」でした。 企業のホームページに記載されている企業理念や、実際の企業説明会で説明された採用理念にとても共感したんです。それは「人を喜ばせる、笑顔にしたい」という就活に対する自分軸と、一切ブレがなかったように思います。

2つ目は「キャリアアップへのイメージ」です。 店舗管理を皮切りに、以後マーケティングや企画など幅広い職務内容と、先に働いていた韓国人の先輩社員のキャリアアップ事例を見て、自分もそうなりたい!と想像ができました。

ー選考中に感じたことはありますか?

選考はエントリーシート、webテスト、2回の面接でした。面接は韓国と日本で一度ずつ行われましたが、日本に渡航して面接を受けたことは会社の雰囲気を直接感じられた良い機会だったなと思います。

心強かったKORECメンター

ーKORECで良かった点を教えてください。

日本での就職活動は韓国の就職活動のスタイルと違う部分が多いため、戸惑うことが多かったです。また、その年に就職できなかったら浪人しなければいけないというプレッシャーも大きく、悩んでいました。

ー日本でも韓国でも就職活動は精神的な負担が大きく、悩みが尽きないですよね(涙)

最初は面接に落ちてしまうたびに落ち込んでしまい、自己肯定感が下がってしまうことが多かったんです。でもそんなときに、メンターさんにメンタル面から支えてもらえたのがとても心強かったのを覚えています。一人で抱え込まずに相談できる環境があったおかげで自分の最大のパフォーマンスを発揮できた気がします!

日本就職成功への秘訣

ー日本就職を成功させる秘訣を教えてください。
1つ目は、「自分をしっかり知ること」です。韓国就職では自己分析をあまりしませんが、日本就職の際にはポテンシャル採用をするため、自分を知ることがとても大切だと思います。

2つ目は、「何事も一度は挑戦してみること」です。実際、企業のホームページを見ただけではわからないことが多いんですよね。与えられた情報だけで判断せずに一度勇気を出して、会社説明会に参加し、社員の方とお話をしてみたり、エントリーして面接を受けることで新たに知れることが沢山ありました。自分の想像していた企業のイメージや雰囲気と違ったりするため、実際に説明会や面接に参加してみてすり合わせをしていくことが大事だと思いました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

流石、2カ国語を操られているだけあって、終始ユジョンさんの流暢な日本語や語彙力に圧倒されるインタビューでした!!また、ユジョンさんがハキハキと自分の夢について語っている姿はとても輝いていました。「人を喜ばせる」という自分の就活軸に向き合いながら、企業の内定を勝ち取ったユジョンさん。企業にあわせるのではなく、自分にあった企業を探すことも就職活動において大切だと実感しました。ユジョンさんの日本でのご活躍を心から応援しています!