【韓国人材の採用企業インタビュー】株式会社マイネット様:後編

ゲーム領域とスポーツ領域でDX推進事業を行っている株式会社マイネット。前編では採用担当の藤村さんにお話を伺いましたが、後編は2022年入社予定の内定者2名の方のお話をご紹介できればと思います。

前編記事はコチラ▶︎https://bwell.jp/korec/magazine/archives/1747

やりたい仕事が日本にある、だから挑戦する!

こんにちは。本日はよろしくお願いいたします!

キム・ミンジです。よろしくお願いいたします!

キム・ドンヒョンです。よろしくお願いいたします!

まず、お二人ともそれぞれワーキングホリデーで日本に来ていたんですよね?

はい、ワーキングホリデーを使って来日し、大阪で語学などを学んでいました。コロナ禍で大学の授業がオンラインだったこともあり、休学せずに日本で韓国の大学の授業を受けながら生活していました。

私も在学中に、1年ほど東京で過ごしました。大手アパレルショップなどでアルバイトをして、友達もたくさん出来てとても良い経験になりましたね。

日本で働いてみたいという気持ちは、昔からあったのでしょうか。

昔から日本の文化に興味があり、音楽やゲームを楽しみながら日本で生活したいという漠然とした夢はありました。でも大きなきっかけになったのはNintendo Switchです。
普段やっていたPCのオンラインゲームは競争するような内容が多くて少し疲れてしまう部分もあったんです。でも、Nintendo Switchは今までやっていたゲームとは違う優しいエネルギーを実感することができ、こんなゲームを作れる日本ゲーム企業の価値観や考え方に直接関わってみたいと思いました。

私も昔からゲームが好きで、ゲーム業界を中心に就職活動をしようと思っていました。
韓国では、シナリオ制作など一部の専門職を除いてはゲーム会社の採用はほぼ理系のみ。私の文系のスキルではなかなか募集がありません。日本だと文系でも活躍の場が多くあるので、自然と日本での就職を目指すようになりました。

強い気持ちで目指していたゲーム業界へ

日本での就職はどのように進めていったのですか?

ネットで就職活動のコツを調べたり、大手就職サイトに登録して説明会に参加したりして情報収集しました。韓国のウェブサイトの中では、「ワールドジョブプラス」と「KOREC」を利用してエントリーしました。コロナ禍でオンラインで説明会や座談会が開かれていたので、韓国にいる身としては有り難かったですね。面談もオンラインだったので交通費もかからず助かりました!

私は何から始めていいか分からず、最初は色々迷いました。でも、偶然同じ授業を取っていた学友を通じてK O R E Cの存在を知ったんです。K O R E Cが主催する「日本就職スタディ」という勉強会に参加してからは、企業研究や内定までのフローなどが分かって進めやすくなりました。

周りに日本就職を目指している人って結構いましたか?

私はコンピューター工学科なのですが、周りはサムソンなどが主催するプログラミング研修を受けて国内の大手企業への就職を目指していましたね。

私も友人に一人いるくらいですね。なので、日本語や自分の能力がどれくらい通用するのか判断できず、不安もありました。

そんな環境下での日本就職、お二人の強い意志を感じます・・・!
最終的にマイネットさんに入社を決めた理由を教えてください。

ゲーム業界で活躍できる、というのはもちろんですが、企業理念にある『会いたい時に会いたい人に会える社会の実現』にとても共感したからです。私は子供の頃から転校によるお別れが多かったので、人との出会いを大切にしている私の価値観と合致していると思いました。

私も一番大きな理由はマイネットのビジョンに共感し、ここならやりがいを感じて働けると思ったからです。また、ベンチャー企業として社員が多様にチャレンジできる環境が整っており、自分ならではのキャリアを積むのに適した会社だと思いました。

マイネットでゲームの可能性をもっと広げたい

将来的なキャリアの目標などはありますか?

マイネットはプランナー、デザイナー、エンジニア等の他職種が一つのチームになって一つのタイトル運営を担う仕組みなので、さまざまな職種と関わりながら仕事を進めていけます。私はエンジニア職として入社しますが、ゲームの企画、デザイン、さらには企業の経営に必要なスキルまで身につけたいですね。
ゲームサービス事業に留まらず、お客様の心に感動を届けることのできる、真心とクリエイティブのあるサービスを提供して、マイネットのブランドバリューを高めていきたいです。

まずはゲームサービス事業で一人前に活躍できるようになるのが目標ですが、将来的にはマイネットで運営しているゲームのユーザーさまが気軽に意見を交換したり、二次創作作品を共有したりすることができるプラットフォームを作ってみたいです。オンラインで人と出会うことができ、そのご縁がオフラインにて繋がる場所を目指しています。

素晴らしいビジョンをお聞かせいただき、本日はありがとうございました!

まとめ

いかがだったでしょうか。インタビューをしていてまず感じたのは、お二人とも本当に日本語が上手なことです!しかもただ言葉が上手なだけではなく、しっかりコミュニケーションを取るためには、夢を実現させるためには何が必要か、という目的意識を持って努力を重ねていらっしゃることが印象的でした。

また、韓国にはない日本の文化や価値観に共感し、その中で成長したいという意欲にも感銘を受けました。まさに、ダイバーシティが謳われる今の時代に必要な「人財」だと感じます。

今後もKO R E Cを通じ、お二人のような優秀な人財と日本の企業をつなぐお手伝いができればと思います。