日本企業に内定をもらった韓国人学生へのインタビュー 第二弾!

今回は、日本企業に内定をもらっている韓国人学生インタビュー第二弾として、来年4月から日本の人材系企業で勤務予定のジョン・シウォンさんにインタビューしてきました!

日本企業に就職しようと思ったきっかけや、熱い思いを一緒に探っていきましょう!

日本に行くことになったきっかけ

シウォンさん初めまして!簡単に自己紹介をお願いします!

初めまして!人材系企業に内定をいただいたジョン・シウォンと申します。
本日はよろしくお願いします!

よろしくお願いします!
日本語とてもお上手ですね!留学などされていたのですか?

ありがとうございます!​​今年の4月までに関西大学で留学していました。
また、その前も北海道の釧路で約2年間働いていました。

そうなんですね!!
一番最初に日本に来ることになったきっかけは何だったんですか?

元々韓国ソウルの明洞にあるアクセサリーショップで働いていたんですけど、そこで出会った日本人の社長の方に一緒に働かないかとお声をかけていただいて、北海道の釧路にある観光会社で働くことになりました。日本は、韓国より経済規模もはるかに大きくて、ビジネス的に学べるところが多いため、私にとってはよりチャレンジできる環境だと思い挑戦しました。

そんな素敵な出会いがあったんですね!!
実際、日本で働いてみてどうでしたか?


私は日本の文化が合っていると感じましたし、挑戦できる環境が韓国より整っていると感じたので、このまま日本で活躍していきたいと思いましたね。

そうなんですね!
釧路で勤務後、韓国に戻ってきて大学に編入してますが、それはどんな経緯があったんですか?

釧路で働いていて最初はよかったんですが、やれる業務が限られていたため、もっと色んな事に挑戦したくなりました。そこで、より幅広い知識を学ぶために、韓国の国立大学に編入することにしました。そこで学んでから、日本でもう一度就職しようと考えたんです。

海外からの情報収集は容易ではない!

<韓国でのシウォンさん。右は日本で大会に出たときの表彰状。>

韓国で国立大学に編入されて、そこから関西大学に留学されたんですね?

はい。留学中は勉強だけでなく様々なことにチャレンジしました。重量挙げの体育会の部活に所属して、そこで関西大会に出場したり。大会では4位に入賞することができました!

すごいですね!!
日本就職を本格的に目指し始めたのはいつ頃なんですか??

韓国の国立大学に編入した時点で、もう準備し始めていましたね。期間で言うと1年半ぐらいは就活していました。

そうなんですね。
日本就職を目指しながら一番大変だったことは何ですか?

やっぱり会社の情報を収集することが大変でした。
そこで働いている人の本音が聞きたくても、OBOG訪問などをする方法がないので、口コミサイトなどを通じて知るしかないんです。しかも、そういったサイトのほとんどが、日本の大学に通ってる人しか見れないようなセキュリティー設定になっているんです。情報収集は本当に大変でした・・!

見たいページにアクセスできないって凄くハンディですよね。
具体的にどんな情報が知りたかったんですか?

実際にその企業で働いている人が、「なぜその企業を選んだのか」「働きながら感じる会社に対してのイメージ」などが知りたかったです。

内定先の企業に決めた理由

シウォンさんが現在の内定先で内定承諾をした理由を聞いてもいいですか?

はい。
いつか自分で事業をやりたいと考えていて、社内起業が可能かどうかを軸として見ていました。HR業界は社内起業を活発に行っていることが多いということもあり、自然とHR業界を中心に就活していましたね。
また私が行く予定の企業は、新人の時から副社長のもとで企画職という形で入社することが可能だったので、そこも内定承諾を決めた理由の一つです。高いスタンスを持つ人の下で、色々な事に挑戦しながら成長できるのが、事業を作るにおいて近道なのではないかと考えています。

それは働き始めるのが楽しみですね。
入社予定の会社には、外国人労働者の方が他にもいらっしゃるんですか?

人事部の方の話によると、エンジニアにはいるけれど、総合職の形で外国人労働者を採用するのは私が最初だそうです。
少し不安に思ったんですけれど、私が最初に外国人労働者として働き始めることに何か絶対に意味があって、かつ残るものがあるのではないかと思い決意しました!

「挑戦する」ということに対するマインドがとても強いですね!

ありがとうございます。
早く日本に入国して、一日でも早く働きたいですね!

まとめ

本日は、日本の人材系企業に内定をもらっているジョン・シウォンさんにお話をうかがいました。海外からの就職活動は、サイトのアクセス面からも苦労があると知りましたが、優秀な外国人材への門戸が、今後はこういった側面からも開かれていけばいいなと感じます。

それにしても、シウォンさんは何事にも挑戦する熱量がとても高く、熱い想いを秘めていらっしゃる方でした!シウォンさんが日本で活躍される日を待ち遠しく思います。