【韓国人材の採用企業インタビュー】C2C PTE. LTD.様

韓国人材の魅力について、実際に採用された企業様へのインタビューから紐解くシリーズ第2弾!

今回は、さまざまなCtoCアプリの開発やサービス運用を行う、『C2C PTE. LTD. 』代表のソルさんに、KORECを利用した経緯や、KORECならではの魅力についてお話を伺いました。

韓国に拠点があり、定点的に韓国人材と関われる

C2C社内の様子(2021年9月撮影)

ーC2C PTE. LTD.(以下C2C)は2017年にシンガポールで設立された企業で、さまざまな国籍の方と一緒にお仕事をされている企業だと思いますが、韓国人材についてはどういったイメージだったでしょうか?

ベトナムなどの海外に出向いたり、外国人採用の経験もあったため、韓国人採用についても、寛容でポジティブに考えていましたね。実家が製造業をやっていて、そこで韓国の方の採用も行っていたので、韓国人材の採用自体には全く抵抗ありませんでした。

ー中でもKORECを選ばれた理由などはありますか?

日本に来て留学している人ではなく、韓国で日本語を勉強している人を採用したいと考えていた時期があり、「韓国現地に拠点があって、定点的に韓国人材と関われる」というKORECの利点が魅力的でした。

ー韓国に拠点がある点に、メリットを感じていただけたということですね。

コロナ禍で基本的にオンラインでの採用になることが予測されましたが、やはりオンラインのみの対応だと不安な面もあります。そこで、オンラインとオフラインをしっかりと活用している、いわゆる「ハイブリッド式」であることが、KORECで韓国人採用を始めようと思えた部分でした。

日本語能力だけでなく、ITレベルも高い

C2C社内の様子(2021年9月撮影)

ー面接・イベント等での印象はどうでしたか?また技術レベルについてもお聞かせください。

面接では語学に関してはそもそも心配していませんでしたが、予想通り「一定以上の日本語能力」は当たり前のようでした。緊張から少し固かったり、戸惑いが見られる人もいましたが、コミュニケーションに不安は感じませんでしたね。

やる気が強く見られる方が多く、何事にもハングリーに取り組んでくれそうだという印象です。「日本」という国に興味を持ち、海外就職先に選んでくれているので、日本社会に対しては非常にポジティブで、知識もかなり豊富でした。

また、弊社で採用した職種はITエンジニアなのですが、ITに関する知識は日本の新卒の上位レベルと変わらないレベルでした。基本的なエンジニアリングの知識やプログラミングの知識は習得済みの若者が多いため、入社後にも成長を期待できそうな若者が多かったです。

ー韓国はIT系に人材教育に力を入れていると聞きますが、優秀人材は豊富な印象でしたか?

日本にももちろん優秀な人は多いのですが、競合争いが激しく、上位人材の獲得は非常に厳しいです。韓国の方がまだ市場環境が穏やかなので、上位人材に出会える確率が高いです。競合が増えたら嫌なので、本当はあまり教えたくないくらい(笑)。

また韓国と日本は、アジアの中でも背景や文化が似ており、同じ漢字由来であることから、言語も似ている部分があります。日本に対する知識や理解もある若者が多いです。

「日本で、日本語で働く」という点では、英語圏や東南アジアなど他国の若者を採用するより、韓国人が最も仕事を進めやすいと思いますね。

自社の魅力をしっかりとアピールすることが大事

C2C社内の様子(2021年9月撮影)

ーこれから韓国人材の採用を考えている企業へアドバイスなどあれば!

日本での採用活動でも言えることですが、受け身ではなく、「良い人材を取りに行く!」という気持ちが大切だと思います。黙って待っていても学生が寄ってくるわけではないので。自社のPRを怠らずに、そこはしっかり努力すべきだと感じますね。

コロナの状況が落ち着き、会社紹介イベントなどが開催されるようになれば、なるべく現地で実際の交流を持ちたいと考えています。

実際に採用された韓国人のキムさんにも少しお話を伺いました!

大学でパソコン工学を学んだ後、C2CのITエンジニアとしての採用されたキムさん。ビザの関係で今は韓国でリモートワークを行っています。

ー現在の業務を教えてください。

主にプロジェクトの進行手順に従って必要な文書を整理し、英語、日本語訳を通じて開発チームに伝えるといった業務を行っています。

ー業務をする上で気をつけていることなどありますか?

ミーティングでは、進行の遅延・妨げにならないよう、事前の準備をしっかり行い、漏れがないかなど注意を払っています。

日本と韓国のリモート業務は、例えばちょっとした質問をしたいときなど難しい部分もありますが、社員で実施するレクリエーションなどを通して心の距離を縮めることができています。今後もさまざまな参考資料や事前準備などで業務の効率化を図りたいですね。

まとめ

いかがだったでしょうか。やはり、日本語レベルとしては全く問題なく、プログラミング知識も十分に学んだ優秀な韓国人材に出会える可能性は、大きな魅力だと感じました。

また、日本の企業に就職したい韓国人ならではのハングリーさにも期待できそうです。現在リモートで仕事を行うキムさんも、今後対面でますますの活躍を見せてくれるのではないでしょうか。

優秀な韓国のIT人材に出会えるチャンスを、ぜひKORECで見つけてみてください!