韓国人学生ってやっぱり優秀!KORECインターン生が感じた4つのこと

こんにちは。KORECでインターン生として一年間活動させていただきました、石井です。この一年間で、様々な気づきや学びがありました。間違いなく自分の人生を語る上で欠かせない印象深い経験になったと思います。今回が卒業前最後の記事になりますが、インターンをして初めて気づいた韓国・韓国人学生の印象などをお伝えします。

日本語が流暢な学生に脱帽

高い日本語レベルで就活準備もスムーズに

KORECは韓国人学生の日本就職をサポートするサービスを行っているので、韓国人学生と接する機会が多くあります。その中でも、韓国人学生は日本語での意思疎通に全く問題がないことに本当に驚きました。話す内容も日常会話レベルではなく、日本の就職に関する専門用語や企業研究についてなど、普段は使わない言葉も出てきます。また、自己分析や就活の軸を考える際に過去の経験や自分の性格、価値観など、日本人でも言語化に苦労することも自分の言葉で堂々と話している姿には感心させられました。日本語検定の上級であるN1やN2の取得率が高いことは知っていましたが、資格だけに留まらず、実践レベルまで身についているというのは相当努力されたからなのだと思います。内定を勝ち取った学生や既に日本で働いている社会人の日本語は、もはやネイティブレベルでした。このような努力家な韓国人学生たちに強く影響を受けて、私は韓国語のオンラインレッスンを受講しました(笑)。

日本文化が好きな学生が多い

KOREC Cafeイベントやパーティーにて日本の好きなところを語ってくれた

 日本で就職をしたい理由を韓国人学生に尋ねると、「日本のアニメや漫画が好きだから」と口にする人が多いです。他にも「日本に何度も旅行した経験があり、日本に住みたいと思った」「日本の文化に親しみを感じていたから」などなど。私が韓国の文化に興味を持ち始めた当時は、「韓国の人って日本にあまり良い印象を持っていないのかも」と思っていました。インターンをしてから初めて韓国人学生と交流しましたが、こんなにも多くの学生が日本の文化に触れていて、日本語を勉強して、何度も日本を訪れていることを知り驚きました。韓国総務省のデータによると2022年に韓国人が最も多く訪れた海外旅行先は日本だそうです。

スペックを積むためなら休学もあり!?

 韓国人学生にとって休学制度の利用は一般的です。男性は兵役があるため休学することが多いですが、女性でもインターンや留学、旅行などを理由に利用するそうです。日本就活中の韓国人学生の年齢を見てみると20代半ばから後半であることが多いです。日本では、休学中でも費用が発生する場合がありハードルが高いですが、韓国の大学は休学にお金がかからないですし、私の周りにも2年間ほど休学をしている人は多かったです。休学という選択肢があって羨ましいと思う反面、どうやら就職のためのスペックを積むために休学をせざるを得ないという事情があるようです。韓国の企業は日本のポテンシャル採用とは異なり、スペック重視の採用であるためインターンシップで実務経験をしたり、資格取得のために勉強をしなければならないのだとか。普段は大学の勉強で忙しく、さらにタイミングをみてスペックを積むために休学してスキルを高める…韓国人学生のポテンシャルの高さはこういう事情から形成されているのだと感じました。

まとめ:挑戦を続ける積極的な韓国人学生に感化される

インターンで出会った韓国人学生と、思い出のKOREC入り口にあるイベント看板

これまで韓国人学生に多く関わってきましたが、彼らを一言で表すと、努力家、一生懸命、挑戦する姿勢、積極的、勇気がある、行動派だと思います。このような強みが買われて内定を勝ち取る学生も多いようです。韓国人学生と関わってみて、私自身が勇気を出して新しいことに挑戦したり、インターンで知り合った韓国の友人と会うなど積極的な行動ができたのは、間違いなく、韓国人学生に感化されたからだと思います。ある時、初めて話した韓国人学生が「これからも仲良くしてくれませんか」と言ってくれたことがありましたが、その勇気には本当に感動しました。勇気を持って行動を起こすことで、人生は大きく変わる可能性を秘めていることを実感しました。

 またKORECのインターンでは、韓国人だから、外国人だからと身構えたりイメージに囚われすぎないことも学びました。バックグラウンドや言語が異なるだけで、同じ人間なんだなと思うことも多かったです。文化の違いについて話すことは楽しいですが、それに囚われすぎずに、その人個人をみることも必要だと学びました。