【韓国人材の採用企業インタビュー】株式会社GA technologies様

株式会社GA technologiesは、ネット不動産マーケットプレイス「RENOSY」の開発・運営やSaaS型のBtoB PropTechプロダクトの開発を主軸として不動産業界にイノベーションを起こし続けているベンチャー企業です。「テクノロジー×イノベーションで、人々に感動を生む世界のトップ企業を創る。」ことを理念とし、現在創業10年目。KORECからの採用実績もある企業様です。

今回は人事担当の佐久間さんと、エンジニア職で採用されたキムさんに韓国人材採用についてお話を伺いました!

(以下、KOREC:K、佐久間さん:佐、キムさん:キ)

多国籍人材の採用基準の一つは「コミュニーション力」

<流暢な日本語でインタビューに答えてくれたキムさん。>

K:外国人採用(韓国人採用)に興味を持った経緯を教えてください。

佐:当社は海外にも拠点があり、すでに韓国・中国・タイ・インドなどの多国籍なメンバーが活躍しています。さらなる企業成長に向けてエンジニア職を中心とした採用活動を行っています。先日、韓国で開催されたKOREC主宰イベントにも参加しました。直接、韓国の学生と対話できて大変有意義な時間でした。

K:ありがとうございます!韓国の学生の印象はいかがでしたか?

佐:皆さん本当に勉強熱心ですね。日本での就職を目指して多くの情報を求めていらっしゃいましたし、お互いに励まし合っている姿に感銘を受けました。

キ:私も学生時代、KORECのイベントに参加しました。日本の就職に関する情報が多くあり、すごく役立ちました。また同じように日本への就職を目指す学生と情報交換ができ、とても刺激になったのを覚えています。

佐:それに、KORECさんをきっかけに受けてくださった方のうち2名が来年エンジニアとして入社を予定しています。

K:キムさんは、なぜ日本への就職を希望されたのですか?

キ:大学では心理学とAI・ソフトウエアを勉強しており、在学中に1年間日本でワーキングホリデーをした際に、日本語を活かした仕事に就きたい!日本で働きたい!という気持ちが強くなって。そこから日本で就職するためにはどうしたらいいか、調べていきましたね。

K:日本への就職活動において何に注力しましたか?

キ:「自己分析」と「コミュニケーション力」です。当初は大手企業志望でしたが、自己分析で変化・挑戦・チャレンジ・任せられるやりがい…そんな要素が自分に合ってると気づき、GA technologiesと出会いました。あとは自分の気持ちを正しく伝えられる日本語レベルの保持にも注力しました。

K:韓国の学生は日本語レベルN1、N2資格を保持している方も多いですよね。

佐:はい、ですが日本語レベルはシビアに判断させていただいています。募集職種はエンジニア職ですが、不動産という専門性も追加されるため、コミュニケーション力がとても重要と捉えています。確かに言語資格取得は素晴らしいことですが、必ずしもそれがコミュニケーション力に繋がるわけではないと感じていますね。

キ:業界用語は韓国語で意味を調べて日本語でどう言うのかまた理解して…の繰り返し。自分だけで勉強するより、周りの人に聞いた方がより理解が深まることも多いです。そういう意味でもコミュニケーション力は重要だと思います。

社員と企業の成長を支える充実した研修制度

<約1000時間の独自研修システム「GA Boot Camp」でエンジニアとしての不安を払拭して入社できたそう。>

K;実際に入社してみていかがですか?

キ:意思決定がかなりスピーディーで会社としても個人としても成長が早いと感じています。慎重だけれど業務スピードが遅い、という日本企業のイメージが覆りましたね。

K:具体的にどういう部分で個人の成長を感じていますか?

キ:私がプログラミングを学んだのは大学3年生からで、他の人よりも知識やスキルが劣っているのでは?と不安でした。ところがGAは選考途中に1ヶ月間の研修体験プログラムがあり、さらには、内定承諾後から入社までの期間(約1000時間/個人差あり)で独自の研修システム「GA BootCamp」が組まれているので、しっかり勉強して入社することができました。

佐:この研修システムでは、育成に力を入れているCTO直下で運営しており、技術責任者が1対1でフィードバックしエンジニアとして必要な基礎知識・技術の習得をしていただきます。そして実際のプロダクトを元にしたコーディング・プログラミングを通して、現場で通用するような知識・技術へと昇華させます。

k:入社前にすでに基礎力がついているから、入社後の成長スピードも早い、ということですね?

キ:そうですね。入社2年目で現在の社内システムを構築・実装するプロジェクトチームに配属されて、実際にプロダクトをどう動かすか各部署と調整するなど多くの経験ができています。スピード感と成長を感じられる理想的な環境です。

佐:会社の成長を担うエンジニア職の育成に力を入れているところが弊社の特徴であり、バックグラウンド問わず成長できる理由だと思います。

共に高みを目指す「人柄」にも注視

<実は佐久間さんとキムさんは同期!和気藹々とした雰囲気が伝わりました!>

K:今後の採用方針はいかがでしょうか?

佐:不動産とテクノロジーという領域(不動産テック)は10数年前から注目されており、海外ではユニコーン企業も多く誕生しています。私たちGA technologiesは、まず日本でその先頭を走り続けたいと考えているので、そのためにも常に高みを目指して一緒に成長できる人材を募集していく方針です。

キ:実際、その高い目標のために地道に努力している人が多いと感じていますし、私も共に目指していきますよ(笑)!まず近い目標はプロダクトを1人で担当し、さらにはリーダーに、最終的にはCTOくらいのレベルを目指したいですね。

K:「世界のトップ企業を創る」ために本気になれる人ということですね?

佐:はい。私たちの大切にしている価値観(GA GROUP SPIRIT)の「HEART(誠実さ、素直さ、謙虚さ)」や、「GRIT(情熱、粘り強さ、やり抜く力)」に共感いただき、体現できている方を求めています。価値観を共有できるかどうかの「人柄」にも注視しています。選考中のやりとりや研修中の態度から、「完璧じゃない自分を認められる人」であるかどうかは見ていますね。

キ:なんとなく研修中に、その辺のところを見られていた気がします(笑)。単純なことかもしれませんが、締め切りをちゃんと守るとか。周りの様子を見ながら助け合う声かけとか。Boot Campを一緒に頑張った同期とも当時の話はよくします。今後も皆で切磋琢磨していきたいですね。

まとめ

今回は、不動産業界にイノベーションを起こし続けているGA technologies様にお話を伺いました。世界のトップ企業を創るという理念のもと、国籍にこだわらない採用活動をされていますが、その中でも確固たる採用理念と充実した研修制度が特徴的でした。目指すべき高みへ向かうスピード感とやりがいに満ち溢れていた佐久間さんとキムさんの今後のご活躍が楽しみです!

こちらもおすすめ

「自社で活躍する外国人材」を獲得するためのポイントとは?

採用基準を明確化することで、いかに外国籍人材の採用を成功に導くことができるのか、大事なポイントをご紹介しています!