入国制限が大幅緩和!今改めて考える、採用市場における韓国人材の魅力とは?

コロナ禍で入国制限がかかっていた状況にいよいよ変化が!今月8日から、海外のビジネス関係者や留学生、技能実習生の新規入国を認めると政府の発表がありました。

直接会っての採用活動がしやすくなるのはもちろん、リモート勤務を余儀なくされていた外国人材の動きも出てくると思います。優秀な外国人材の活用に向け、争奪戦が繰り広げられる日も近いのではないでしょうか。

今回はそんな状況を見据え、改めて韓国人材の魅力についてお伝えしていきます。

日本語能力がとにかく高い!

隣国として文化的交流も長い韓国。小さい頃からアニメや漫画で日本文化に親しんでおり、日本への留学経験を持っている韓国人も少なくありません。

日本語能力試験(J P T)の受験者でも、試験直前まで熱心に勉強しているのは韓国の方が多いというお話を伺いました。実際、KO R E Cに登録している韓国人材の多くが日本語能力試験(J L P T)のN1、N2レベルという、日常生活を過ごす上で問題なく読み書きできるレベルを保持しており、採用活動を行ったことのある企業様からも、日本語の心配はほとんどなかったとお声をいただいています。

文化的に似ているので馴染みやすい!

家では靴を脱いで過ごす、箸でご飯を食べる、漢字ルーツの言語を持つ等々・・、日本と韓国の文化は近しい要素がいくつもあります。その上、前出したようにT Vや本などで小さい頃から日本文化を知っている韓国人材は、他の国の人と比較して現場に馴染むのが早いようです。

また、昨今の日本国内の韓流ブームもあり、採用された企業様の中では、韓流ドラマやK-popの話題でよく盛り上がるというお話もありました。

競争社会で磨かれた生き抜く力

韓国の学歴社会は有名です。小さい頃からいい大学に入ること、大手企業に就職することを目指し、努力を積み重ねます。

なぜこれほどまでに韓国の若者が大手企業を目指すのかは、韓国の財閥企業を始めとした大手企業と、中小企業との間にある大きな格差が原因に挙げられますが、とにかく韓国では、大手企業という狭き門を通るため、少しでも選ばれる人材になるため、資格や経験値の取得に熱心に取り組みます。なので、在学中からプログラミングなどの資格や留学経験などを積んでいる人が豊富です。

また、男性は兵役もあります。多くの韓国人男性は大学在学中に兵役につくので、就職する前から過酷な経験を積んでいることになります。韓国留学生へのインタビューを行った際も、兵役を経験し、どんな状況でも仲間と共に頑張りきる能力が養えた、と話す人が多かったです。

新規入国制限についての緩和策

出入国在留管理庁から在留資格の事前認定を受けているにも関わらず、来日できていない外国人の数は約37万人に上るといいます。入国者の数は1日あたり3500人ですが、11月下旬には5000人程度に引き上げることも検討しているそうなので、外国人材市場に活気が戻ってくるのは間違いないでしょう。

韓国人材とそれを求める企業にとって、少しでも多くの良いマッチングが生まれるのを願うばかりです。

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