将来の顧客を獲得!大学生へのプロモーション&マーケティングをおこなうべき理由

人は誰でも歳をとります。

そして、さまざまな世代によって受ける商品やサービスも異なります。

そしてどの企業であっても各世代についての傾向や思考を押さえ、

どのような商品・サービスが心を捉えるのかを知っておきたいですよね。

今回は若者の中でもターゲットにしやすい「大学生」へ

プロモーション&マーケティングをおこなう重要性において解説します。

自分とは世代が違いすぎてどのようにアプローチをおこなえばわからない、という方に、

是非参考にしていただければと思います。

1.大学生へのプロモーション&マーケティングが大切な理由

旺文社教育情報センターは2020年11月2日、

50年間で大学数・学生数とも倍増!」と題した資料を公開しました。

2020年度の大学生数は291万6千人、大学数は795大学となり、

これは50年前から約2倍の増加となりました。

そして、この影響力のある若いグループへのプロモーション&マーケティングは、

生涯にわたる顧客を生み出す強力な方法です。

その理由を具体的にみていきましょう。

1.購買行動へ繋がる時間と機会が豊富

大学生は高校生とは違い、自らアルバイトをしてお金を稼いだりすることで、

より多くの支出をおこなうようになります。

日本学生支援機構(JASSO)の「平成30年度学生生活調査結果」によると、

大学生の年間支出額は学費と生活費を合わせると、

約191万円(学費:120万円/生活費70万円)と発表されました。

社会人に比べると、扱うお金はもちろん小さいですが、

大学生たちの裁量支出は、データからもわかるように年々増え続けています。平成30年度学生生活調査結果より_大学生の裁量支出

そして、大学を卒業すると、

彼らの支出金額は収入にともない増え続けていくと推定し、考慮することが重要です。

また社会人になった彼ら彼女らの収入は一般的に比べて高く、世代的にも寿命が長いことから、

消費者としての生涯価値が高いことを意味します。

そのようになる可能性が高い大学生は、

大学生である間、時間に余裕があり、購買の機会が多い時期にいます。

この期間にプロモーション&マーケティングをおこなうことは、

彼ら彼女らの購買意欲・行動への将来的な影響をもたらすのです。

2.自社の認知をUP

大学生に対し積極的にプロモーションやマーケティングをおこなう行為は、

自社の認知度UPに直結します。

特に新卒採用をおこなっている場合、

大学生にとっても「この商品・サービス聞いたことある!」という親近感があった方が、

受けてみたくなるものです。

売り手社会の新卒採用市場において、

早め早めのうちから、自社・自社商品・自社サービスを並行でプロモーションすることは、

企業にとっても重要な項目となるでしょう。

3.将来の顧客を獲得できる可能性

そしてなにより、大学生のうちに一度でも顧客になってもらえれば、

近い将来より多くのお金が動く可能性があるでしょう。

「今の若者はモノを買わない」という声をよく聞きますが、

前提としてこれは若者だけの消費意欲が低いのではなく、

世代を超えて全体的に消費を抑える時代なのだということを認識しておきます。

そして、環境や情報の変化により、

売り手市場から買い手市場にはなっていますが、

全ての消費行動には、「情報収集・吟味・購入する」という行動が通じています。

つまり、この初期段階である情報収集をいかに企業側から提供できるかが、

全てのプロモーション&マーケティングにおいては重要となってきます。

大学生というこれからを牽引する世代に対し、

早めのうちからアプローチすることで、

将来的に大きなビジネスチャンスにつなげることができるでしょう。

2.どのようにすれば大学生へアプローチができるのか?

では、どのようにすれば、

大学生に対しプロモーション&マーケティングすることが可能なのでしょうか?

ここではその手法について説明します。

1.情報収集経路を把握する

まず、どのように大学生たちは情報収集をおこなっているのかを理解しましょう。

株式会社オプトがおこなった「若者世代の購買行動変化」を参考に解説していきます。

若者世代の購買行動変化_購買行動変化

若者世代の購買行動変化_認知

若者世代の購買行動変化_購買きっかけ

参照元:株式会社オプト「若者世代の購買行動変化」を調査

前提として、第一世代は14歳~22歳で特に、若者世代と言われる層です。

そして第二世代23歳~32歳、第三世代33歳~49歳、第四世代は50歳以上、と続きます。

こちらのデータは、大学生だけに分けられたものではありませんが、

購買行動に大きな変化が出る中高生・大学生がまとめられています。

そしてこのデータをみていただくと、

購入場所はどの世代も同じですが、「認知」「検討」にばらつきがあります。

若者世代は、

「キュレーションサイト」や「検索エンジン」「ショッピングモールサイト」などで認知をし、

購入のきっかけとし、「SNSフィード_個人ユーザー情報」「検索エンジン」比率が高まっています。

また図からもわかる通り、

若者世代ほどテレビや雑誌、ラジオの広告に気づく可能性の割合は他に比べ低くなっています。

その代わりに多くの若者はキュレーションサイトなどを暇つぶしメディアとして活用しており、

多くの情報をそれらから収集するようになっています。

このような情報過多な時代なので、

プラスアルファで今「知人・友人の口コミ」という項目があれば、

「購買・利用のきっかけ」としてそれも間違いなく上位にくるでしょう。

リアルな情報源は若い世代であるほど、より大きな影響力を及ぼします。

2.実践的情報提供の手法

では、リアルな情報を大学生界隈に広めるためには、

どのような手法でプロモーション&マーケティングをおこなえばよいのでしょうか?

ここではいくつかの手法を例としてご紹介します。

1.ソーシャルメディア

まず定説なのは、若者世代に相性のいいソーシャルメディアを活用したものでしょう。

しかし、企業のPR感・宣伝感の強いものは敬遠されやすい傾向にあります。

成功事例として、シャープやタニタなどが自社SNSを活用し、

成功していますが、運用の手間もかかるので、

一般的な企業が継続しておこなうには人員的にも厳しいものがあります。

シャープ公式ツイッター、なぜこんなにフォロワーがいるの? | 文春オンライン

まずこれら2社がプロモーションをSNS上で成功している要因として、

1.PR感がない

2.馴染みやすい投稿

この2つを徹底しているからと推測されます。

しかし、成果地点がどこにあるのかにより、

成功か否かは異なってきますので、

「効果測定」と「ブランドバランス」を考えてプロモーションをする必要性は欠かせません。

2.大学生サークル・団体の活用

では、実際にターゲットとなる大学生のみに情報提供をおこなうため、

もっとも適切な手法は何があるのでしょう。

ソーシャルメディアの活用は同じく欠かせませんが、

先ほど述べたように自社での運用などには非常に時間と労力がかかります。

そういった場合は既存の大学サークルや団体を活用するのもアリでしょう。

例えば大学サークルや団体であれば特定大学から形成されているコミュニティなので、

そこに対しピンポイントで自社商品やサービスの紹介、

もしくは拡散の源となってもらえれば、

求める層をメインにプロモーションすることが可能となります。

もし自社でそのような層とのコネクションがない場合は、

弊社ビーウェルをご活用ください。

10年以上大学生と関わりがあり、

つながりのあるサークル・団体も全国に350以上あるので、

さまざまな手法を用いて適切なプロモーション&マーケティングをすることが可能です。

3.まとめ

いかがだったでしょうか。

自社商品・サービスの売り上げには直結しにくいと思われがちな大学生ですが、

将来的な売り上げや自社の認知度向上を考えれば、

これほどアプローチしやすい層はありません。

もちろん、自社商品・サービスとの相性もありますが、

この機会に大学生へのプロモーション&マーケティングを今一度検討してみてはいかがでしょか。

もしご検討されている場合は、お気軽に弊社ビーウェルまでご相談ください。

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