はじめに
2024年、多様なトレンドが生まれた中で、大学生たちが選ぶ「流行語」は、社会や文化の変化を反映しています。
本記事では、最新のアンケート結果をもとに、若年層の行動や価値観を理解するためのヒントを探ります。
調査対象及び、実施の背景
先日の「ユーキャン新語・流行語大賞」では、年間大賞が「ふてほど」に決まりました。
「ふてほど」とは、大ヒットしたTBS金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』の略称であるということですが、「ふてほど」は本当に大学生の間でも流行っていたのでしょうか?
本アンケートでは、今回ノミネートされた流行語の中から「今年最も流行した言葉」を選び、その理由や使用場面を回答してもらいました。
近年、大学生を含むZ世代は、SNSや動画サイトを中心に新たな文化を形成しています。企業にとって、彼らの流行語や行動パターンを理解することは、効果的なマーケティング戦略の鍵となります。
対象:全国の大学生
期間:2024年10月~11月
方法:オンラインアンケート
サンプル数:603名
質問項目
大学生が選ぶ流行語
アンケートでランクインした流行語トップ3は以下の通りです。
これらのワードは、それぞれSNSや動画サイト、日常会話で頻繁に使われることで支持を得ました。
選ばれた理由
1位:界隈
20代・男性 |
ネットだけでなく、リアルな場でも用いられるようになってきているから。
|
10代・女性 |
SNSや動画サイトでもよく聞いた(見た)し、なにより自分も口にしたから。
|
2位:Bling-Bang-Bang-Born
20代・女性 |
2024年上半期に日本だけでなく世界中で流行していたため。
|
10代・女性 |
動画サイトでその言葉を1番聞いたから。
|
3位:もうええでしょう
10代・女性 |
友人との会話でよく使ったから
|
20代・男性 |
自分の周りで使っている人や、SNS上などでも使っている人を多く見かけた。
|
TOP3ワードが頻出していた媒体
先述したTOP3のワードはどの場面や媒体でよく使われたのかを表したのが以下の通りです。
その他のワードに対する流行度
今回のアンケート調査ではTOP3以外にも様々なワードの流行度を測ることができました。
以下は2024年多数のメディアでも目にした流行語の流行度です。
まとめ
2024年の大学生が選ぶ流行語は、デジタルプラットフォームやリアルの場での言葉の広がりを映し出しています。
多くの企業にとって、このような若年層のトレンドを把握し、共感を呼ぶクリエイティブ制作が求められます。
株式会社ビーウェルでは、大学生やZ世代のデータ分析を基に、最適なマーケティング戦略を提案します。新たなプロジェクトのご相談やターゲット層の深掘りをお考えの方は、ぜひ以下のリンクよりお問い合わせください。