【新卒向け】履歴書の書き方~完全解説~

新卒で就職活動を始めると履歴書を書くことが求められます。初めて就職活動をおこなう学生は「履歴書の正しい書き方を知りたい」「履歴書を出す際に気をつけるべきことを知りたい」と悩むことも多いのではないでしょうか。

この記事では、「履歴書の選び方」「履歴書を書く前の準備」「履歴書の書き方」についてご紹介します。最後までお読みいただき、正しい履歴書を提出できるようになりましょう。

ALPSCHOOLでは、履歴書の添削も含めた就職活動のサポートをおこなっております。就職活動で不安なことがある方やプロに就職活動の相談をしたい方はお気軽にご連絡をください。

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履歴書の選び方

まずは履歴書の選び方についてご紹介します。就職活動では企業が履歴書を指定することもありますが、指定しないこともあります。履歴書にはさまざまな種類があるため、企業の指定がない場合はそれぞれに合わせて履歴書を選ぶようにしましょう。

履歴書の種類

今回は3種類の履歴書をご紹介します。今回ご紹介する履歴書の中で新卒就活に向いているのは「大学指定の履歴書」または「新卒用(一般用)」です。

JIS規格

JIS規格とは、日本産業規格のことで日本の産業製品に関する規格が定められた日本の国家規格にのっとって作られています。JIS規格の特徴は、自己PR欄が小さいことです。また、学歴・職歴・免許・資格の欄は比較的大きく用意されており、新卒での就職活動にはあまり向いていないと言えます。

大学指定の履歴書

大学指定の履歴書とは、各大学の指定している規格であり新卒での就職活動に役に立ちます。JIS規格と比較すると、自己PRの欄が大きく志望動機や学生時代に頑張ったことを記載する欄を設けていることがあります。他にもゼミの研究内容を記載できるものがあったりと自分をアピールするのに適した履歴書です。企業からの指定がない場合、大学指定の履歴書を用いることをおすすめします。

新卒用(一般用)

新卒用(一般用)履歴書は、メーカーによっては「新卒用」と呼ばれたり「一般用」と呼ばれたりします。自己PRの欄が大きく、スポーツ・クラブ・文化活動という学生向けの項目が用意されているのが特徴です。メーカーによって規格が異なるので自分に合った規格を探しましょう。

履歴書を書く前の準備

続いては履歴書を書く前に準備するものをご紹介します。履歴書を書き始めてから慌てないよう、事前に準備物の確認をしてください。事前準備が必要なのは「履歴書」「封筒」「写真」「印鑑」の4点です。

履歴書

1点目は履歴書です。先ほどもご紹介した通り、企業から指定がある場合は企業指定の規格にそって履歴書を用意しましょう。企業からの指定がない場合には「大学指定の履歴書」または「新卒用(一般用)」の履歴書がおすすめです。履歴書のサイズは基本的にはA4サイズを選べば問題ありません。

封筒

2点目は封筒です。封筒は白色でも茶色でも問題はありませんが、企業には日々多くの郵便物が届くため、他の郵便物と混ざらないように白色の封筒をおすすめします。封筒のサイズはA4の履歴書が入る大きさであれば問題ありません。郵送の際に他の荷物とぶつかって折れないようにクリアファイルに入れる工夫があると相手への気遣いが見て取れるためおすすめです。

写真

3点目は写真です。履歴書に貼付する写真は基本的に縦4cm・横3cmですが履歴書によってサイズが違う場合もありますので事前に確認しておきましょう。履歴書の写真を撮影するために証明写真機を利用する学生が多いようですが、スマホのアプリでも証明写真は撮影できます。

印鑑


4点目は印鑑です。履歴書の中には印鑑の押印が必要なものもあります。購入した履歴書を見て押印欄があるかの確認をしましょう。また、企業からの指定で押印必須の場合は押印できるスペースのある履歴書を選ぶようにしましょう。丁寧に履歴書を書き進めたのに印鑑がなくて期限に間に合わないということを防ぐためにも履歴書を書き始める前に印鑑を用意するようにしましょう。

履歴書の書き方

ここから本題の履歴書の書き方についてご紹介します。

ALPSHOOLでは、履歴書の作成や模擬面接など就職活動を全体的にサポートしています。履歴書の書き方がわからず不安な方や面接の事前準備をしたいという方はぜひお気軽にご連絡ください。

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基本情報

まずは基本情報の書き方についてご紹介します。

 

名前
履歴書に記載する名前は戸籍謄本に従います。戸籍謄本で難しい漢字が使われている場合でもそのまま記載することが大切です。
 
日付
履歴書に記載する日付は履歴書の記載を始めた日ではありません。郵送する場合は投函日を記載し、面接会場で直接面接官に手渡す場合は面接日を記載します。

年の記載に関しては、「2022年」のように記載しても「令和4年」のように記載しても問題はありません。ただし、履歴書ないで西暦と元号の表記は統一することを心がけましょう。

 

住所
履歴書に記載する住所は都道府県から書き始め、省略することなく書くのが一般的です。また、番地についても「1-1-1」と記載するのではなく、「1丁目1番地の1」と記載してください。マンションに在住の場合はマンション名や部屋番号も省略することなく記載する必要があります。

 

電話番号
履歴書に記載する電話番号は最も連絡の繋がりやすいものを一番上に記載しましょう。携帯電話と固定電話の両方を記載することが望ましいですが、固定電話がない場合には携帯電話の番号のみで問題ありません。

 

メールアドレス
履歴書に記載するメールアドレスは就職活動に相応しいものにしましょう。キャラクターの名前や意味不明な文字列ではなく、苗字や名前の一部をアドレスとすることをおすすめします。企業からのメールには添付ファイルがついているものもあるため、キャリアメールではなくGmailのようなPCで添付ファイルを確認できるアドレスを保持しておくことが望ましいと言えます。

 

学歴・職歴
新卒で就職活動をする際には職歴はありません。学歴・職歴欄の1行目中央に「学歴」と記載し、次の行から学歴を記入します。

新卒採用においては中学校卒業年月日から書き始めることが一般的です。学校名は省略せずに記載するよう心がけてください。県立高校の場合は「〇〇県立××高等学校」と記載します。

大学や専門学校は正式名称での記載が必要なことに加え、学部・学科・選考コースの記載も必要となります。多くの就活生は卒業前に就職活動を行っているため、学歴の最後は「卒業見込」と記載することになります。

アルバイトやインターンシップでの職業経験は職歴には該当しないため記載は不要です。

 

資格・免許
資格・免許を記載する際にも正式名称での記載が必要です。
普通運転免許の場合は「普通自動車第一種運転免許」と記載する必要があります。

 

趣味・特技
趣味・特技の欄には趣味や特技を記載します。
記載項目としては趣味・特技ですが、履歴書を書く際には自己PRのつもりで記載しましょう。趣味や特技を単語として記載するためではなく、どのような経験をして特技になったのかを記載できるとあなたの魅力が伝わります。趣味・特技も貴重なアピールの場所なのでしっかりと記載することをおすすめします。

 

自己PR・志望動機
自己PR・志望動機には自己PRや志望動機を記載します。履歴書によって枠の大きさが異なりますので枠からはみ出ない範囲で記載しましょう。自己PR半分と志望動機半分の割合での記載が一般的です。

すでにエントリーシートを書いたことがある方は同じ内容で自己PRを記載しても問題ありません。下書きをせずに書き出してしまうと枠が余ってしまったり、枠からはみ出てしまうことがあるため、鉛筆やシャープペンで下書きをして上からボールペンで重ねて書くことをおすすめします。ボールペンで書いたことに満足して下書きを消し忘れないように注意が必要です。

自己PRについてお悩みの方は下記の記事もぜひご覧ください。

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本人希望記入欄・その他欄
本人希望欄には「貴社の規定に従います」と記載すれば問題ありません。健康上の理由や家庭の事情など企業に伝えておく必要がある場合はここで記載します。

まとめ

この記事は「履歴書の書き方がわからない」という悩みを解決することを目的として「履歴書の選び方」「履歴書を書く前の準備」「履歴書の書き方」についてご紹介しました。履歴書は企業に対してあなたをアピールするための大切な書類です。不備がないことや一般常識に従った書き方をすることは前提として、心を込めて丁寧に記載するよう心がけましょう。

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