就活の軸の見つけ方!~企業の選び方もご紹介~

多くの就活生と話をするなかで、就職活動の軸が定められずに困っている人、そもそも就活に軸が必要なのかと疑問をいただいている人の多さを感じています。この記事を読んでくださっているあなたも同じような悩みを抱えているのではないでしょうか。

就職活動では、自分が何を大切にするか、自分自身のアイデンティティを見つけること、将来どのようになりたいのか定めることの3つが非常に重要です。そのなかでも、自分が企業を選ぶ際に何を大切にするのかを決めることが「就活の軸」を定めるということです。就活の軸を見つけることができれば、企業選びの効率化や面接の通過率が上がるといった効果が期待できます。

本記事では、就活の軸の見つけ方や必要性、就活の軸を聞く人事の意図について解説していきます。就活の軸が見つけられず悩んでいる人や今ある軸に自信を持てない人はぜひ最後まで読み進めてください。この記事を読むことで就職活動が前進すると嬉しく思います。

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就活の軸とは?

就活の軸が定まらずに困っている就活生のなかには、就活の軸がどのようなものなのかを知らない人が多くいます。今ある就活の軸に自信を持てない就活生の多くも、同じような理由であると感じています。
そもそも就活の軸とは、企業を選ぶ上で大切にしたいことです。

就活の軸と言われると難しく感じますが、企業を選ぶ上で大切なことと言われれば1つ2つは思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。20代で1,000万円稼げる会社が良い、給与は高くなくても休みの取りやすい会社が良い、人間関係が良好で同期とプライベートでも旅行に行けるような会社が良いというように何かしらの理想があるはずです。

初めは選考対策のことを考えず、自分にとって理想の会社を探してみましょう。理想の会社の考え方については、就活の軸の見つけ方でお伝えします。

就活の軸の見つけ方

就活の軸は企業を選ぶ上で大切にしたいことと言い換えることができるということはご理解いただけたと思います。では、企業を選ぶ上で大切にしたいことを見つけるための手順を紹介します。

就活の軸の見つけ方①「理想的な条件を感覚で書き出す」

まずは理想の条件をすべて書き出してみましょう。他の人に見せるものではないため、できる限り自分の心に嘘をつかず、思いつく限りの条件を書き出すことが重要です。もう1つ意識していただきたいのが、感覚的に書き出すことです。後のステップで理由づけはおこなうため、まずは感覚的に書き出しましょう。

就活の軸の見つけ方②「書き出した条件に理由をつける」

思いつく限りの条件を書き出すことができたら理由づけをおこないましょう。このステップを1人で乗り越えることは非常に困難なため、知り合いの社会人や就活サポーターに自分の考え方を伝え、アドバイスをもらうことをおすすめします。

理想的な条件として、平均年収1,000万円を書いたとします。このステップでは、本当に1000万円もお金が必要なのかを具体的に考えていくことになりますが、1人で進めようとすると非常にストレスです。誰かと話しながら楽しく理由づけをおこなうことでストレスを軽減し、1人で考え込むよりも精度の高い理由づけが可能です。

このステップでは、感覚的に書いた条件を変えることを恐れないように意識しましょう。平均年収1,000万円の会社が良いと思っていたけどよく考えたら40歳で800万円あれば十分だと気がつくこともあります。

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就活の軸の見つけ方③「条件に優先順位をつける」

最後に優先順位をつけて終わります。優先順位をつけない場合、すべての条件を満たした企業しか選考を受けられない、複数社から内定をもらったけど就職先を決めきれないという問題が発生する可能性があります。
優先順位をつける際には、すべての条件に順位をつけようとするのではなく、2つの条件を見比べながら進めていくことをおすすめします。

例えば、「平均年収800万円」「募集職種:マーケター」「上下関係のない会社」という条件に優先順位をつけるのであれば、次のように2つを比較する式を3つ作ります。

【式1】平均年収800万円<募集職種:マーケター
【式2】平均年収800万円<上下関係のない会社
【式3】募集職種:マーケター>上下関係のない会社

この結果、「募集職種:マーケター」>「上下関係のない会社」>「平均年収800万円」という優先順位をつけることができます。このように優先順位がつけば、マーケターを募集している企業を受けるという意思決定ができます。

就活の軸が必要な理由

ここまでで就活の軸がどのようなもので、就活の軸を見つけるためには何をすれば良いのかご理解いただけたと思います。ここからは就活の軸が必要な理由をお伝えします。

就活の軸が必要な理由は、「選考を受ける企業を効率よく探すことができる」「就職先の最終決定に役立てることができる」「選考対策になる」の3つです。

就活の軸が必要な理由①「選考を受ける企業を効率よく探すことができる」

前述の手順に従って就活の軸を定めることができれば、選考を受ける企業を選ぶことができます。ナビサイトの条件検索を活用して就活の軸に合う企業を選びましょう。

就活の軸が必要な理由②「就職先の最終決定に役立てることができる」

複数企業から内定を獲得すると最終決定で悩むことになります。就活の軸を定めて受けた企業のなかで優劣をつけるということは、軸に合った企業しか選考を受けていないなかで、最終決定をすることになるので優先順位もつけておくことが大切です。

就活の軸が必要な理由③「選考対策になる」

就活の軸を定めることは選考対策にもなります。面接で就活の軸を聞かれた際に回答に困らないことはもちろん、志望動機を考える際にも役に立ちます。就活の軸を見つけるために理由づけをするステップがありました。こちらのステップでは、過去の体験や将来像を考える必要があります。その際に考えた過去の体験は自己理解を深めることにつながり、自己PRや強みのアピールにつながりますし、将来像を考えておくことで入社後にやりたいことを明確にすることにもつながります。

まとめ

本記事は、就活の軸を定めることに困っている就活生や就活の軸が必要なのか疑問を持っている就活生の悩みや疑問を解決するための記事でした。あなたの悩みや疑問は解消されたでしょうか。

就活の軸とは、企業を選ぶ上で大切にしたいことだとお伝えしました。就活の軸と聞くと難しく感じますが、楽な気持ちで企業を選ぶ上で大切にしたいことを考えてみてください。具体的には、「企業に求める理想的な条件をできる限り書き出す」「求める条件に理由をつける」「条件に優先順位をつける」の3ステップで考えることをおすすめします。

就活の軸が必要な理由として、「選考を受ける企業を効率よく探すことができる」「就職先の最終決定に役立てることができる」「選考対策になる」の3つをお伝えしました。こちらについてもご理解をいただけたと思います。

本記事を読んで、疑問がある方はぜひALPSCHOOLの面談で質問をしてみてください。プロの就活サポーターがあなたの疑問に答えます。