【企業担当者必見】地方学生を自社採用するには!?地方学生の就職活動の特徴

昨今、就活において新卒学生は売り手市場となっています。

「なかなか求めている人材を獲得できない」と

お悩みの採用担当者は多いのではないのでしょうか?

                 

このような状況を打破するために、

今注目されているのが地方学生の採用です。

              

今回は地方学生の就活状況や、採用するメリット・デメリット、

実際に採用に成功している企業例をまとめてみました。

                    

地方学生採用に向いている企業の特徴は?

それでは最初に、どのような企業が地方学生採用に向いているのかを見ていきましょう。

地方配属の可能性がある企業

地方学生の魅力の1つは都市部での勤務にこだわらない点です。                      

            

都市部の学生は地方で生活することに抵抗のある人が多いため、

地方に配属される可能性がある企業は避ける傾向にあります。

それに比べて、地方学生は大学時代を地方で生活しているため、

地方に配属されることを不満に思うことが少ないです。

              

このため、同程度の能力を持つ学生を採用するのであれば、

都市部の学生よりも地方学生を採用する方が

企業に貢献をしてくれる可能性が高いと言えます。

自動車免許が必要な企業

公共交通機関の少ない地方で生活をする上で、欠かせないのが車の運転です。

ほとんどの地方学生は高校卒業と同時に自動車免許を取得しています。

        

さらに、都市部の学生に多く見られる自動車免許は持っているものの、

ほとんど運転をしないペーパードライバーが地方学生には少ないです。

           

入社後に練習をする時間を設ける必要がなく、

事故が起きる確率が低いという点で地方学生は優れていると言えます。

データから読み取る!地方学生の就活事情

それでは次に、実際のデータから地方学生の就活の実態を読み解いていきましょう。

地元志向が基本

2021年6月2日に朝日新聞EduAが

就職活動に関するアンケート結果」を公開しました。

このアンケートは2022年3月卒業予定の、

全国の大学生と大学院生681人を対象に行われました。

                       

1枚目のグラフによると47.4%学生が、

地方出身者が出身地に戻って就職するUターンや

大都市出身者が地方で就職をするIターンを希望すると回答しました。

                    

また、この理由が2枚目のグラフに記載されています。

「家族と一緒に暮らしたい」や「地元に貢献する仕事がしたい」、

「地元や地方の求人に魅力を感じる」などが挙げられています。

地方出身の学生は地元を大切に感じているからこそ、

大学卒業後は地元に貢献したいと考えているようです。

参照:朝日新聞EduA コロナで大学生の地元志向強まる Uターン、地方就職希望が倍増 https://www.asahi.com/edua/article/14362103?p=1

就活の開始時期は夏ごろ

地方学生の就活の時期を把握しておくことは、

地方学生採用を希望している企業担当者の方にとってとても大切なことです。

具体的に何月ごろなのかを確認していきましょう。

              

下のグラフは、2020年2月にキャリア教育支援NPOエンカレッジが実施した

就職活動に関するアンケート」の一部です。

            

この結果を見てみると、6月と8月に開始する学生が多いようですが、

都市部の学生と比較をしてみると大きな特徴があります。

               

都市部の学生の多くが6月に就活を開始するのに対して、

都市部の学生は8月に開始する人の割合が高いと言えます。

      

つまり、地方学生は秋のインターンに間に合うように就活を開始する人が多いようです。

参照:Reccoo 【21卒】地方学生の就活動向は?開始時期からインターン、就活軸まで徹底調査【就活アンケート】 https://contents.reccoo.com/articles/259

地方学生を自社採用するメリット/デメリット

続いて、地方学生採用のメリットとデメリットについてまとめていきます。

メリット

①真面目で優秀な学生を獲得できる

大学周辺に娯楽施設が少ない影響もあり、

地方学生の多くは勉強や部活に打ち込む毎日を過ごしています。

            

また、地方学生は受動的に流れてくる情報量が少ない傾向にあります。

そのため、日常的に自ら積極的に情報を集めることが癖づいている人が多いです。

         

そのため、地方学生は持ち前の勤勉さと情報収集能力を駆使して、

企業に貢献してくれる人材になると言えます。

②地方開拓に繋げられる

「地方学生採用に向いている企業の特徴は?」でお話ししたように、

地方学生にとって地方配属は抵抗がないことが多いです。 

                  

そのため、都市部の学生に比べて地方に配属された時にも辞めることなく、

前向きに仕事に取り組むと考えられます。

                

新しく地方に拠点を置きたいと考えている企業にとって

メリットが大きいと言えます。

③自社ブランディングに繋げられる

地方学生の採用に力を入れていることが口コミで広まると、

自社の知名度を上げられます。

                    

また、学生の就活に協力的な企業であるという印象を与えることができ、

企業のイメージアップに繋げられます

デメリット

①費用がかかる

地方学生採用の最大のデメリットは企業側の費用負担が大きいことです。

面接やインターンシップのための交通費や宿泊費が

都市部の学生に比べてかかってしまいます。

          

どれだけ学生側の金銭的負担を軽減できるのかも、

地方学生獲得には重要となるでしょう。

②企業側からマッチングを図る必要がある

地方学生は情報収集能力に長けているものの、

なかなか企業説明会に出向く機会などを設けられない人が多いです。

                 

そのため、地方開催の就活イベントや学内説明会に参加するなど

企業側から積極的に学生とマッチングする機会を設ける必要があります。

地方学生が利用している就活サービス?

地方学生は以下のようなサービスを利用して、就活を行なっているようです。

  • 大学内のキャリアセンター
  • マイナビやリクナビなどの就活サイト
  • LO活

キャリアセンターや就活サイトは都市部の学生も利用していますが、

LO活というサービスを利用しているのが特徴的です。

            

LO活とは地方就職を考える若年層を応援する厚生労働省のプロジェクトです。

地方就職に特化した情報を掲載している他にも、

無料で個別相談が受けられたり、自治体別の企業紹介サイト一覧が見られたりします。

このように、地方学生は一般的な就活サービスに加えて、

地方就職に特化したサービスも利用していることがわかりました。

参照:LO活 https://local-syukatsu.mhlw.go.jp/

地方学生採用がうまくいっている企業例

最後に実際に地方学生採用に成功している企業を紹介します。

                

株式会社サイバーエイジェントは地方学生に対して情報と機械の提供を目的とした、

地方就活生コミュニティ「FLAT」という事業を行なっています。

     

FLATでは地方イベントや地方学生限定のイベントを積極的に開催することで、

地方学生とのマッチング率の向上に繋げることに成功しています。

参照:Cyber Agent https://www.cyberagent.co.jp/careers/students/flatop/%E3%80%8D

まとめ

いかがだったでしょうか?

学生の売り手市場となっている世の中で、

優秀な学生を獲得するためにも地方学生をターゲットとすることはとても有益でした。

                      

しかし、いくら地方学生に注目するべきだとわかっても、

「実際にどのように地方学生を獲得していけば良いのかわからない」、

「自社でイベント参加まで準備する余裕がない」

というような不安を感じている採用担当者の方は多いと思います。

                      

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企業と地方学生とのマッチングを図っています。

自社の負担を軽減させながら学生獲得に繋げたい企業にオススメとなっています。

        

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