コロナにより、大学生の生活は大きく変化しました。
授業、アルバイト、交友関係、就活など、
今まで通りにはいかず、非常に苦労した学生も多くいるでしょう。
しかし、家にいる時間が増えたことで新たな趣味を始めるなど、
意外とポジティブな面もあるかもしれません。
コロナの影響を踏まえたプロモーション手法を考えていきましょう。
大学生にコロナが及ぼした影響
1. オンライン授業
大学生にとって、コロナによる最大の影響と言えるのが、「オンライン授業」です。
緊急事態宣言やまん延防止等重点措置により、外出が難しくなり、
始まったのが、自宅で受けるリモートでの非対面授業です。
オンライン授業では、主にオンデマンドとリアルタイムの2種類があります。
オンデマンドとは、教授が配信する動画を好きな時間、または一定の期間内に視聴し、
レポート課題などを提出するような授業形態のことを指します。
リアルタイムの場合は、Zoomや各大学のサービスを通して、
ビデオ通話のような形で、実際の授業時間に家から受ける形態です。
2.アルバイト
アルバイトも大きな変化のひとつです。
飲食店はもちろん、大型ショッピングモールやアミューズメント施設などで
アルバイトをしていた学生は、休業や時間短縮などで、
シフトに入るのが非常に困難で働けず、金銭的にも苦しい状況でした。
会社からの手当てなどがあり、救われたという学生もいますが、
下宿生など、一人暮らしをしている場合には、生活面にも影響があるでしょう。
また新入生は、アルバイトを始められない状況に陥っていました。
営業時間が短いなどの理由で、現アルバイト生がシフトに入れない状況が多く
新しくアルバイトを募集しているところが少ないことが一番の理由です。
3.交友関係
「大学に行って授業を受けない」「アルバイトもできない」となれば、
必然的に友人や先輩など、交友関係にも影響が出てきます。
大学に通う生活であれば、友人と休み時間を過ごしたり、
移動教室やお昼ご飯など、一緒に過ごす時間が多くなりますが、
オンラインの場合、それらは難しくなってきます。
また、サークル活動やアルバイトが減り、先輩後輩との繋がりも減少傾向にあります。
4.おうち時間
外出が難しくなった分、「おうち時間」はだれしも増えたのではないでしょうか?
家で過ごす時間が増えたため、新しい趣味や取り組みなどを始めた学生も多いようです。
例えば、資格の勉強や言語習得、ギターや絵の趣味や、
YouTube投稿・ブログ投稿など、時間の使い方は様々です。
有効的に「自分磨き」や「自分探し」の時間にあてることができた学生もいるようです。
大学生の声や本音を聞いてみよう
「昨年度は2回しか大学に足を運ぶことはありませんでした」
新入生の学生は、入学式もなく、授業もすべてオンライン。
実際に大学に行ったのは数回ほどの学生が多いようです。
華のキャンパスライフが失われ、がっかりする人が多い一方、
「授業に関してはオンラインで十分」という新常識も生まれているようです。
「孤独」「居場所が欲しいだけなのに」
一人きりで授業を受けなければならない日々が長く続き、
孤独感に苦しむ学生が出てきたようです。
大学で友人と会い、楽しく過ごせていた生活が一変し、
一人暮らしで、ただパソコンと向き合うだけの毎日では、
部屋に閉じ込められる感覚に陥ってしまう場合もあります。
就活生も、募集が全くない業界や募集人数が少ない企業もあり、
「就活難」に襲われていました。コロナで夢が踏みにじられる思いに
学生は追い込まれていたようです。
「退学・休学したい」「オンライン授業なら、授業料を返還してほしい」
辞めたいと思った学生や授業料を返してほしい、減額してほしいという意見は
非常に多くみられました。大学の施設を利用できるわけでもなく、
ただ動画を見るだけの授業に意味はあるのか。
崩された「留学」の夢からどう立ち直ればいいのか。
アルバイトができなかったり、親の収入が減ったりする一方で
多額の授業料を払わなければならない現実には、耐えがたいようでした。
文部科学省の調査によると、2020年4月から12月までに新型コロナウイルスの影響で
大学中退した学生は全国で1367人、休学した学生は4434人にものぼりました。
「立ち止まるのも悪くない」
一方で、時間に余裕ができ、有効的に活用出来た学生もいました。
インターンを新しく始めたり、全く興味のなかった分野に手を出してみるなど
自分と向き合い、孤独や恐怖に立ち向かうことで、
新たな挑戦を通して、コロナ渦を乗り越えることができたようです。
[ 出典:東洋経済、朝日新聞、文部科学省、NHK ]上記からイマドキの大学生を考察!
大学生活への影響や実際の声を通して、共通している点として
大学生活や就活への「不安」が大きいことが挙げられます。
また、オンライン授業では、孤独感がつらいと感じる学生がいる一方で、
対面である必要はないのではないかと考える学生もいるようです。
不安を乗り越え、新たな一歩を踏み出すことができた学生も
一部にはいますが、全国的にみるとまだ少ないと思います。
大学生の生活や環境
コロナでの経験を通して、大学生の気持ちは大きく変化しつつあります。
家で授業を受けることはすでに一般化してきています。
最近では対面と非対面のハイブリッド式で授業が行われることも増えました。
オンラインでできる点や便利さも多く見えてきたため、
距離の遠い人との関わりは、オンラインで可能になると分かりました。
よって、パソコンの技術面やオンラインでのコミュニケーションが
必要なポイントとなってくるでしょう。
一方で、対面であることが必要な部分が必ずあります。
サークルや部活動など人と人との関わりの大切さに改めて気付かされました。
対面の際には、衛生面にしっかりと気を使う学生が多数です。
人と会うことが少ない環境下でも、関係性を保つには
マスク・消毒などのコロナによる新たなマナーも重要なようです。
Bwellでのプロモーション
ビーウェルは多数ネットワークを持っているため、
よりニーズに合わせたプロモーションが可能となっています。
オンラインでのアプローチはもちろん、
大学生の傾向をつかみ、しっかりと対策をお手伝いさせていただきます。
お困りごとや相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。