【完全版】就活生必見!就活面接で間違えがちな言葉遣い一覧

就活面接での言葉遣いは面接官に対して良い印象を与えることも悪い印象を与えることになりますよね。

丁寧で正しい言葉遣いをする学生と乱暴で正しくない言葉遣いをする学生の評価が違うことは容易に想像ができるでしょう。

今回は、就活面接で間違えがちな言葉遣いをお伝えします。この記事を読み、正しい言葉遣いを理解しましょう。正しい言葉遣いを理解した上で面接練習を重ね、社会人として最低限の言葉遣いを身につけておくことは、あなたの就職活動に必ずプラスにはたらくことでしょう。

正しい言葉遣いをお伝えした後で、言葉遣い以外に面接で気を付けることについてもお伝えしていきます。就活生としての目線だけではなく、就活生を支援する人が考えるポイントをお伝えしますので面接対策に役立つこと間違いなしです。

この記事を読み終えると正しい言葉遣いと面接で気を付けるポイントを理解した状態になります。あとは模擬面接や選考での面接を通してそれらの定着をおこなうだけです。

よくある間違えがちな言葉遣い

ここでは就活生が面接で間違って使ってしまいがちな言葉遣いをお伝えします。しっかりとした言葉遣いができると人事から「この学生はしっかりとしている」と高評価を受けることができるでしょう。

是非しっかりと繰り返し学習し身につけてください。

よくある間違えがちがな言葉遣い①「自分、僕」

面接で一人称を用いるときは「自分」「僕」ではなく「わたし」「わたくし」が正解です。言い慣れない言葉ではありますが、面接では「わたし」「わたくし」という一人称を用いるように心がけましょう。

よくある間違えがちがな言葉遣い②「その通りです」

面接中に面接官が、「今〇〇さんがおっしゃったことは〇〇ということで間違いないですか。」と確認してくれる場合があります。その際に「その通りです。」という返事は正しい言葉遣いではありません。言葉遣いとして正しいのは「おっしゃる通りです。」が挙げられます。他にも「ご認識の通りで間違いありません」などは正しい言葉遣いです。普段使いなれない言葉ではありますが、模擬面接などを通してしっかりと身につけましょう。

よくある間違えがちがな言葉遣い③「貴社、社名」

面接で貴社といってしまうのは間違いです。貴社は書き言葉であり、話し言葉ではないという点を押さえておきましょう。また、選考を受けている企業の企業名を使ってしまうことも正しい言葉遣いとは言えません。選考を受けている会社を指す時、面接では「御社」というのが正しい言葉遣いです。

よくある間違えがちがな言葉遣い④「なるほど、参考にします」

面接で面接官が意見を述べた際に「なるほど」「参考にします」と言ってしまうことは言葉遣いとしては不適切です。相手の意見に対して賛同を示す場合には「おっしゃる通りです。」と返事をするのが正しい言葉遣いです。また、参考にしますは目上の人に使う言葉ではありません。今まで参考にしますと言っていた人はすぐにでも「勉強になります。」と言い換えてください。

よくある間違えがちがな言葉遣い⑤「大丈夫です」

日常会話で使用頻度の高い「大丈夫です。」は、面接では不適切な言葉です。面接で次回日程を案内された場合に問題ないことを示すのであれば「問題ありません。」と答えるのが適切な言葉遣いです。面接の最後に「他に質問はありますか。」と聞かれた場合には、「他に質問はありません。」と答えるのが適切な言葉遣いです。どちらのケースもついつい「大丈夫です」と答えたくなってしまいますが、適切な言葉遣いを心がけましょう。

言葉遣い以外に、面接で気を付けること

言葉遣い以外に、面接で気を付けること①「ゆっくり、はっきり話す」

面接ではゆっくり、はっきりと話すことを心がけましょう。

面接にいくと緊張します。緊張していると人間は早口で話すようになります。普段よりもゆっくりと話すイメージを持つことで、ちょうど普段の速さと同じくらいの速度で話すことができるでしょう。

面接ではゆっくり、はっきりと話すことを心がけてようやく面接官に伝わる話し方ができるということを意識しておいてください。

本番さながらの緊張感で模擬面接をおこないたい方はぜひALPSHOOLまでご連絡ください。人事経験者のコンサルタントが本番以上の緊張感で模擬面接をおこない、面接のフィードバックもおこないます。

言葉遣い以外に、面接で気を付けること②「えーっ、あの、その」

面接で話し出す際には「えーっ」「あの」「その」などの無駄な言葉をなるべく使わないように心がけましょう。

面接官からの質問に答える前にこれらの言葉が入ると自信がないような印象を与えてしまいます。すぐに答えが思い浮かばない場合には「少々お時間をいただいてもよろしいでしょうか」など、考える時間を作らせてほしいという意志を明確に伝えましょう。

自信がないように見えてしまいますし、面接官が聞き取りにくくなってしまうこともこれらの言葉を避けるべき要因の1つです。日常会話の中でこれらの言葉を使ってしまいがちな方は特に注意しておきましょう。

面接では面接官が聞き取りやすい話し方を意識し、自信があるように振る舞うことが大切です。そのためにも「えーっ」「あの」「その」などの言葉で話し始めることがないような準備が大切です。

言葉遣い以外に、面接で気を付けること③「抑揚のない話し方」

最近主流のオンライン面接で特に気をつけてほしいのが、抑揚のない話し方です。

オンライン面接で抑揚のない話し方をすると面接官は「カンペを読んでいるのかな」と不安になります。対面での面接であればカンペがないことを目で見て確認できますが、オンラインでは確認の方法がないためです。

模擬面接などを通して抑揚のある話し方を身につけましょう。楽しかった時のエピソードは楽しそうに話し、苦しかった時のエピソードは苦しそうに話すことであなたの人間らしさを面接官に伝えることができます。

まとめ

今回は就活における”よくある間違えた言葉遣い”や”言葉遣い以外に面接で気を付けるポイント”についてお伝えしました。

日常生活で使用頻度が高く、面接でおもわず使ってしまう言葉には特に注意が必要です。本番までにしっかりと模擬面接を繰り返し、緊張した状態でも正しい言葉遣いで話せるような状態を作り上げましょう。

本気で就職活動に取り組んでいる学生の中には、日常会話から一人称を”私”と話すように意識している人や日常生活で”大丈夫です”と言わないように心がけている人もいます。そこまで徹底して気をつけることができれば面接で思わず間違った言葉遣いをすることもなくなるでしょう。しかし、そこまで徹底しなくとも模擬面接を繰り返せば面接で適切な言葉遣いを身に着けることは可能です。人事目線で正しい言葉遣いの指導をしてほしいという人は迷わずALPSHOOLまでご連絡ください。

言葉遣い以外にも面接で気を付けるポイントをお伝えしました。気を付けるポイントは他にも多々ありますが、まずは今回お伝えしたポイントをしっかりと押さえましょう。

ゆっくり、はっきりと話すだけでも面接官からの評価は大きく向上します。無駄な言葉を発さないように心がけるだけで自信がある学生だと判断されるようになります。抑揚のある話し方を身につければ、あなたの良さをより正確に面接官に伝えることができるでしょう。

しかし、就活正しい言葉遣いも、面接で気を付けるポイントも知っているだけでは面接官からの評価は変わりません。今後、模擬面接や選考を通してしっかりと身に着けることで面接官からの評価を上げることができます。

あなたの就職活動が納得した形で終わるための一助になれると嬉しいです。