24卒必見!ZOOM就活で気を付けるべき点を大公開!

21卒就活生が本格的な就職活動を始めた2020年3月から就職活動は大きな変化をしました。

面接は対面で行うことが当たり前だった時代から、面接はZOOMで行うことが当たり前の時代へと変わったのです。

そして、当時の就職活動では不思議なことが起こっていました。

それは「対面では選考通過率が高いのに、ZOOMでは選考通過率が低い学生が現れた」ということです。本人が変わるわけでも、人事担当者の評価基準が変わるわけでもないはずなのに、なぜこのようなことが起こっていたのでしょうか。

そういった学生に共通することは「ZOOM就活のコツを押さえていないこと」です。

先ほど人事の評価基準は変わっていないはずだとお伝えしました。しかし、人事も人間なので評価にはバイアスがかかります。つまり、ZOOM就活のコツを押さえていないばかりに対面よりも悪い評価をされていたのです。

今回の記事を読むとZOOM就活のコツがわかります。オンライン就活が当たり前の今の時代に絶対に知っておきたい基本的なことをお伝えしますのでぜひ最後まで読んで、納得のいく就職活動にしてください。

そもそもZOOMとは

みなさんは「ZOOMとはどのようなものですか?」と質問された場合どのように答えますか?

筆者が色々考えた結果たどり着いた答えは「テレビ電話の進化したもの」です。

遠く離れた場所にいる人ともタイムラグなく会話ができるだけではなく、会話の内容を録画したり、背景という機能を使えば家の中がどのような状況なのかが相手に伝わらないし、同時に複数人が参加することもできます。また、就職活動や会社の会議、飲み会でも利用されている非常に便利なシステムです。

そして、ZOOMには使い方のコツがあり、コツを押さえている人と押さえていない人では相手に与える印象が大きく異なる点をご理解ください。

ZOOM面接で絶対に押さえておくべきポイント

ZOOMには使い方のコツがあるということはすでにお伝えしました。ここからはZOOM面接における”周りと差がつくポイント”を3つ紹介します。

ZOOM面接で絶対に押さえておくべきポイント①「目線」

ZOOM面接のコツはなんと言っても「目線」です。

対面の面接では面接官の目を見て話すことが良いとされていますが、ZOOM面接では面接官の目を見て話すと悪い印象を与えてしまう可能性があります。理由はPCのカメラの位置が面接官の目の位置にないからです。

PC上部にカメラがついている場合、面接官の目を見て話をすると下を向いて話している印象を与えてしまいます。下を向いていると「原稿を見ているのかな」「なんだか自信がなさそうだな」などネガティブな印象をもたれてしまいます。

一般的にはカメラを見て話すのが良いとされていますが、PCのカメラの位置によって最適解は変わってきますので事前に確認することが大切です。友人に面接官役をお願いして模擬面接を録画し、模擬面接終了後に相手からどのように見えていたのかを自分で確認することは有効な手段の1つです。

株式会社ビーウェルの運営する無料の就活支援サービス「ALPSHOOL」では人事経験者が面接官目線でアドバイスをくれるので友人と模擬面接を行うのが恥ずかしいという方や、自分目線ではなくプロの目線から適切なアドバイスがほしいという方は遠慮なくお申し込みください。

まずは目線1つで相手に与える印象が大きく変わることを知り、少しずつ改善していくことが選考通過率を上げるためのコツだといえます。

ZOOM面接で絶対に押さえておくべきポイント②「距離感」

ZOOM面接で押さえておきたいポイントの2つ目は「距離感」です。

対面の面接であれば用意された椅子に座り面接を受けますが、ZOOM面接では自分でPCとの適切な距離を作らなければなりません。画面いっぱいに顔が映るのが良いのか、画面から離れて小顔に見せるのが良いのかなど答えのわからない方も多いと思います。

集団面接など複数人が参加する場にはある程度の確率で「圧迫感があるな」と感じる人がいたり、「表情が見えないな」と感じる人がいます。あまりにも画面と近いと圧迫感を覚えるのでおすすめできませんし、あまりにも画面から遠いと表情が読み取りにくいためおすすめできません。

筆者が面接を受ける時に意識していたのは「相手のサイズと合わせる」ということです。画面からの距離が近い面接官に対しては画面との距離を近くし、画面からの距離が遠い面接官に対しては画面からの距離を遠くしていました。相手の面接官と同じ大きさであれば間違いないだろうと考えていたのが理由です。

PCとの距離感を意識して面接官からみて心地の良いサイズで画面に映ることもZOOM面接の1つのコツだといえます。

ZOOM面接で絶対に押さえておくべきポイント③「明るさ」

ZOOM面接で押さえておきたいポイントの3つ目は「明るさ」です。

ここでの明るさは「元気でハキハキ話す」といった人柄としての明るさではなく、画面に映る際の顔の明るさです。ZOOM画面が暗く表情が読み取りにくいと「なんだか暗そうな人だな」という印象を与えてしまいます。一方で明るすぎてもよくありません。人間は見慣れないものに対して嫌悪感を抱く生き物ですので、通常ではあり得ない明るさは面接官に違和感を与えてしまいます。

PC近くにスタンドライトをおき、自分の表情が適切に見えるような明るさに調整しておきましょう。友人とZOOMを繋ぎ、最も表情がよく見える明るさを知っておくことが選考通過のコツです。

一点注意していただきたいのが、面接の時間によってベストな光の位置が変わることです。午前中の日の入り方と夕方の日の入り方が多く違うため時間帯に合わせた設定が必要になります。時間によって場所を変更するのが面倒だと感じる方はカーテンを閉めて日光を遮った状態で設定しておくのことをおすすめします。

画面の明るさをしっかりと調整することで対面よりもいい印象を与えることも可能になるので、ぜひ画面の明るさにはこだわってください。

ZOOMを使用するうえで大切な3つの設定

ここでは就職活動でZOOMを活用する際に特に大切になってくる3つの設定について説明します。

ZOOMを使用するうえで大切な3つの設定①「背景」

ZOOMを使用する上で大切な設定1つ目は「背景」です。

ZOOMには背景を設定できる機能があります。家の中が散らかっていても背景を設定すれば相手に家の中の様子が見えることはありません。もしくは壁際背景になるよう机を配置し奥行きのない状況を作り出しましょう。ZOOMの背景を意識すことは就職活動をする上でのコツです。

対面では選考の通過率が高いのにZOOM面接での通過率が低い学生の特徴として、画面に映る家の中の状況がよくないということが挙げられます。具体的には干してある洗濯物が画面に映り込んでしまうことや散らかった家の中が画面に映り込んでしまうことなどがあります。

散らかった家を見た面接官は「この人は整理が苦手そうだ」という印象を持ちます。面接の質問に対していくら整理された解答をしてもこの印象をひっくり返すのが難しいということはご理解いただけるでしょう。

ZOOMを使用するうえで大切な3つの設定②「音声」

ZOOMを使用する上で大切な設定2つ目は「音声」です。

音声の設定ができていない学生は間違いなく面接で低い評価を受けてしまいます。面接で音声が入らない場合、そもそも面接官とコミュニケーションが取れません。面接のコツというよりも面接を受けるための必須事項と言えるでしょう。

音声の設定をするためには事前準備が欠かせません。音声の設定で特に注意が必要なのは相手に聞こえているかどうかです。こちらが普通に話している場合でも相手には雑音が入った状態で聞こえている場合や声が小さすぎて聞こえない場合などがあります。逆に声が大きすぎて面接官がビックリしてしまうことも考えられます。

就職活動に支障がない設定になっているか不安だという方はぜひ「ALPSHOOL」にご相談ください。人事経験者が面接に適した音量で話せているか、雑音は入っていないかなどのチェックにお付き合いします。

音声は相手のPC設定によって聞こえ方が大きく異なる場合も想定されますので、面接の初めに「音量は大丈夫でしょうか」と確認しましょう。このような気遣いを見せることもZOOM就活におけるコツの1つです。

ZOOMを使用するうえで大切な3つの設定③「名前」

ZOOMを使用する上で大切な設定3つ目は「名前」です。

ZOOMの設定で意外と忘れてしまいがちなのが名前の設定です。学校の授業で使用する場合には名前の設定は特に気にされない場合もありますが就職活動の面接では名前を間違えないようにしてください。面接官がみてわかりやすいような名前にしておくことが大切です。

ここで1つ質問です。

自分の名前がローマ字表記になっていた場合、面接官は何を思うでしょう。「名前が読みにくいな。名前間違えないか不安だな」と思う面接官も少なくないはずです。

筆者が考える面接官に優しい名前の書き方は「漢字+ふりがな」です。このような設定をしておけば面接官も名前を読み間違える心配がありません。面接官も名前の呼び間違えには非常に神経を使うため、呼び間違えないような工夫がされているとありがたいと感じるようです。面接官の気持ちを想像し、面接官がやりやすい環境を作ることが面接のコツです。

ZOOM使用でよくある失敗点

ここまではZOOMを使用する上で大切な3つの設定についてお伝えしてきました。ここからはZOOM使用でよくある失敗点をお伝えしていきます。筆者の周りで多発していた失敗をまとめていますので、この記事を読んだみなさんは同じ失敗をしないよう注意してください。

ZOOM使用でよくある失敗点①「背景」

ZOOM使用でよくある失敗1つ目はやはりポイントでもお伝えした「背景」です。

背景の失敗としてよくあるのは「飲み会の設定を変更していなかった」という失敗です。友人と飲んでいると意味不明な背景を設定して盛り上がることがあると思います。その背景のまま面接官の前に出てしまうことに注意してください。

他にも他企業のインターンで使用した背景を使用してしまうといったことには大いに注意が必要です。他の企業のロゴが入っている背景を設定している学生に合格を出すような会社は非常に稀でしょう。

ここまでは失敗の話が続きましたが、せっかくなので背景のコツについてもお伝えします。筆者の知人が実際に就活で好評を得ていた背景は「自分がどのような人間なのかを伝えるための背景」や「志望度が伝わる背景」です。

具体的には「ESに書いた活動内容の写真を背景に設定する」「面接で使っていた背景を人事に頼んで譲ってもらう」などが挙げられます。ちょっとしたコツなのでぜひ取り入れてみてください。ただし、個性的な背景には賛否両論ありますので設定はよく考えた上で行うことをおすすめします。

ZOOM使用でよくある失敗点②「音声」

ZOOM使用でよくある失敗2つ目は「音声」です。

実際の失敗としては「普段使っている端末と違う端末でZOOMに参加したらマイクの設定がされていなかった」という事例があります。友人との飲み会にはスマホで参加しているのに面接にはPCから参加する場合などは注意が必要です。他にも最近PCを買い替えてZOOMをまだ使用したことがない場合などは注意が必要です。

音声の問題は事前準備で解決できることばかりです。しっかりと事前に確認して面接に臨むようにしてください。

また「周囲の環境」には十分な配慮が必要です。近くに人がいるような環境で面接を受けることは絶対にやめましょう。周囲の音が雑音となって面接官に届いてしまいます。周囲の環境を整えることすらせずに面接に臨む学生に対して「自社の志望度が高くない」と面接官が判断することも考えられます。

音声の設定や周囲の環境など事前の準備と心持ちで解決できることで失敗するのは本当にもったいないことです。ぜひ注意してください。

ZOOM使用でよくある失敗点③「名前」

ZOOM使用でよくある失敗3つ目は「名前」です。

名前の失敗で圧倒的に多いのが友人との飲み会の名前のまま参加することです。意味不明な名前で参加許可を求めてしまったことがある就活生は想像以上に多いのではないでしょうか。

他にも「企業から指定された名前になっていない」というケースも多くみられます。企業からの案内メールはしっかりと確認するようにしてください。「ZOOMに参加する際、名前は『名前(ふりがな)_大学名』での参加をお願いします。」というような案内が届いているにも関わらず、指定された表記以外で参加してしまうと面接官の印象が悪くなることが考えられます。

名前で失敗しないためのコツもやはり事前準備ということになりそうです。事前準備に関してはオンラインでもオフラインでも大切になります。ぜひ万全の準備をして面接に望んでください。

面接の準備に不安があるという方、自分でできることはすでにやりきったが人事目線での評価がほしいという方は、人事経験者が本気で学生を支援する「ALPSHOOL」にご連絡ください。不安な方は全力でサポートし、準備万端の方には人事目線での評価をお伝えします。

まとめ

今回はZOOM面接で気をつけるべき点を大公開してきました。

ZOOM面接で周りと差がつく3つのポイント「目線・距離感・明るさ」についてお話しした後に、ZOOMを使用する上で大切な3つの設定「背景・音声・名前」についてもお話ししています。ZOOM使用でよくある失敗では筆者の知っている大事故についてもお伝えしました。

この記事を読んで少しでも選考通過率が上がると嬉しいです。今回の記事には出てこなかった超上級者向けのZOOM面接テクニックが気になる方はぜひALPSHOOLの公式LINEを追加して面談を申し込んでみてください。人事経験者が「ここまでZOOMを使いこなすのはすごい」と感じた過去の事例をお伝えすることも可能です。