インタビュー：株式会社ナビック 代表取締役 森川 晴一朗 様
深刻な人手不足が叫ばれる建設業界。多くの企業が採用難に直面する中、株式会社ナビック様はビーウェルと共に、初の海外人材採用という大きな一歩を踏み出しました。
今回は、株式会社ナビック 代表取締役の森川晴一朗様に、従来の採用活動の課題、そして海外人材に感じた確かな手応えと、ビーウェルとのパートナーシップについて、詳しくお話を伺いました。
大手と同じ土俵では勝てない。「待ち」から「攻め」の採用への転換
―まず、貴社が抱えていた採用における課題感について教えてください。
ナビック 森川様： この課題は弊社のみならず、建設業全体のものだと捉えています。
大手ゼネコンが採用市場を活発化させる中で、我々のような中小企業がポータルサイトで「待つ」だけの採用活動では、説明会にも人が集まらない。非常に厳しい採用環境が続いていました。
―その中で、ビーウェルのどのような点に可能性を感じていただけたのでしょうか？
ナビック 森川様： ビーウェルさんは、従来の「待ち型」ではなく、こちらから学生に直接アプローチしていく「アクセス型」「企画型」の採用を提案してくれました。自分たちの会社の魅力を直接伝え、学生と繋がっていく。この形にこそ、現状を打破するチャンスがあると感じたのが決め手です。
決め手は「不可逆的な決意」。海外人材に見た、ハングリー精神
―初めての海外人材採用として、韓国の学生と接してみていかがでしたか？
ナビック 森川様： インターンシップに来てくれた学生の姿を見て、非常にポジティブな印象を受けました。日本の若手社員と比べても、自分から積極的に仕事を取りに来る、聞きに来るという姿勢が強烈でしたね。
一番大きく感じたのは、彼らが持つ「強いマインド」と「向上心」です。海を渡って日本で定住し、働こうという彼らの想いは、少々の困難では揺るがない強い覚悟を感じさせるものでした。その「不可逆的な決意」こそが、どんな仕事においても成長のエンジンになるのだと確信しました。
―社内の皆さんからの反応はいかがでしたか？
ナビック 森川様： インターンシップでの彼らの積極的な行動は、社内でも高く評価されています。早く戦力になろうという意欲が行動に表れているので、今後、共に働く中で良い相乗効果が生まれることを期待しています。
「事業」から「企業」へ。産業の未来を創るためのパートナーシップ
―ビーウェルのサポート体制はいかがでしたか？
ナビック 森川様： 韓国の市場や働き手のマインド、さらには民族性といった深い見地からアドバイスをいただけたことで非常に安心して取り組むことができました。ビーウェルさんの細やかなアシストがあったからこそ、今回良い成果に繋がったのだと感謝しています。
―最後に、これから採用に取り組む企業へメッセージをお願いします。
ナビック 森川様： 建設業界は、10年後には100万人単位で労働力が減少すると言われる大きな課題に直面しています。これは単なる労働力不足ではなく、「産業人口」をどう増やしていくかという問題です。そのためには、我々自身が働き手から「選ばれる会社」にならなければいけません。
ビーウェルさんのように、国内だけでなく海外にも目を向け、意欲ある人材と直接繋がるチャンスを提供してくれるパートナーの力は、これからの時代に不可欠だと思います。
まとめ
株式会社ナビック様の事例は、国内の採用市場が厳しさを増す中で、「海外人材の採用」が企業の新たな成長戦略となり得ることを力強く示しています。
特に、文化や市場を深く理解した上での「直接的なアプローチ」と、候補者の「覚悟」や「意欲」を見極める採用活動は、これからの時代に不可欠な視点と言えるでしょう。
ビーウェルは、単に人材を紹介するだけでなく、貴社の事業フェーズやビジョンを深く理解し、最適な採用戦略を共に考え、実行するパートナーです。採用活動に行き詰まりを感じている企業様は、ぜひ一度ご相談ください。
| 企業名 | 株式会社ナビック |
| 本社 | 兵庫県西宮市生瀬東町15番20号 |
| 事業内容 | 土地活用の事業提案及び設計、施工、運用管理 土地建物に関するご相談 土地建物、リノベーション、リフォーム |
| 企業サイト | https://na-vic.co.jp/ |
