早慶学生と言えばどんなイメージがあるでしょうか?
「日本一の私大生」、「就活での最強の勝ち組」、「高学歴学生」など
好印象をお持ちの方が多いと思います。
それでは、このように優秀なイメージのある早慶学生たちは
どのような就活を行なっているのでしょうか?
その実態を見ていきましょう。
1.就活アンケートからみる早慶学生の就活
①注目企業は?
早慶学生はどのような企業に注目しているのでしょうか?
早慶に次いで優秀と言えるMARCHと比較しながら見ていきましょう。
Open Workは2021年3月23日に
「【早慶・MARCH】就職注目企業ランキング」を公開しました。
早慶学生の方がMAECHの学生に比べると、
東京海上日動火災保険やメガバンクなど金融系がランクインしています。
また、他にもソニーや三菱商事などの大手企業が人気なようです。
このような傾向を見ていくと早慶学生はブランド志向が非常に高く、
「早慶学生だから狙うことができた。」
そのように思える企業に注目が集まっていると言えます。
②就活はいつ開始するのか?
次に、早慶学生の就活の開始時期を見ていきましょう。
下の表は株式会社RECCOOが2020年5月8日に公開した
「[2022年卒対象]就活動向に関するアンケート速報」の一部です。
このアンケートは旧帝大や早慶、上智、 MARCHなど
いわゆる上位学生が多く回答しており、
特に早慶と上智の学生は全体の21.02%と最も多くなっています。
このアンケートによると、
22卒学生半分以上が3年生の3月〜6月に開始していることがわかります。
早慶学生のように優秀な学生はスタートダッシュを切り、
夏のインターンに応募をしているようです。
夏のインターンを実施することは、
早慶学生と企業がマッチングするためにとても重要であると言えます。
2.早慶学生の内定先
注目企業などから早慶生はブランド志向が高く、
有名企業を志望しているという傾向が見られました。
それでは、実際にどのような企業に就職しているのでしょうか?
ダイヤモンド・セレクトが2021年2月4日に
「早稲田・慶応「就職先企業・団体」ランキング2020」を公開しました。
早稲田、慶応どちらも三菱UFJ銀行や三井住友銀行といった金融系が多くランクインしてます。
しかし一方で、楽天や富士通、NTTデータなどIT企業や
アビームコンサルティングや野村総合研究所などコンサル人気も伺えます。
このように、早慶学生は注目企業ランキングと同様に金融系は人気ではあるものの、
その他にもさまざまな職種への就職も多いようです。
つまり、どの企業にも早慶学生獲得のチャンスはあることがわかります。
3.早慶学生獲得に成功している企業とは?
早慶学生の獲得に成功している企業が行っていることはなんだと思いますか?
それは学生にとって魅力的なインターンや説明会の実施です。
先ほどの「②就活はいつ開始するのか?」でもお話ししたように、
多くの上位学生は夏のインターンに参加しています。
つまり、インターンや説明会を開催することで早慶学生のような優秀な学生と
マッチングする確率を上げられるのです。
では、どんなインターンや説明会が学生にとって魅力的である言えるのでしょうか?
学生がインターンや説明会に参加する理由を考えて見ましょう。
もちろん本選考に影響するから参加しているケースもありますが、
多くの学生が「企業について知りたいから」、「職種について学びたいから」参加しています。
下の表は株式会社i-plugが2021年2月13日〜2021年2月19日まで実施した
「就活生の「企業の魅力と働き方」に関する意識調査アンケート」です。
就活生はが魅力を感じる企業として、
- 社内の雰囲気
- 成長できる環境
- 福利厚生の良さ
- 手厚い新人教育
などを挙げています。
つまり、いかにインターンや説明会を通して
自社にこれらの魅力がどれほどあるのかを伝えられるかが大切になります。
実際に、職業体験型インターンや実際に働いている社員との座談会などを
行なっている企業は人気があります。
インターンや説明会を開催する際には、
自社の魅力を最大限に伝えられるプログラムを組み立てましょう。
4.早慶学生が利用している就活サービス
次に、早慶学生が利用している就活サービスを紹介します。
早慶学生は「マイナビ」や「リクナビ」、
「OpenWork」や「ONE CAREER」のような就活サイトに登録しているようです。
また、特徴としては1つの就活サイトだけに登録するのではなく、
複数の就活サイトに登録し、目的に応じて使い分けていることが挙げられます。
それぞれのサイトの特徴を簡単にご紹介します。
「マイナビ」や「リクナビ」では企業探しはもちろん、
その他にも自己分析や適性検査対策ができるのが特徴です。
ES対策が手軽にでき、多くの大学生から支持されています。
また「OpenWork」では、
実際にその会社で働いている人のリアルな口コミが掲載されているのが特徴です。
説明会だけでは分からない現場の生の声をより詳しく知ることができるため、
本選考にエントリーをする際に参考になります。
最後に「ONE CAREER」には、
実際の内定者のESや体験談が掲載されているのが特徴です。
ESを提出する前や面談前に主に活用されているようです。
このように就活サイトによって異なる特性があるので、
複数のサイトに登録しているのは納得できます。
5.採用担当者様にオススメのサービス
最後に採用担当者様にオススメのサービスを紹介します。
早慶学生の就活傾向がわかったとしても
マッチングを自社で行う余裕がない、
また人材紹介サービスは高いので利用したくないという企業様は多いと思います。
最近ではこのようなお悩みを一気に解決してくれるサービスが増えてきています。
今回はそんなサービスの一つである「企業プレゼン.com」を紹介します。
「企業プレゼン.com」には次のような特徴があります。
- 圧倒的な学生データベースにより高確率でマッチングができる。
- 接触数がオーダーした人数分の半分にも満たなかった場合は、料金は不要。
- 人材紹介でなく成果型動員サービス。採用単価は発生しない。
- 接触後学生にはアンケートを回答してもらうので 、今後の採用マーケティング活動にも活用可能
6.まとめ
いかがだったでしょうか?
早慶学生というと特別なイメージがあったと思いますが、
就活の傾向は特に他の学生と大きな違いはなかったと思います。
いまいちマッチングがうまくいかずお悩みの採用担当者様は
ぜひ一度「企業プレゼン.com」のサイトをのぞいてみてください。