「全然貯金ができないけど、周りの大学生は貯金をしているのだろうか…。」
「貯金したいと思っているのに気がついたら月末にはお金がなくなっている…。」
突然ですが、みなさんは貯金してますか?
筆者がまだ学生だった頃の友人には借金をしている人もいれば、100万円以上の貯金をしている人もいました。ここで挙げた借金をしている人や100万円以上の貯金をしている人はさすがに極端な例です。
今回は、「大学生の平均貯金額はいくらくらいなのか」「貯金するために必要なこと」などについてお伝えしていこうと思います。大学生の平均貯金額と比べて自分は貯金が多いのか少ないのか気になる方や貯金をしたいと思っているけどなかなか貯金ができていない人はこの記事を最後まで読んでください。
この記事を読み終わる頃には自分の貯金額の多い少ないや貯金をするための方法がわかります。それでは早速みていきましょう。
大学生の平均貯金額
大学生の平均貯金額を結論からお伝えすると、30~40万円です。
そんなに貯金できるわけがないと思った方やそんなに少ないわけがないと思った方のために、この結論を導き出す際に参照した情報をお伝えします。
今回参照したのは全国大学生活協同組合連合会が発表している第57回学生生活実態調査概要報告です。こちらの報告によれば、2021年の1ヶ月あたりの貯金額は
実家生:18,850円
下宿生:14,300円
という結果になりました。
調査における実家生と下宿生の比率から1ヶ月の平均貯金額を算出すると平均約16,600円となります。つまり平均すると1年間で約200,000円の貯金をしていることになります。
大学1年生から4年生までいることを考えるとおおよそ30~40万円程度が平均貯金額だといえそうです。
ネット検索をすると他にも様々な情報がありますが、アンケート調査の母数が少ないなどの問題があるため今回は第57回学生生活実態調査概要報告を元にしています。
貯金をするメリット
大学生は平均で30~40万円の貯金をしていることがわかりました。では大学生は貯金をしたほうが良いのでしょうか。筆者の答えはYesです。最も大きな理由は、貯金をすることで人生の選択肢が広がるからです。後ほど解説しますが、貯金を習慣化することは非常に大切です。
将来設計を行う上で金銭的な余裕がある人とない人では選択肢の幅が大きく異なります。貯金の習慣を身につけ、人生の選択肢を増やしましょう。
貯金のメリットとは少し離れますが、人々が貯金する理由についてマイナビニュースから引用します。
・老後の生活資金……57.0%
・病気や不時の災害への備え……47.4%
・とくに目的はないが、金融資産を保有していれば安心……27.5%
・旅行、レジャーの資金……21.0%
・耐久消費財の購入資金……9.4%
・住宅(土地を含む)の取得または増改築などの資金……7.2%
・こどもの教育資金……1.9%
・こどもの結婚資金……1.2%
大学生の貯金目的とは異なる気がしていますが、将来的にはあなたも同じような目的で貯金に励むようになるかもしれませんね!
ここでは”貯金をすると人生の選択肢が広がる”ということを覚えておいてください。
貯金するために必要なこと
ここでは貯金をするために必要なことを「お金を稼ぐ」「お金の使い方」「貯金の習慣化」3つの観点から紹介します。
貯金するために必要なこと①「お金を稼ぐ」
貯金をするために必要なことの1つ目はお金を稼ぐことです。
極端な話ですが、収入が0円では貯金ができません。一方で収入が100億円あれば使い切る方が難しいでしょう。貯金をするためにはまず稼ぐことが大切です。
ここでの稼ぐは、”短期目線で稼げる方法ではなく、長期目線で稼げる方法”で稼ぐ目線を持つということです。最近はやりのフードデリバリーの仕事や高時給で単純作業をすることを否定はしませんが、それらの仕事をしていても時間単価は限界を迎えます。
それであれば何かしらのスキルが身につく職種や様々な経験ができる職業で稼ぐことをおすすめします。短期的にも収入があり、長期的にはさらに大きな収入が見込めるような働き方がベストな選択肢です。大学生におすすめの稼ぎ方については後ほど詳しく解説しますので楽しみにしてください。
ここでは貯金をするために稼ぐことが大切だとお伝えしました。
貯金するために必要なこと②「お金の使い方」
貯金をするために必要なことの2つ目はお金の使い方です。
あなたは自分が何にお金を使っているかを把握していますか。後で考えれば不要だった服やお腹が空いていない時の間食などに無駄なお金を使っていませんか。もし少しでも思い当たることがあれば少しずつ無駄遣いを辞めていきましょう。
毎日間食に500円使っている人は、間食を止めるだけで15,000円も貯金をすることが可能です。後で考えれば不要だった5,000円の服を買っている人は、それを止めるだけで5,000円も貯金することが可能です。
しかし貯金をするために過度な節約をする必要はありません。大切な人と旅行に行く時間や自分が幸福を感じるものに使うお金を少なくしてしまっては豊かな人生が送れないからです。
買い物をする際には、本当にこの商品が必要なのかを考える癖をつけましょう。長時間幸福感を得られるものであれば買い、その場の勢いだけで買うことを控えれば意外とお金を貯めることは難しくありません。
ここではお金の使い方を考えれば貯金をすることは難しくないということを覚えておいてください。
貯金するために必要なこと③「貯金の習慣化」
貯金をするために必要なこと3つ目は貯金の習慣化です。
先ほど少しお伝えしましたが、貯金を習慣化することは非常に大切です。大学生のうちから収入の10%を貯金する習慣を身につけましょう。大学生を卒業するまでに100万円も200万円も貯金する必要はありませんが、収入の10%を貯金する習慣を身に着けることができれば様々な問題を解決することができます。
少し前に話題になった老後2000万円問題を例に考えてみます。
サラリーマンの平均生涯賃金が3億円と言われており、10%を貯金することができれば老後2000万円問題は解決できます。この記事を読み、稼ぐことの大切さを理解しているみなさんは3億円以上に稼ぐはずなので老後2000万円問題はもはや怖くなくなります。
人間は習慣の生き物だと言われており、貯金の習慣がない人が急に貯金を始めるのは難しいとも言われています。少しでも早く貯金の習慣を作り、より豊かな人生を送れるようにしましょう。
ここで科学的に正しい貯金の方法を1つ紹介します。収入を得たらまずは10%を貯金口座に移す。という非常にシンプルで誰にでもできる方法です。この方法は残ったお金を貯金する人と比べて80%も貯金できるという研究結果が出ています。
ここでお伝えしたかったことは、金額の大小に関係なく貯金の習慣を身につけようということでした。
大学生におすすめの稼ぎ方
先ほど貯金をするためには稼ぐことが大切だとお伝えしました。ここでは大学生におすすめの稼ぎ方を紹介します。
大学生におすすめの稼ぎ方①「長期有給インターン」
圧倒的にオススメなのが長期有給インターンです。
長期有給インターンの給与形態は大きく分けると「時給」「時給+成果報酬」「完全成果報酬」の3つに分類することができます。貯金という目標を安定して叶えるためには「時給」という働き方を選択するのが良さそうだと感じるかもしれませんが、筆者のオススメは「時給+成果報酬」です。
時給でインターンを募集している会社の中には、誰でも最低限成果を上げられる仕事をインターン生にやらせようという企業が少なからず存在します。つまり、長期的に稼ぐためのスキルや経験が得られないことが多いのです。
※時給で募集をしている会社の中にも成果を求められる仕事があるため、応募後の話し合いで確認しておきましょう。
挑戦する大学生を応援する株式会社ビーウェルでは、様々な職種のインターン生を募集しています。営業・企画・マーケティング・採用などに少しでも興味のある方はぜひ一度お話ししましょう。20人を超えるインターン生の仲間と切磋琢磨しながら今も将来も明るくなるような日々を過ごせる環境がビーウェルにはあります。
一方で完全成果報酬では成果が上がるまで収入が発生しないため貯金をするという目標には最適ではありません。長期有給インターンを探す際には「時給+成果報酬」の企業を探してみることを強くおすすめします。
ここでは長期有給インターンの魅力をお伝えしました。
大学生におすすめの稼ぎ方②「スキルを売る」
長期有給インターンと比べるとおすすめ度は下がりますが、スキルを売ることも1つの方法です。
最近ではココナラやクラウドワークスなど、自分自身のスキルを売ることができるプラットフォームが整備されています。これらを活用して稼ぐこともおすすめの稼ぎ方です。注意していただきたいのは、ある程度の稼ぎを得ようと思うとそれなりのスキルが必要になるということです。独学や長期インターンである程度のスキルを身につけた後で挑戦することで稼ぐ力を最大化できます。
スキルを売れるようになると長期インターンや通常のバイトでは考えられない時間単価を得ることが可能になります。時給2000~3000円で働けるアルバイトはあまり聞きませんが、スキルを得ることができればそれくらいの収入を得ることが可能です。
ここではスキルを売ることの難しさと挑戦するタイミングをお伝えしました。
まとめ
今回は初めに大学生の平均貯金額をお伝えし、その後貯金をしておくことで人生の選択肢が増えるというメリットをお伝えしました。さらに貯金をするために大切なことやおすすめのお金の稼ぎ方についてもお伝えしています。
恥ずかしい話ですが、筆者は大学3年生が終わる頃まで貯金0円の生活をしていました。それが今では貯金の習慣化にも成功し、それなりの時間単価で仕事を発注していただくことも増えてきました。根本にあるのは大学3年生の12月に始めた長期インターンです。
この記事を読んだみなさんも貯金の習慣を身につけ、豊かな人生を送ってくれると嬉しいです。さらにその1つの手段として今回おすすめした株式会社ビーウェルの長期インターンがあれば非常に嬉しく思います。