大学生は好奇心が強く、新しいものが大好きで、
気になるものはすぐに取り入れたいと感じる人が多いようです。
最近ではInstagramのストーリーズ機能で使える
顔を加工できるキラキラエフェクトをインスタグラマーなどが使用を始めたことで、
大学生の多くが自撮りを投稿するときに使用するようになりました。
また、SNSで流行っている服やアクセサリーと似ているものを
身につけている人も街を歩くと多く見られます。
そのため、大学生は購買意欲に関しても高いと考えられ、
自社マーケティングを行う際に無視できない存在と言えます。
そこで今回は、大学生の購買傾向について調べていきましょう。
1.大学生の消費の傾向とその理由は?
最初に大学生の消費活動について実際の数値を見ながら考えていきましょう。
下のグラフは東京広告協会が公開した「大学生と消費に関する意識調査」です。
多くの大学生の1ヶ月に自由に使えるお金の平均は約6万円となっていて、
社会人に比べると少なくなっています。
ではこの貴重な6万円をどうしているのでしょうか?
何かあった時のために貯金をしているのか、
それとも趣味に当てているのでしょうか?
実は友人との交際費や洋服代、外食代など、
人との繋がりのために使っている人が多いようです。
大学生はすべての年齢層の中で最も人との交流が盛んです。
大学のゼミ・研究室や部活動・サークル活動、アルバイトなど、
人との出会いの場がたくさんあるからです。
大学生にとって友人を作るということは最も大切であると言えます。
また、流行のお店に行ったり人気のイベントに参加したりすることは、
友人との話題作りには欠かせません。
流行に敏感な大学生だからこそ、
普段から話題はSNSで流行っているものや食べ物、店などについてが多いです。
そのために、積極的に流行のものを取り入れることで話は盛り上がり、
友人との関係性を深めることができます。
このように、大学生は友人や知人と関わり続けていくためにも
流行を追いかけることをとても大切にしていて、
そのために自由に使えるお金を貯金ではなく消費に当てているようです。
2.大学生はどのようなものに価値を感じるのか?
先ほどのお話から大学生は友人との関係性を築くためには、
消費を惜しまない傾向にあるということがわかりました。
しかし、この消費に関して内心では負担を感じていないのでしょうか?
本当は自身の個人的な趣味やQOL(Quality Of Life)を
上げるものに費やしたいと感じてはいないのでしょうか?
大学生の本心を見ていきましょう。
下の表は株式会社テスティーが公開した「消費に関する意識調査」です。
この調査は20代の男女1096名を対象に行われました。
男女ともにファッション用品や旅行・アクティビティ、外食・交際費など
人と関わっていく上で必要となる費用にはお金をかけても良いと考えているようです。
一方で、レンタルやシェアで良いと思うものには
書籍や自転車や自動車など個人で使用するものがランクインしました。
このように大学生をはじめとした若年層は個人的な趣味にお金をかけるよりも、
友人との関係性を深められるものや友人と一緒に楽しめるものにお金をかけることに
より価値を感じるようです。
3.大学生を対象にしたマーケティング
以上より大学生は他の世代と比べて
人との関わりのためには出費をためらわないことや、
流行を常に追いかけることを大切にしていることを理解していただけたかと思います。
大学生は社会人に比べると収入が少ないため、
マーケティングを行う際には影響力はないと思われがちです。
しかし、長い期間で考えて見てください。
大学生の強みは口コミ力です。
大学生一人が購入するものは少ないですが、
一人が購入してSNSに投稿したり、友人にオススメしたりすることで
瞬く間にその口コミは広まっていきます。
この一人の口コミが流行することにつながり、
流行することで他の年齢層の人々も注目し始め、
その結果として商品やサービスの売れ行きが向上していきます。
Bwell magazineでは口コミマーケティングに関しては、
以下記事にも掲載しているのでぜひ一度ご覧ください。
Bwell magazine : 購買決定に大きな影響力?口コミマーケティングに関して
このように、一見大学生の消費活動に注目する必要はないように見えますが、
実は自社の商品やサービスの人気を勝ち取るためには必ず把握しておく必要があります。
自社マーケティングを行う際には必ず忘れないようにしておきましょう。
4.大学生と繋がれるサービス
大学生を対象としたマーケティングの重要性がわかったものの、
大学生との繋がりがないために実行できないとお困りの方も多いと思います。
そのようなお悩みを解決してくれるビーウェルのサービスを紹介します。
ビーウェルは学生プロモーションやマーケティングを行っています。
1番の特徴は業界随一の学生ネットワークを持つことです。
学生会員数は5万人を超えているため、
マーケティングを行う際に必要な人数の学生を迅速に集めることができます。
実際にアプリに関するマーケティングを行う際に、
ビーウェルの会員である大学生100人にアプリを使用してもらい、
その感想をSNSで投稿、拡散してもらうことにより
1ヶ月で10万人以上に宣伝することができ、
その結果ダウンロード数が大幅に伸びたという事例もあります。
このように大学生と連携を図ることで、
短期間で商品やサービスについての知名度を上げることができるのです。
大学生を対象としたマーケティングを考えてはいるものの、
何から始めたらいいのかわからないと感じている方は
ぜひ一度ご相談して見てください。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか?
大学生を対象にしたマーケティングは
長期的な売上につなげるために欠かせないことがわかったと思います。
なので、大学生の購買傾向については、
こまめに確認をしておくことはとても大切になってきます。
ぜひこの機会に大学生を対象としたマーケティングを始めて、
売上向上につなげましょう。