日本国内におけるSNSのアクティブユーザーは増加し続けており、
SNSが持つ影響力は大きくなってきています。
今では自社マーケティングを行う際にSNSについての情報は無視することはできません。
特に、SNSの影響を受けているのは女子大生です。
つまり、自社マーケティングを行う際に女子大生のSNS事情を知らないと、
何も始まらないと言っても過言ではないのです。
今回はそんな女子大生のSNS事情について見ていきましょう。
1.女子大生のSNS利用率は?
2020年9月29日にTesTee Lab.は
「SNS利用に関する調査【2020年版】」を公開しました。
この調査は10〜20代の男女1264名を対象に行われました。
10代、20代いずれの女性も過半数以上が
LINE、Instagram、Twitterを利用しています。
また、同年代の男性に比べてTikTokが利用されているのも特徴的です。
やはり、女子大生の日常にはSNSは欠かせないものであるようです。
2.SNSの利用方法
女子大生に人気の高いSNSについて知ることができました。
それではそれぞれのSNSの利用目的はというとどんなことが思い浮かびますか?
友人とのコミュニケーションのために利用したり、
好きな芸能人の投稿を見たりとさまざまだと思います。
それでは実際にはどうなのか、それぞれのSNS別にを調べていきましょう。
LINE
圧倒的な利用率を誇るLINE。
その利用方法は他のSNSとは一線を画していて、主に連絡ツールとして利用されています。
メールをするよりも手軽にメッセージを送ることができるだけでなく、
トークグループを作成すると複数人と一斉にメッセージを共有することができます。
また、ビデオ通話やグループ通話などを無料で利用できるだけでなく、
ビデオ通話では加工カメラを利用することができるため
おしゃれへの意識の高い女子大生からの人気を集めています。
このようにコスパがよく、簡単な会員登録だけで利用することができるため、
現在では女子大生のみならず様々な世代の人々に人気のツールとなっています。
参照:LINE https://line.me/ja/
Instagramの特徴は写真がメインのSNSであることです。
毎日芸能人やインスタグラマーを中心に多くの投稿がされており、
写真やイラストから様々な情報を視覚的に見ることができます。
また、ハッシュタグ検索を行うことで調べたいものの類似投稿を
何件も一気に見つけることができるのも特徴的です。
そのため、最近では自分自身の思い出や趣味を投稿するよりも、
情報収集のために利用していることが多いようです。
検索される情報は趣味についての情報や気になるお店の情報、
話題になっているものについての情報などが見られ、
娯楽的な情報に強みを持つSNSとなっています。
また、最近ではDMを利用してコミュニケーションをとることも多いようです。
この機能はさまざまな人と連絡先を交換する機会のある女子大生から支持されています。
LINEに比べて電話番号などを相手に知られるリスクが低いため、
初対面のあまり知らない相手と連絡先を交換するときに
Instagramを利用することが多いようです。
実際に2020年6月5日にAmaductioNが公開したアンケートを見てみると、
女子大生はコミュニケーションツールとして
LINEに続いてInstagramを利用しているという結果が出ています。
このように女子大生は連絡相手との親密さによってSNSを使い分けています。
参照:note【調査】 大学生がよく利用するコミュニケーションツールやアプリ、人気のスポーツ を調査! https://note.com/amaduction/n/ne0d089fe3d7c
参照:Instagram https://en.facebookbrand.com/instagram/
続いてTwitterですが、こちらはInstagramとは反対に文章中心のSNSです。
また、大きな特徴としては140字以内の短い文章での投稿であることが挙げられ、
誰でも気軽に最新情報をリアルタイムで見ることができます。
このような特性によりTwitterユーザーの多くが
最新情報や話題になっている情報をリアルタイムで収集するために
利用をしているようです。
Instagramは自分自身の嗜好に合わせた情報を検索する人が多いのに対して、
Twitterは最新のニュースや電車の遅延情報など
日常生活に役立つ情報を検索する人が多いです。
また、投稿に対して気軽に返信できるので、
芸能人やインフルエンサー、同じ趣味を持つ人などさまざまな人と
コメントを通してつながりを楽しむことができます。
このように普段とは異なるコミュニティーに参加することができることも
Twitterの醍醐味となっています。
このように便利なTwitterですが、
女子大生からの支持はInstagramより低い傾向にあります。
この理由としては、女子大生はおしゃれなものが好きであることが挙げられます。
SNSに対してもおしゃれであることを重要視しており、
今ではSNSでおしゃれに目立つことを表す「ばえる」という言葉があるほどです。
視覚的におしゃれなものに惹かれる人が多いため文章中心のTwitterより、
いわゆる「ばえる」写真が見られるInstagramの方が好まれるようです。
参照:Twitter https://about.twitter.com/en/who-we-are/brand-toolkit
その他
その他にも10代からの人気が急上昇中のTikTokや、
さまざまな年齢層で利用されているFacebookなどがあります。
TikTokは短い動画を投稿できるのが特徴ですが、
投稿するというよりは閲覧する人が多いようです。
また、ユーザーのほとんどが10代〜20代なので、
若者の中で流行っていることを短時間で調べられるツールとなっています。
主に流行りの音楽やダンスなどを知ることができます。
Instagramに比べるとまだ利用数は低いものの、
流行りに敏感な女子大生にとっては欠かせない存在になりつつあります。
Facebookは他のSNSが情報収集に利用される中、
リアルの友人と繋がるために利用されており、
連絡手段になるのでさまざまな年齢層で支持されています。
他のSNSと違い本名での登録が多く、また出身地や出身校などを登録できるので、
長年疎遠になっていた友人を見つけることができます。
Facebookも便利なツールであるにもかかわらず、
他のSNSに比べて女子大生からの支持が低くなっています。
この理由としては知り合いと繋がりやすい特徴により、
SNSを知られたくないような相手とも繋がってしまい面倒に感じるということが挙げられます。
女子大生はさまざまな人と関わる機会が多いため、
出身地や出身校など個人情報を特定されることに抵抗があるようです。
3.女子大生とSNSの関係性
SNS別の利用方法を見てきましたがSNSは単純に自身が投稿するためのものではなく、
最新情報の収集場所であることがわかっていただけたかと思います。
それでは女子大生も情報収集にSNSを利用しているのか、
実際のデータを見ながら確認していきましょう。
2020年9月30日に株式会社ネオレアが
「中学生・高校生・大学生・U-25社会人に対して「情報収集」に関するアンケート調査」を公開しました。
この結果によると大学生は情報収集を行う際に、
過半数以上がInstagramやTwitterを利用していることがわかります。
やはり、SNSの影響力が大きくなり続けている社会では、
情報収集もWEBサイトやメディアではなくSNSを利用しているようです。
また、女子大生のほとんどが連絡ツールとしてもLINEのようなSNSを利用しています。
ここまでのお話で予想されているかと思いますが、
女子大生にとってSNSは生活する上で欠かせないものになっています。
4.女子大生を活用したSNSマーケティング
さて、SNSは女子大生にとって何よりも影響力があるツールだということがわかりました。
この傾向をぜひSNSマーケティングに応用することをおすすめしたいです。
SNSマーケティングを成功させるには、
まず一番影響力のある世代のユーザーからの反応を得ることが重要となってきます。
なので、好奇心が旺盛でSNSを頻繁に利用する女子大生をターゲットにすることは
とても有効的な方法となります。
しかし、実際にSNSで女子大生と繋がることは難しいと感じている方が多いと思います。
ビーウェルにはそんなお悩みを解決してくれるサービスがあります。
ビーウェルは学生会員登録者数が2万人を超えており、
業界随一の学生とのネットワークを誇っています。
そのため、SNSマーケティングを行うために必要な女子大生と高確率でマッチングを図ることができます。
女子大生をターゲットにSNSマーケティングを始めたいけど
女子大生との繋がりがほぼなくて始められない、自社でマッチングを図る時間がない
などでお悩みの方はぜひ一度相談をして見てください。
5.まとめ
いかがだったでしょうか?
女子大生とSNSの関わりの深さについて改めて実感していただけたかと思います。
時代の流れにいち早く便乗することができる女子大生を
SNSマーケティングのターゲットにすることはとても重要なことです。
自社商品やサービスを広めたいのにうまく広められずにお悩みの方は、
まずは女子大生をターゲットにしたSNSマーケティングをご検討ください。