学生起業のメリットや何から始めるべきかを伝授!

「学生時代に何か頑張ったことが欲しい!」
「実は誰にも言ってないけど起業に興味がある!」

そんな風に考える学生さんは多いのではないのでしょうか。

しかしながら
「自分には学生起業なんてできるわけない」
「何から始めればいいのかわからない」
「学生で起業って、色々リスクがありそう」
「起業塾などが多すぎて、何がいいのかわからない」
という理由で一歩を踏み出しきれない方も多いと思います。

そこでこの記事では、学生起業をするメリット、デメリットや

実際の行動に落とし込んでいくための方法などをご紹介したいと思います。

そもそも、学生起業とは?

学生起業とは、現役学生が自ら事業を起こすことをいいます。
近年では日本でも自身のアイデアやリサーチなどをもとに起業する学生が増えています。

実際に学生時代に起業して現在も活躍されている方もたくさんいらっしゃいます(後ほど詳細を!)。

とはいえ「わざわざ学生時代に起業する意味って何?」「社会に出てからでもいいのでは?
と思われる方も多いと思います。

そんな方のためにここからは学生起業のメリットとデメリットを挙げていきますね!

学生起業のメリットとデメリットは?

では具体的に学生起業のメリットとデメリットについて挙げていきます。
人によって共感できるところが異なるかと思いますので
「自分はどう感じるだろう?」と考えながら読んでみてくださいね。

メリットとデメリットについては主に以下のようになります。

【学生起業のメリット】
①リスクが少ない
②自由な時間が圧倒的に多い
③失敗大歓迎!何回でもやり直せる
④就職する場合にもプラスの影響を及ぼすことがある

【学生起業のデメリット】
①知識や経験が少ない
②学業との両立が困難
大金が必要なビジネスを始めるのが難しい


ここからはそれぞれのメリット・デメリットについて詳しく紹介していきます。

学生起業のメリット①リスクが少ない

学生起業のメリットとして「リスクが低い」ということがあります。
なぜなら、学生の多くの方は家庭を持っておらず、月に必ず稼がないといけない金額が決まっていないからです。

なので「この金額稼がないと生活が難しい、生きていけない!」というリスクは感じないで済みます。

しかし、これが就職をしてからになると
数百万円の年収を捨てて起業に挑戦するというのは、リスクを感じてしまい、難しくなります。
ましてやライフイベントを通して家族を支えなければならない場合、尚更給料を捨てて挑戦するのは難しくなります。

つまり、就職後の起業に比べて、学生起業は特にお金の面でリスクが少ないといえます。

学生起業のメリット②自由な時間が圧倒的に多い

学生期間は授業時間の調整がおこなえたり、長期休暇が多いことから
自由な時間を作り出し、自分の興味関心に没頭できる期間といえます。

しかし、これが社会人になると難しくなります。
というのも最低でも週5日は勤務する必要があるので
仕事終わりや貴重な休日に勉学に励むには、根気が必要になります。

時間がある学生期間なら、集中して大きなことに取り組もうという意思を持つことができ、
試行錯誤を沢山して事業の改善を行うことができます。

これらのことから、自由な時間が多いことは学生起業の大きなメリットといえるでしょう。

学生起業のメリット③失敗大歓迎!何回でもやり直せる

もし失敗しても、いくらでもやり直すことができるのは学生起業の大きなメリットです。

そもそも起業家にも同じ事業を現在まで続けている人が少ないように
先輩起業家も多くの失敗や困難を乗り越えて、現在の大きな成功を掴んでいます。

また、最終的に学生起業をして上手くいかなかったとしても、就職をするという道があることは学生ならでは!
非常に大きな強みといえます。

学生起業のメリット④就職する場合に有利になることがある

学生起業の経験が就職に有利になることがあります。
起業は会社の登記をはじめ、事業を成功させるために
「自分で行動して結果を出す」 「経営者視点で物事を考える」ということが求められます。

これは一般的に、バイトやサークルでは中々得られない経験です。

たとえ学生起業が失敗したとしてもその経験とスタンスが評価され、間違いなく自身の実力と自信になります。

次にデメリットについて紹介します。

学生起業のデメリット①経験や専門知識が少ない

学生が起業する際にデメリット、ハードルとなるのが、知識や経験の少なさです。

社会人経験もなく、まだ専門知識も少ないため「こんなことをしたい!」と思っても
リサーチ不足や検討不足になる可能性があります。

また経験や知識が無いことで「やっぱり自分はできないんだな」と自信をなくしてしまう可能性もあります。

学生起業のデメリット①大金が必要なビジネスは始めにくい

学生の場合、多くは社会人経験がないため資金をたくさん持っている人は少ないでしょう。
そのため、大金が必要なビジネスに関しては、始めたくても始められない場合があります。

さらに、そこから資金調達をするとしても銀行などからは難しくなります。
銀行や政府機関から資金調達をしたい場合、ある程度の社会的信用が必要になります。
しかしながら学生の場合は、社会的信用を持っていないと判断されて借りられない場合がほとんどです。

とはいえ学生ならではの資金調達の方法として
・ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家から出資を受ける
・クラウドファンディングの利用
という方法もあります。
これらをおこなうために起業への思いや環境を自ら整えていく必要がありますね!

学生起業のデメリット学業との両立が困難

学業との両立が難しくなるのは学生起業のデメリットでしょう。

実際、筆者の周りにも学生起業をして単位を落とし、
留年をした人や起業に専念するために休学・中退した人がいます。

多くの人は起業に意味とやりがいを感じ、能動的にこれらの選択を取るようです。

とはいえ「大学の勉強もしっかりしたい!」という場合は
勉強仲間を見つけたり授業中に疑問を解決したりして、両立のための対策をきちんと取っていきましょう。

学生起業で成功している人にはどんな人がいる?

ここまで学生起業のメリットとデメリットを述べてきました。


そこから実際にこれまで学生起業で成果をあげた人生の先輩にはどのような事例があるのか、
本当に成功している人はいるのか、気になる人も多いと思います。
皆さんの知っている方も多いと思うので、自分の企業した姿をイメージしながら事例を見ていきましょう!

株式会社リクルート 江副浩正さん

まずはじめに株式会社リクルートの創業者の江副浩正さんを紹介します。
江副さんは大学生の時に起業し、成功した一人です。

彼は東京大学に在学中に学校の掲示板に貼ってある求人募集を見て
この求人を東大新聞に広告として載せることができないか?
と考え、起業に対しての広告営業を開始したところから、現在に至ります。

これが皆さんご存知のリクナビの原型となっています。どこにきっかけがあるかは本当にわからないですね!
現在ではWebサービス主体にシフトしながら、人々に使われ続けているサービスになっています。

ソフトバンク株式会社 孫正義さん

誰もが知る、ソフトバンクの孫正義さん。
孫さんはカリフォルニア州の大学に在学中、アルバイト以外でお金を稼ごうと思い立ちました。
そこから1年間、毎日新しい発明を考え続けたそうです。

その中で音声装置付きの多国語翻訳機の試作機を発明。
当時のシャープの専務に直談判で売り込み、1億円で買い取ってもらった、というエピソードがあります。

このように、大学時代から枠にはまらずに行動をし、1981年に福岡で日本ソフトバンクを設立。
パソコン用ソフトの流通や出版事業をおこないながら、日本を代表する通信会社に成長させていきました。

株式会社Gunosy 福島良典さん

読みやすさが人気のニュース配信サービスGunosyの福島良典さん。
東京大学大学院在学中に、同級生3人でGunosyを作り出しました。

当初はこのサービスで起業するつもりはなく、研究を兼ねたサービス開発という位置付けでした。
しかしユーザーが増えてきたこともあり法人化を果たしました。
法人化してから約2年半というスピードでマザーズ上場を果たされています。

株式会社タイミー 小川嶺さん

学生と同年代の学生起業家として
スキマバイトサービス「タイミー」を立ち上げた小川嶺さんをご紹介します。

小川さんは2017年にアパレル関連事業の株式会社を立ち上げ、1年で事業転換を決意。
2018年よりタイミーのサービスを開始しました。
今では橋本環奈さんが広告キャラクターとして出演しており、注目度が高まっています。

そんな今では注目度の高い小川さんも、初めから事業を成功させているのではなく
試行錯誤の末にタイミーを展開しています。


そう考えると、まずは行動することが大事!と思えてきますよね。

「Facabook」創業者 マーク・ザッカーバーグさん

最後に海外の事例として、世界最大級のSNSであるFacebookの創始者、
マーク・ザッカーバーグさんについて紹介します。

彼はハーバード大学在学中に「Facebook」の原型を作り上げます。
ただなんとそれが
「大学に在籍する女性生徒で誰が一番可愛いかをサイト利用者に比較させる」サイトだったそうです。

元々は彼が憂さ晴らしで作り、学生の間でも利用されたようですが
もちろんザッカーバーグさんはバッシングを受けてサイトは閉鎖となったようです。

しかしこの経験をもとに後のFacebookが生まれることになります。
映画にもなっているので気になる方はチェックしてみてくださいね。

学生起業を支援しているサービスを紹介!

ここまで学生起業にはメリットの方が多いということ、
実際に学生の間に何らかのサービスを立ち上げた方々の成功例を紹介してきました。

ただ
「魅力は伝わったけど何を始めればいいかわからない、、、。」
「まだ漠然とした不安がある、、、。」
「一人で始めるのは抵抗が、、、。」

という方もいらっしゃると思います。

そんな方におすすめなのが学生起業支援サービスです。

学生起業支援サービスなら
講師のレクチャーによるインプット
わからないことを何でも相談できる
同じ志を持つ同年代の仲間
という環境をすぐに手に入れることができます。

ここではおすすめの学生起業支援サービスをいくつか紹介したいと思います。

①ミラマジ

https://bwell.jp/for_student/school

まずお勧めしたいのが「ミラマジ」です。
ミラマジとは、株式会社パンスールと株式会社ビーウェル社が共同しておこなっている学生起業家輩出プロジェクトです。

主な特徴としては
・参加費無料
・関西での開催
・現役経営者が講師

ということが挙げられます。

特に参加費無料というのは学生にとってはありがたいことですよね。

また関西で何かしたい!同じ思いを持った仲間を作りたい!という学生さんにも一押しのサービスです。

②WILLFU STARTUP ACADEMY

https://willfu.jp
2つ目に紹介するのは株式会社WILLFUの「WILLFU STARTUP ACADEMY」です。

主な特徴としては
・学生起業家輩出日本一
・東京のスクール
・沢山のOBとの人脈ができる

ということが挙げられます。

特に実際に起業した方との人脈を作りたい、有名なスクールに行きたいという方にはおすすめです。

③クラウンアーツ・ビジネススクール

https://crownarts-businessschool.com
クラウンアーツ・ビジネススクールは株式会社クラウンアーツが運営する1年間のプログラムになります。

主な特徴としては
・全国どこでもオンラインで受講可能
・社長の鞄持ちをはじめとするリアルな実践制度
・1年間しっかりと学ぶことができる

などが挙げられます。

しっかり学びたいけどオンラインがいい!という方におすすめです。

無料の学生起業支援ならミラマジ!

いくつかのサービスを紹介してきましたが
「無料でまずは知識を身につけたい!」
「まだ正直少しハードルを感じている」
という方には、ミラマジがおすすめです!

なかなか「起業」というと挑戦的なイメージを感じてしまいがちですが
最もリスクを回避して知識を身につけられる手段だといえるでしょう。

大学生の時間がある内に、勇気を出して踏み込むことは、のちの大きな糧になります。
ぜひチャレンジしてみてくださいね!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は学生起業について様々な面から紹介し、ネクストアクションについてもお話ししました。

学生起業はみんな「ちょっと起業っていいかもしれないな」程度の思いからスタートです。
誰しも初めは初心者ですので、いつ飛び込むかどうかが重要になってきます。

ここで飛び込むことは社会人になって大きな差につながります。

参加を検討している方は、ぜひ無料の説明会などを通してさらなる情報を集めに行ってみてくださいね!
これを機に、あなたが一歩夢に向かって踏み出すことができますように!