韓国大学紹介Vol.4【慶熙大学】

大学概要

ソウル特別市東大門区と京畿道龍仁市に位置する私立名門大学。前身は1911年に設立された「新興武官学校」で、慶熙という校名は慶熙宮に因んで名付けられました。ソウルキャンパスと国際キャンパスがあり、ソウルキャンパスは人文·社会、医薬学、基礎科学、純粋芸術などの純粋学問、国際キャンパスは工学·応用科学、現代芸術·体育などの応用学問が中心です。

2011年にマニスカレッジ（Humanitas College）を発足させ、人文学教育にも力を入れています。ソウル及び京畿道の4年制大学の中で唯一、韓医科大学、医科大学、歯科大学、薬学大学のすべて保有している大学であり、ホテル観光学部は韓国国内のホテル観光学部のランキングで1位を記録するなど、トップクラスの教育を誇っています。

大学の特徴

＃国際交流

国際社会への貢献を大学の責任だと強調する慶煕大学は、より良い人類文明のために、地球的談論と意識を生産することをミッションとしています。教育・研究・実践分野におけるグローバル意識の具現化を目指し、様々なプログラムを通じて国際化を推進しています。多様な国際交流プログラムのほか、世界中の520あまりの大学と姉妹提携を結び、相互交換学生を派遣する交流システムを備えています。

＃東西文化が調和したキャンパス

国際キャンパスの中央図書館はギリシャ神殿のような外観を保っており、一見すると西洋風の建物が目立ちます。しかし、細かい装飾には韓国の伝統様式が積極的に採用されていて、韓国の伝統に対する関心と愛情を随所に感じ取ることができます。

＃永住権取得に役立つ

対外評価の高い慶熙大学は、海外大学院への進学や海外就職、その他の国々で永住権を獲得するのに役立ちます。慶熙大学はオックスブリッジやLSE、アイビーリーグ、UChicagoなどで、韓国の名門大学リストに載っているので、大学卒業後に海外の大学院に進む場合に非常に有利な大学です。

日本の場合、高学歴高度技術の外国人を特定して永住権を早く発給する「高度人材外国人対象ポイント優待制度」がありますが、慶煕大卒業生は高い国際評価により合格カットライン70点中10点を高度人材外国人として認められ、より容易に日本就職の後に永住権を獲得できます。永住権ポイント制を実施している他国でも同様の優遇が受けられるようです。

キャンパス紹介

【慶煕大学校ソウルキャンパス】

【慶煕大学校国際キャンパス】

韓国学生の声

「学生数が全国1位でもある慶煕大学は、さまざまな分野で韓国トップクラスのレベル。」

「韓医学といえば慶煕大学。この分野で慶煕大学に勝る学校はない！」

「2019年世界大学評価ではホテル観光分野でも国内1位。ホテル観光学部の文化観光コンテンツ学科は日本人の学生も多く在籍しており、チーム課題の際には外国人学生と韓国人学生が一緒に取り組むことも少なくない。学生数が多い分、さまざまなバックグラウンドを持つ学生が多く、外国人留学生も多い印象がある。」

「キャンパスが美しい。神殿や大聖堂のような外観の建物がシンボリックで、韓国で一番美しいと言われている。とにかく広大で坂が多いので、講義室の移動のたびに登山をしているような気分になる。キャンパスから最寄りのフェギ駅までは、学生街が広がっていて安くておいしい飲食店が数えきれないほどあり、慶煕大学を中心として賑わっている。」

慶熙大学出身の内定先

Abeam Consulting、インバウンドテクノロジー、LAWSON

イメージの近い日本の大学

学業もそれ以外も要領よく！ 自然あふれるキャンパスを持つ青山学院大学、または明治大学がイメージの近い大学としてあがっています。
ただし、学力で言うとSKY（ソウル・延世・高麗）の次のランクになるので、旧帝国大学と言っても過言ではありません。