【就活生必見!】CSRを就活の軸にする!~厳選ポイント解説~

世界的にCSR(企業の社会的責任)やSDGs(持続可能な開発目標)の注目度が高まっています。この記事を読んでくださっている方のなかには、就職先を選ぶときに社会的責任を果たしている企業なのかを気にする方もいるのではないでしょうか。

上場企業の多くはCSRに取り組んでおり、「企業名 CRS」と検索をすると各企業のCSR活動を知ることができます。例えばトヨタ自動車の社会貢献は、「次世代を担う人材育成と社会課題の解決」を掲げています。他にもソニーグループは「感動に満ちた世界を、次世代へ。」というキャッチコピーで社会貢献活動をおこなっています。このように上場企業の多くがCSRに取り組んでいる現在、就職活動でCSRを軸にすることはできるのでしょうか。

本記事では、CSRとはどのようなものなのか、具体的なCSR、CSRを就活の軸にできるのかを解説していきます。また、CSRを就職活動の軸にする際、意識してほしいポイントもご紹介します。

就職活動の軸で悩んでいる方は、年間10,000人以上の学生をサポートするALPSCHOOLへご相談ください。1回30分の面談を通じてあなたの就職活動をサポートします。

CSRとは?

まずはCSRについて解説します。CSRという言葉を聞いたことはあるけど、どのようなものなのか理解できる人は多くないのではないでしょうか。BtoBプラットフォームの経理用語集では、CSRを以下のように定義しています。

CSR(シーエスアール)とは、企業の社会的責任(corporate social responsibility)の略。
企業が社会に対して責任を果たし、社会とともに発展していくための活動を指す。企業経営の根幹において企業の自発的活動として、企業自らの永続性を実現し、また、持続可能な未来を社会とともに築いていく活動である。
CSR活動の例としては、地球環境保護、企業統治と積極的な情報開示、ボランティア活動の支援、消費者に対する誠実な対応、従業員に対する職場環境の改善などが挙げられる。
CSRについてはこちらでご理解いただけたかと思いますが、具体的な活動についてはまだわからないという方もいるかと思いますので、具体的な活動をご紹介します。

CSRの具体例

CSRの具体例、「地域課題の解決」「サプライチェーンへの取り組み」「環境への取り組み」を思いつく方は多いのではないでしょうか。これらはもちろんCSRの具体例ですが、「社会とともに発展する」という文脈に従えば、納税もCSRの一環と言えそうです。他にはボランティア活動や寄付という行動を積極的におこなうこともCSRと言えます。これらの活動はすべてCSRだということを覚えておいていただけると嬉しいです。

CSRは就活の軸にできるのか?

ここからは本記事を読んでくださっている皆さんが一番気になっているであろう「CSRは就活の軸にできるのか」について解説します。初めに結論をお伝えしますと、ポイントを抑えることで就活の軸にすることは可能です。

就活生は就活の軸として「挑戦できる環境」や「一緒に働く人が魅力的であること」というようなものを設定します。それらと同じように「企業活動を通じて社会貢献をしたい」という軸を持つことは決して悪いことではありません。CSRを軸に就職活動をおこないたいと考えている方は自信を持ってください。

CSRを就活の軸にする際のポイント

CSRを就活の軸にする際のポイントは「どのような社会貢献をしたいのか明確にする」「その企業でなければならない理由を明確にする」「社会貢献したい理由を語る」の3点です。それぞれについて詳しくをお伝えします。

どのような社会貢献をしたいのか明確にする

1つ目のポイントは、どのような社会貢献をしたいのか明確にすることです。先ほども少し触れましたが、納税も立派な社会貢献です。地域課題の解決も社会貢献ですし、環境保全も福祉も社会貢献です。社会貢献という言葉は広い意味で使われるため、あなたのおこないたい社会貢献がどのようなものなのかを明確にする必要があります。

地域課題の解決を事業としておこなっている企業に対して、福祉活動で社会貢献をしたいと伝えても採用担当者から評価されにくいことはご理解いただけると思います。地域課題の解決で社会貢献をしたいと考えているのであれば、そのような事業に取り組んでいる企業の選考を受けることが望ましいでしょう。

また、内定を獲得できたとしても本来やりたいと思ってた内容と違う形での社会貢献になってしまうと、働き始めてから悩む可能性もあります。未来の自分が本当にやりたいことができる環境に身を置くためにも、社会貢献を具体的にしておくことをおすすめします。

現在、社会貢献をしたいけど具体的に何がしたいのかわからず悩んでいる方は、ぜひALPSCHOOLの面談をお申し込みください。プロのサポーターがあなたの社会貢献が具体的にどのようなものなのかを言語化するお手伝いをさせていただきます。

その企業でなければならない理由を明確にする

2つ目のポイントは、その企業でなければならない理由を明確にすることです。採用担当者は就活生が自社に入社してくれるのかを重要視する傾向があります。つまり、担当者に「この学生は自社に入社してくれそうだ」と思ってもらうことが大切です。

社会貢献を全面に押し出して就職活動をする場合、採用担当者は「この学生がNPO法人(営利を目的としない団体)ではなく、民間企業を志望する理由を知りたい。」と思うことはご理解いただけると思います。この懸念を払拭するだけの理由を用意する必要があるということを覚えておいてください。

対策としては、自らがおこないたい社会貢献を事業として取り組んでいる企業の選考を受けることがあげられます。他にもNPO法人ではなく事業として取り組んでいる方が継続性が高いと考えていることも担当者を納得させる材料になるでしょう。

社会貢献したい理由を語る

3つ目のポイントは、社会貢献したい理由を語ることです。どのような経緯で社会貢献に興味を持つようになったのか、現在どのような社会貢献活動をしているのかを採用担当者に伝えるようにしましょう。

社会貢献に興味を持つようになったきっかけを担当者に伝え、納得感を持ってもらえるように意識をしましょう。社会貢献したいという思いを伝えるためには言葉だけでなく、行動もともなっていることが望ましいといえます。現在社会貢献活動をしていれば、社会貢献に対する意識の高さと行動力を示すこともできます。

本記事でご紹介した3つのポイントを押さえて就職活動に活かしていただけると幸いです。

まとめ

本記事では、CSRとはどのようなものなのか、具体的なCSR、CSRを就活の軸にできるのかを解説していきます。また、CSRを就職活動の軸にする際、意識してほしいポイントをご紹介しました。

CSRとは、企業が社会に対して責任を果たし、社会とともに発展していくための活動を指します。地域課題の解決や環境への取り組みだけでなく、納税も立派な社会貢献活動であることをお伝えしています。

CSRを就職活動の軸にすることは可能ですが、ポイントを押さえておくことが大切です。押さえておきたいポイントとして、「どのような社会貢献をしたいのか明確にする」「その企業でなければならない理由を明確にする」「社会貢献したい理由を語る」の3点をご紹介しています。それぞれについて詳しくご紹介しておりますので繰り返し読み直していただき、ぜひ就職活動に活用してください。

就職活動の軸だけに限らず、就職活動で悩みごとがあれば気軽にALPSCHOOLへご連絡ください。プロのサポーターがあなたに合わせて就活サポートをおこないます。