就職活動中に本を読むことには多くのメリットがあります。当記事では「読書のメリット」と「就活にオススメの本」をお伝えしていきます。
就活中に本を読むことのメリットは想像もできないという方も、就活中に読書をすることが効果的だということはなんとなく理解しているという方もぜひ最後までご覧ください。この記事を読み終える頃には「本を読むことは就職活動で役に立つ」と確信を持っていただけると思います。
この記事を読んでくださるあなたが「納得のいく就職活動ができた」と笑顔で就活を終える力になれるととても嬉しいです。
就活における読書の有効性
ここでは就職活動における読書の有効性について3つのポイントからお話をしていきます。この3つ以外にも読書で得られるメリットは数多くありますが、筆者が就職活動中に「読書をしていてよかった」と思ったものを取り上げています。
就活における読書の有効性①自己分析に役立つ
就活における読書の有効性1つ目は「自己分析に役立つ」です。
就職活動を始めると必ずぶつかるのが「自己分析の壁」です。自己分析が進まないことは当たり前ですし、そもそも自己分析の方法がわからないという壁にぶつかります。
筆者も就職活動を始めたばかりの時に「自己分析の壁」にぶつかりました。
そんな筆者を助けてくれたのが「読書」と「就活メンター」です。
※就活メンターの話は今回の本論からズレてしまいますのでこちらの記事をご覧ください。
筆者が就活中に出会った中で最も影響を受けたのが「7つの習慣」です。この本の説明は後ほどさせていただきます。ここでは「読書をしたことで自己分析が進むきっかけを得た」ということを押さえておいてください。
読書を通して自分以外の誰かの人生を体験し、誰かの考え方に触れると「この話は共感できる」「この人のような人生を送りたい」など様々な感情が生まれます。本を読みながら「自分はこの人と近い考え方を持っている」などの発見をすることで自己理解がより深まります。
就職活動中に読書をすることで自己分析が進むということは十分ご理解いただけたと思います。自己分析に役立つ本は後ほどお伝えしますので楽しみに読み進めていただけると嬉しいです。
就活における読書の有効性②ビジネスの知識が身につく
就活における読書の有効性2つ目は「ビジネスの知識が身につく」です。
本を出す人は社会的に成功している確率が非常に高いことはすでにご存知の方も多いと思います。本には成功者の思考が詰まっています。つまり、社会で成功するために必要な考え方や行動が詰まっているということです。読書をすることで成功者の思考や行動を学び、学んだことをアウトプットして身に着けることで社会で成功する力が身につきます。ビジネスで成功している人の本を読むことでビジネスの知識が身につくことは間違いありません。
また、ビジネスに対する知識がある学生は就活の面接においても評価されます。学生のうちからビジネスに関しての知見があるということは、ビジネスに対する興味関心があることや主体的に学ぶ姿勢が備わっているということを示すからです。
ビジネスの知識が身につくと、面接で評価されることを覚えておきましょう。
就活における読書の有効性③「面接で役立つ」
就活における読書の有効性3つ目は「面接で役立つ」です。
面接で「最近読んだ本はありますか?」「最近読んだ本の中で最も影響を受けた本を教えてください」といった質問をされることがあります。読書をしておくことでこの質問に対してしっかりと答えることができることも読書をするメリットと言えるでしょう。
面接官が「最近読んだ本はありますか?」と質問する意図としては、
- 主体的に学ぶ力があるかを知りたい
- どのような分野に対して興味関心があるのかを知りたい
- 伝える力を測りたい
といったことが挙げられます。
面接官の質問の意図を知り、相手の意図に沿った回答ができるように準備しておきましょう。そのためにはただ本を読むだけではなく、その本から学んだことや感じたことを整理しておくことがオススメです。自分の中で衝撃を受けた部分などについても相手に伝えることができると良いでしょう。
就活生にオススメな本 5冊
ここでは就活生にオススメな本5冊を紹介していきます。就活で役立つ本をメインで取り上げているのでぜひ参考にしてみてください。
就活生にオススメな本①「7つの習慣」
就活生にオススメな本1つ目が「7つの習慣」です。
この本は1989年に出版された本で、30年以上たった今でも売れ続けているベストセラーです。「7つの習慣」は非常にボリュームのある本で最後まで読み切るには体力と体力が必要です。インターネットで「7つの習慣 要約」と検索すると要約された記事が出てくるので読書の習慣がない方はまず要約記事から読んでみてください。
7つの習慣は、アメリカ建国から約150年間の間に書かれた成功に関する文献から成功の基本的な原理原則を導き出し、まとめた本です。この本を読むと長い間変わらない本質的な成功原則を知ることができます。
就職活動という短いスパンではなく、人生という長いスパンであなたの人生を変えてくれる貴重な1冊になること間違いなしです。
就活生にオススメな本②「メモの魔力」
就活生にオススメな本2つ目が「メモの魔力」です。
メモの魔力は株式会社SHOWROOM代表取締役社長でコメンテーターとしても活躍している前田裕二さんの著書です。筆者には「メモの魔力にある面接1000問をやっておけば就職活動は大丈夫」と話している友人がいました。
彼は面接がうまくいかない時にメモの魔力に出会い、面接1000問を地道に取り組んだ結果、超大手金融企業からの内定を獲得しています。1度で終わるのではなく常にブラッシュアップし続けることで面接の通過率も右肩上がりになっていったと言っていました。
面接対策はまずメモの魔力の1000問から始めてみるのがオススメです。最初から1000問全てに取り組む必要はありません。まずは10問、できたら20問と少しずつ数を増やしていきましょう。
就活生にオススメな本③「業界地図」
就活生にオススメな本3つ目が「業界地図」です。
当たり前ですが就活生は仕事をしたことがありません。知っている業界も多くはないのが現状です。筆者が就活を始めた時に知っていた業界は「自動車」「通信」「小売」など、普段利用するサービスを提供してくれている業界ばかりでした。
しかし、世の中にはBtoBと呼ばれるビジネスを展開している企業も数多くみられます。それらの業界についても基本的な知識をインプットしておくことがオススメです。まずはどのような業界があるのかをインプットしましょう。その上で興味のある業界についてはより深く理解するために業界研究を行うことをオススメします。
業界地図では、その業界の今後の予想も載っているので衰退産業を避けて選考を受けたいという方や成長産業に絞って選考を受けたいと考えている方には特にオススメです。
就活生にオススメな本④「ストレングスファインダー」
就活生にオススメな本4つ目が「ストレングスファインダー」です。
就職活動をする際に、自分の強みを活かす仕事or自分の好きな仕事で迷う人は多いかと思います。自分の強みを活かす仕事をしたいという方はぜひストレングスファインダーの結果を元に業界や職種を選んでみてください。
ストレングスファインダーでは、才能を34の資質に分類しています。その中で優位な資質を理解することで自分の得意を活かす仕事を見つけることができます。また、自分の強みがわからないという人にもオススメです。ストレングスファインダーの結果をもとに、自分の資質が生かされたエピソードを思い出してみましょう。
自己分析のツールとして活用しつつ、業界や職種選びにも役立つストレングスファインダーを活用しない手はありません。
就活生にオススメな本⑤「伝え方が9割」
就活生にオススメな本5つ目が「伝え方が9割」です。
面接での伝え方が大切だということはみなさん理解していると思います。しかし、どのような伝え方をすれば相手に伝わるのかを知らない方も多いのではないでしょうか。伝え方が9割には、相手に伝えるために大切なことが書かれています。
面接だけではなく、ESが苦手だという方も一度読んでみることをオススメします。この本は漫画版もあり、気軽に読むことができます。
まとめ
ここまで読んでくださった方は「本を読むことは就職活動で役に立つ」と理解していただけたと思います。また、就活に役立つ本を5つも知っている状態です。読書を通して知識を増やし、読書を通して自己理解を深めることで納得いく就職活動を送っていただけると嬉しいです。
今回紹介した本を読んだ上でさらに自己理解を深めたい、さらに業界についての知識を増やしたいという方は気軽にALPSHOOLに連絡してください。自己理解をお手伝いするのはもちろん、様々な業界の経験者が業界についての知識もご提供いたします。面接練習やES添削のご依頼もお待ちしております。
この記事を読んでくださったあなたが納得のいく就職活動をできることを願っています。