就職活動を始めようと思っても何から始めていいのかわからない方が多いのではないでしょうか。また、とりあえず就職活動を始めてみたけど進んでいる実感がなく不安になる方も多いでしょう。今回は24卒就活生が就活を始める際にまず行うと良いことをお伝えします。
この記事を最後まで読むと周りの24卒就活生と差をつけることができます。就職活動に正解はありませんが、絶対に押さえておくべき事はあります。就職活動を始める際のお役に立てれば嬉しいです。
就活スタート時にするべき4つとは!?
今回は「24卒就活生が就活を始める際にするべき4つのこと」をテーマに、就活における基本中の基本をお伝えしていきます。これらの基本を抑えることで”最低限の戦う力”を身に着けることができるでしょう。
決して難しい話ではないので安心して読み進めてください。
(1) 自己分析
就職活動の基本は「自己分析」です。
筆者は就職活動をしていた時に「自己分析が終われば就活の90%は終わり」と言い切る人に出会ったことがあります。当時は意味がわかりませんでしたが、実際に就職活動をする中で「自己分析が終われば就活の95%は終わり!」と思うようになりました。
そして、就職活動を始めると「自己分析」という言葉を聞くことが増えますが、自己分析の中にも「自分の価値観を理解する」「現在の興味・関心を明確にする」「将来像を考える」など様々な種類があります。一番最初に着手するのは「過去の自分の行動を整理し、その際の心の動き(なぜそのような行動を取れたのか)を思い出すこと」です。
それでは、3つほど具体的な例をあげます。1つの出来事に対して心の動きは人それぞれです。ここでは同じ出来事に対して複数の心の動きを示します。
出来事:部活の練習がとても辛かったが乗り切った 心の動き:①試合で勝ちたいから②弱音を吐きたくないから③周りの人も頑張っていたから |
出来事:大学受験の際に1日10時間以上勉強した 心の動き: ①目標としている大学があった ②勉強するのが当たり前だと思っていた ③親・先生からプレッシャーをかけられていた |
出来事:アルバイトで月に20万円稼いだ 心の動き: ①お金が欲しかった ②人手不足で店長が困っており、人助けのつもりでシフトを増やした ③お客さんの笑顔を見るのが好きで働く日数を増やした |
ここで理解していただきたいのは、1つの出来事に対してどのような心の動きがあるのかは人それぞれであるということです。「どのような心の動きがあってその出来事になったのか」を整理することが大切です。
頭に残っているエピソードを複数書き出していくと、同じような心の動きが多いことに気がつくはずです。「周りの人と一緒だと頑張れる」「ライバルが近くにいると頑張れる」「誰かに期待されると頑張れる」などあなたの特徴を理解することが自己分析の第一歩です。
出来事を思い出すのは簡単でも、その時の心の動きを思い出すのは大変です。さらにそこから共通点を見つけ出すことは難しいものです。周りの経験豊富な社会人などに助けてもらうことをおすすめします。ALPSHOOLでは人事経験者があなたの就職活動をサポートします。もちろん自己分析のお手伝いも可能ですのでお気軽にご連絡ください。
(2) 業界研究
就活をする上で業界研究は非常に大切です。
まずは自分自身が興味・関心のある業界1つでも良いので業界研究を行ってみてください。就職活動を始めたばかりで業界を絞り込む必要はありません。まずは1つでも業界研究をしておくことで、就職活動が本格化した際に業界研究をスムーズに行える状態を作り出すことができます。
簡単な業界研究の進め方をお伝えします。
①業界研究する業界を決める
②対象の業界に属する企業をできる限り見つける
③業界全体の将来予想(今後市場規模が大きくなるのか、あるいは小さくなるのか)
④業界のビジネス構造(誰がお客様なのか)
⑤お客様にどのような価値を届けているのか
⑥お客様に価値を届けるまでに社員にはどのような仕事があるか(概要を考えればOK)
⑦業界の平均年収
まず、この7つを押さえておきましょう。
さらに詳しく業界研究をしたいという方はぜひご自身で調べて業界研究を行ってみてください。業界内の企業順位などを気にする方もいますが、企業の業界内順位は業界研究ではなく企業研究の段階で行えば良いものだと捉えてください。
(3) 先輩の話を聞く
就職活動で意外と大切なのが「先輩の就活の話を聞く」ということです。
ここでの先輩とは「大学やサークルの先輩」ではなく、すでに社会人になった先輩のことを指しています。社会人の話を聞くことは就職活動を進める上で非常に大切です。実際に働いている人の話を聞くことで、説明会だけではわからない本当の仕事内容について理解できるためです。
大学の先輩と繋がりがある場合には先輩に連絡してみてください。新卒1.2年目の先輩に話を聞くことで入社後すぐの働き方のイメージを掴むことが出来ます。異なる業界に勤める先輩3~5人程度に話を聞くと、業界によって働き方が大きく異なることがわかります。また、会社の規模によっても任されている仕事の大きさや業務の範囲が異なることがわかります。
就職活動を始めるにあたっては、3~5人程度の先輩の話を聞くように心がけましょう。業界を絞り込んだり、希望の職種が決まった場合にさらに多くの先輩に話を聞くことをおすすめしますが、まずは気軽に話を聞ける身近な人に話を聞くことから始めてみましょう。
就職活動を始めたばかりで社会人の先輩を見つけるのが難しいという方はぜひALPSHOOLへご連絡ください。ALPSHOOLには社会人経験豊富な先輩がたくさん在籍しています。業界研究を通して興味を持った業界があれば、その業界の社会人を紹介することも可能です。
(4) 就活メンターと出会う
筆者の周りには「納得のいく就職活動ができた!」という人が非常に多くいました。その人たちの多くは「就職活動で頼りになる人(就活メンター)を見つけていた」という共通点を持っています。
就活メンターと出会うことの良い点は大きく3点挙げられます。
①辛い時の支えになる
②自己分析やES添削などの支援を受けられる
③視野が広がり選択肢が増える
▼ 詳しい内容についてはこちらの記事をご確認ください。
24卒として就職活動を始めるのであれば、自己分析や業界研究よりも先に「就活メンターと出会うこと」をおすすめします。理由は「就活メンターを見つけたほうが効率よく就職活動ができるから」です。
当たり前ですが、24卒就活生は就職活動をしたことがありません。そんな状態で自己分析のやり方や業界研究のやり方がわかるわけがありません。足し算を知らない小学1年生が独学で足し算を勉強するより、先生に教えてもらったほうが早いのは誰でもわかることだと思います。それと同じで経験豊富な就活メンターに力を借りながら就職活動を進めたほうが効率よく就職活動ができます。
ただし、就活メンターを名乗る人の中には「自分の利益のために就職活動を支援している人」が一定数いるので気をつけてください。
自分の利益のために就職活動を支援している人の特徴として押さえておいていただきたいポイントを3点紹介します。
①就活生の話を聞かず自分の考えを押し付けてくる
②都合の良い時だけ連絡をしてくる
③就職活動で大した実績をあげていない
これらの特徴に当てはまる”自称”就活メンターには注意をしてください。
24卒就活生として就職活動を始める際、初めに就活メンターを見つけることで、就職活動を効率よく行うことができると理解していただけたと思います。自己流で就職活動を行い、残念な結果に終わる人を数多くみてきました。この記事を読んでくださったあなたは就活メンターと一緒に納得のいく就職活動をしてくださると信じています。
まとめ
今回は24卒就活生が就活を始める際に行うこととして「自己分析」「業界研究」「先輩の話を聞く」「就活メンターと出会う」の4つをお伝えしました。初めに「就活メンターに出会うこと」をおすすめしていますが、難しい場合には先輩に話を聞きに行くことから始めても良いと思います。そして就活メンターと出会ってから、一緒に「自己分析」や「業界研究」を行っていきましょう。
「就活メンターの探し方がわからない!」「今の就活メンターが自分にあっているのか不安だ」という方は、人事経験者がどこよりも学生と向き合う「ALPSHOOL」がおすすめです。24卒で就職活動を始めた仲間たちも人数が増えてきており、就活仲間を作れる環境も整っています。自己分析や業界研究のやり方はもちろん、就職活動で大切な企業の選び方や面接で必要なスキルなども身に着けることができます。
就職活動を始める際には、まずALPSHOOLで就活メンターと出会いましょう。