当記事では「ESやガクチカは頑張ったけど、面接でどのように振る舞えばいいんだろう?」
と不安に思っている就活生にとって役立つテーマで解説していきます。
では、面接前に把握しておくべきこととして、「実際に面接官はどこを見ているか?」「面接の流れと受付から退室までの気をつけるべきマナー」を紹介します。
そもそも面接の対策はなぜ重要なのか?
そもそもなぜ面接対策は大切になってくるのでしょうか。
現在日本では、企業の選考フローを考えたときに面接は避けて通れない道となっています。
また面接は、機械ではなく実際に人が判断する場となります。
そのため、自己分析やエントリーシートの対策をいくらおこなっていても
面接対策が十分にできていないと、それまでの努力が水の泡となってしまいます。
つまり、面接は就職活動において非常に重要であり、面接対策のための模擬面接は力を入れるべきところだといえるでしょう。
実際に就職活動において面接官はどこを見ているのか?
では実際に面接官は面接の中でどのようなところを意識して見ているのでしょうか。
ここでは男性向けブランド「ギャツビー」を展開する株式会社マンダムが30~60代の企業新卒採用担当者412名を対象に実施した、面接中の就活生の態度に関する調査を参考にして、見ていきたいと思います。
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000463.000006496.html
面接官が「学生の態度」で最も重視しているのは「挨拶」。
次に「言葉遣い」といった言語におけるコミュニケーションにおけるものが上位にランクインするという結果になっています。
また、非言語におけるコミュニケーションでは、「面接中の視線を重要視する」という声がたくさんあがったようです。
どれだけ話す内容を考えていても、話しはじめると、まったく違う方向に目線がいっていたり、目が泳いでいたら面接官も話を聞きたい、一緒に仕事をしたい、とは思えません。
これらの結果から「何を質問されるか?」といった面接内容を対策するだけでなく、「どのように振る舞うか?」につながる「どういう印象を与えるか」に就活マナーに気をつけることが大切だとわかります。
面接時に気をつけるべき就活マナー
ここからは実際の面接マナーで気をつけるべきポイントを紹介していきます。
近年では、オフライン、オンライン両方の面接が行われています。
ここではまずオフラインの面接で気をつけるべき点から見ていきましょう。
オフライン面接の際のポイント①入室時
入室する際は、ドアの開け方など日頃意識しないことを意識する必要があります。
まだ練習したことがない人は自室で練習してみましょう!
ドアのノックの仕方
入室する際は、まずドアを3回ノックしましょう。
実はここでドアのノックを2回するとトイレの入室確認のノックと同じになってしまうので注意が必要です。
入室の仕方
「どうぞ。」と言われたら「失礼します」と声をかけドアを開けましょう。
この時、入室したらドアの方に向き直り静かに閉めるようにしましょう。
そのままの向きで閉めてしまったり、音を立ててしまうと印象が悪くなってしまうので注意が必要です。
オフライン面接の際のポイント②着席時
入室したら面接官と目を合わせ軽くお辞儀をしましょう。
そのあと着席すべき椅子の左側に向かいます。
着席の仕方
着席する際にはできればまず大学名、氏名、最後に「よろしくお願いします」と挨拶するようにしましょう。
そのあと面接官に「おかけください」と言われたら「失礼します」とお辞儀をしてから椅子に着席しましょう。
カバン、コートを置く場所
カバンは足元に立てて置きます。
またコートがある場合には、きれいに畳んで、カバンの上に置くようにしましょう。
コートは、隣の椅子が空いているときには「こちらに置いてもよろしいでしょうか?」と確認をとってから、隣の席に置いてもかまいません。
着席中のポイント
着席時は椅子には深く座りすぎず、背筋を伸ばすようにしましょう。
また冒頭のアンケート結果でもあったように話す時は面接官の目を見て話すようにしましょう!(どうしても緊張して見れないという場合は両目の間を見るなど、工夫してみてくださいね。)
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面接のマナーはいざ覚えていても本番でうっかり間違えてしまうことも考えられます。
しっかり本番さながらの練習を行なって、自然に正しい振る舞いができるように備えましょう!