学生ドラフト・後編

2018.09.08

さてさて、前回の学生ドラフト前編から続いて後編です!

前編では学生ドラフト本番〜学生ドラフト内での交流会まででご紹介致しましたが、今回の後編はその後の順位発表〜学生のみのお疲れさま交流会をご紹介できればと思います。

前編をお読みでない方はまずそちらからご覧くださいませ!

今まで学生ドラフトについてご紹介する際に、特に順位発表・評価制度についてはあえて触れていませんでした。
というのも、学生ドラフトは就活の初めの一歩としてのイベントであり、学生ドラフトでの成績が良かったから・悪かったから、就活が上手くいく・上手くいかないというわけではないので公開はしていなかったのです。
ですが、やはり順位が分かるという、目に見えた評価制度というものは、学生ドラフト参加者のモチベーションになることも事実。
ということで、実はこっそり学生ドラフトに順位発表というものがありました!

評価方法というものは、学生さんによる5分間PRが大きく関わっています。
学生さんの5分間PR及び15分間のPR&フィードバックタイムを元に、企業さまはブースに行った学生さんの評価をしていただく形を取っていました。

つまり、5分間PRにたくさんの企業さまが来た学生さんには自然と入る票が増えるので、評価が高くなります。
そして、その5分間PRに企業さまに来てもらうのは、事前エントリーシートも重要ですが、1分間PRで企業さまを惹きつける必要があるということです。
しかし、かと言って、1分間PRで企業さまを惹きつけることができずとも、5分間PRが濃い内容でブースに訪れた企業さま皆さんが高い評価を下していれば高評価に繋がります。

評価の計算方法について、簡単な説明でした!

また、今回の学生ドラフトでは各学生さんのブースにフィードバックシートというものが置いてあり、5分間PRとその後の15分間のフィードバックタイムの終わりに、そのシートを企業さまが記入し学生さんに渡すといったことを取り入れました。
実際に来てくださった企業さまから直接言葉のフィードバックももらえるということです。
もし順位があまり良くなかったとしても、学生さんたちは、こちらのシートを元に学生ドラフトを振り返ることが可能で、今後に繋げることができます。

さて!ようやくですが、順位発表をこちらでも1〜3位までご紹介させていただきます!

1位:岩月 聡志さん、2位:池田 拳介さん、3位:弘 晃輔さんでした!

私も1分間PRや5分間PRを聞きましたが、確かによくご自身の事をアピールされており、多くの企業さまたちもブースに来ていた印象でした。
上位の皆さん、おめでとうございます!

しかし、既に最初にも述べた通り、学生ドラフトは順位が全てではありません。
実際、今回の学生ドラフト運営をした岡本くんは、1年前のドラフトで優勝をしましたが、初めは「優勝」ということだけを見て、企業さま受けがしそうなプレゼンテーション内容にしていたとのことです。

学生ドラフトが終わった後に、「優勝」したということに意味があったのかどうかを考えたとのことです。
学生ドラフトに参加することで、度胸や自信、自己分析の仕方は学んだものの、そこからどう就活ということに対し頑張るか、何を活かすか、もう少し学生ドラフトの意図を理解し、敬意を大切にすべきだったとのことです。

そして、また今回の学生ドラフトメンターであった古川さんも、岡本くんと同じく1年前の学生ドラフトに参加し、苦い経験をしたと言います。岡本くんと真逆です。
しかし、彼女はそれをバネにし、その後の就活を精力的に活動した結果、第一志望である企業さまに早期内定を貰ったことで、就職活動は大成功を収めています。

この二人が証明しているように、学生ドラフトの順位というものは全く今後の就活に関係がありません。
順位が良くてもただ学生ドラフトの順位が良かっただけ。悪くとも、同じくただ学生ドラフトの順位が悪かっただけ。
学生ドラフトは、学生ドラフトを通じて何を感じ、何を学んだか。
それを「今後にどう生かすか」が一番重要です。

実はこの記事とは別に、学生ドラフトについて、ALPSCHOOL広報誌を作っているのですが、その為に岡本くんよりコメントをもらった際に、このようなことが書いてありました。

”学生ドラフトが終わって、「どうだった?」と参加者に聞くと「結果は出ましたが、それ以上に得たものの方が大きかったです。」「結果は出なかったけど、自分と向き合えたので、私はやりきりました。」様々な意見がありましたが、共通していたのが、「学生ドラフトに参加してよかった」と言ってもらえたことです。”

この岡本くんからもらった文章を読んだ時、私がここで口すっぱく言わずとも、参加学生の皆さんは既にお判りいただいているようで、さすがだなぁと思いました。
学生ドラフトに参加した経験、そして、それをどう振り返るか、ここを大切にしている方は自分の中での学生ドラフトをより良いものにすることができるのです。
過去の学生ドラフト経験者のほとんどの方が同じことを言うでしょう。

今回、自分の中でやりきって悔いのない方も、また、思うような結果が出ずに悔しい思いをした方も、満足のいく結果になった方もいかなかった方も。
数ヶ月後の就活の最中、学生ドラフトのことを改めて振り返ると得るものが大きいかと思います。
やはり、参加学生の皆さんには必ず振り返りをしていただきたいです。
「やったらやりっぱなし!」ではなく!

そして、今回のドラフトで納得がいかなかった方は、ぜひ次回のドラフトにご参加ください!

次回の学生ドラフトはまだ正確な日程が決まっておりませんが、年明けに決起会を行い、2月に本番というスケジュールです!
日程が決まり次第、改めてお知らせをさせていただきます!

さて!話は180度変わりますが、学生ドラフト本番が終わった後は、ALPSCHOOLに移動をし、学生ドラフトお疲れ様!の打ち上げを称して交流会を行いました。
いつもと変わらず、軽食と飲み物を用意して、立食形式での交流会です。

皆さん、学生ドラフトで疲れ切ってしまっていたようでしたが、すべてをやりきった後に、お酒が飲める!ごはんが食べれる!と、どこかウキウキとした顔で交流会が開催されました!
各自の1分間PRや5分間PRの話や、同じチームだった人とお疲れ様と言い合ったり、メンターと話したり、順位が良かった人を祝福したり。
学生さんのみの交流会だったので、ゆるゆるとした雰囲気で、笑い声が絶えない時間となりました。

ですが、そんな交流会も最後になると雰囲気が変わりました。
というのも、実はこの交流会、裏でこっそりとメンターの古川さんが作業をしており、決起集会や学生ドラフト中に撮った写真・動画をまとめて、一本の動画にしてくれていたのです。

プロジェクターを使い、何も知らせずに動画を流すと、さっきまでの喧騒が急に止まり、皆さんプロジェクターに映る動画に夢中に…。
古川さん及びメンター陣のサプライズで行われたこの動画の上映は、ドラフト参加者の学生さんにとって随分と心に響いたようで、感動する方、喜ぶ方など様々でした!
最後にそういったものがあった方が感動や思い出に残るだろうというメンター陣の心遣いに天晴れです!

このせいもあってか、結局交流会は当初予定をしていた時間を遥かにオーバーしての解散となりましたが、皆さんには楽しんでいただけたようです。
メンターの方々、それからALPSCHOOLの社員の皆さん、ありがとうございました!

これで学生ドラフトについては以上となりますが、いかがでしたでしょうか?
ここまで書いておいてなんですが、私がつたないばかりに、学生ドラフトの素晴らしさや感動を伝えきれていないように思います。
やはり、学生ドラフトは一度参加していただき、実感をしていただきたいと強く思います。

参加してみないと分らない、参加した人にしか分らない。
そういった意味でも、ぜひ!まだ学生ドラフトを参加したことのない方には参加していただきたい。

その後の自分の行動次第でとても意味のあるイベントに昇華できるものですので、ものは試しに、次回はご参加いたしませんか?
ご参加いただいた際は私たちが責任を持って、参加者の皆さんの力になりたいと思っています。

既に記載しておりますが、もし次回学生ドラフトについて詳細が出ましたら、またその都度お伝えしますので、どうぞよろしくお願いします!
前編・後編ともに須田が執筆しました、ありがとうございました!