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学生団体インタビュー

学生団体インタビュー こいや祭り

古川
皆さんこんにちは!今回は毎年9月に大阪で開催されている、よさこい踊りのお祭りこいや祭りを運営されている
第18回こいや祭りの実行委員会より実行委員長の安井さんと、副実行委員長の廣瀬さんにお越し頂いております!
安井さん、廣瀬さん、よろしくお願いします!
廣・安さん
お願いします!
古川
お二人が2017年の9月に行われた第18回のこいや祭りを動かした中心メンバーなんですよね。
実行委員というのは、どうした人達から構成されているんですか?
安井さん
実行委員会は主に大学の4回生がメインにはなっているんですけど、実際によさこいの踊り子として活動していた子が3回生で自分のチームを引退して、そこから、このこいや祭りの運営に加わることが多いですね。
古川
お二人も踊ってらっしゃったんですか?
廣・安さん
はい!
安井さん
実行委員に入るまでは、チームで踊り子としてよさこいに関わっていて、お互い顔見知り程度の関係でしたね。
古川
よさこい自体が今、本当に盛んですよね。私の周りにもよさこいのサークルに参加している人って結構います!
廣瀬さん
各大学に1つはそうしたサークルがあるとおもいますよ!あとは社会人チームとか!
古川
そうなんですね!こいや祭りに関してもざっくりと教えて頂きたいのですが、毎年の9月に開催されているのですよね?よさこいのお祭りなのですか?
安井さん
参加者はよさこいに限らず、ダンスでもいいし、チアリーディングとかを披露する団体もありますよ。例えば、小さい子供がダンススクールに通っていて、そのダンススクールからチームで出場される方もいますね。
廣瀬さん
参加者としては学生が多いですが、小さい子供から、社会人まで、幅広く参加していただいてます!
古川
よさこい以外のダンス種目でも出場できるんですね。そんなこいや祭りですが、祭りのコンセプトって何かあったりしますか?
安井さん
コンセプトは‘感動と交流’‘非日常空間で踊るお祭り’‘みんなで作るみんなのお祭り’ですね。このコンセプトは18年前にこいや祭りを作ってくださった初代の運営委員会の方々の代から18年間受け継がれています!
古川
18年続く祭りって長いですね!しかもこいや祭り自体規模がすごく大きいお祭りだと思うのですが、9月の2日間のイベント実施に対して準備とかはどういったスケジュールで行っているのですか?
廣瀬さん
そうですね。毎年12月の中旬くらいに、実行委員会のメンバーを募集していますね。委員会として始動するのは2月末くらいからにはなりますね。
古川
しかも実行委員会には4回生が多いとのことでしたが、4回生だと就活の時期と被ってしまいますよね!?お忙しくなかったですか?
安井さん
忙しかったですね。確かに、就活をしながら、こいや祭りを作ってって、大変ではありましたが、実行委員会のメンバー同士協力してなんとか乗り切りましたね。
古川
へ~それは大変ですね。話が変わりますが、こいや祭り自体が大阪発祥なんですよね?
廣瀬さん
そうなんですよ。関西では『こっちにおいでー』という言葉を『こっちにこいやー』って言うんですけど、そこから‘こいや祭り’となったそうです。
安井さん
もともと大阪の活性化を目指したお祭りなので、会場も大阪府内に数か所ありますね。
古川
大阪発祥なんですね。わたしも大阪城で踊り子さんが踊られているのをメディアで拝見しました!そんな大阪発祥のこいや祭りの実行委員会に、お二人が入られたきっかけってなんですか?
安井さん
そうですね。もともと私のチームの先輩方がこいや祭りの実行委員に関わっている方が多くて、最初はそうした先輩の話を聞いているうちに興味を持ったんですよ。
けれど、就活の時期とも被ってしまいますし、少なからず不安はありましたね。
ただ、実行委員として活動するということは、今まで関わったことのない他のチームの学生達と、こんなに大きなイベントを作り上げるということでもあり、そうした経験はこれから社会に出てからも自分の役に立つだろうと思い、参加を決めましたね。
古川
なるほど。廣瀬さんはいかがですか?
廣瀬さん
私は、ひとことで言うと‘よさこいが好きだったから!’です!
大学生活ずっと、よさこいと関わってきて、例えば就活の面接とかで‘あなたが一番頑張ったことは?’ってどれ程聞かれても、私にとってはよさこいが一番なんですよ。
気が付いたら、よさこいから学べたことや、よさこいを通して出会えた人もたくさんいるなと思って。
だからこそ、学生生活最後に‘よさこい’というものに対して、何らかの形で恩返しがしたいと思い、こいや祭りの実行委員会に加わることを決めましたね。
古川
お二人は本当によさこいが大好きなんですね。その気持ちがひしひしと伝わってきました。
そんなお二方ですが、安井さんのお話にもあったように、こいや祭りの時期と、就活の時期が重なってしまっていたんですよね。
そんな忙しい中で、こいや祭りの実行委員としての仕事を最後まで成し遂げられた原動力や支えって何ですか?
安井さん
そうですね。こいや祭りを創りあげている人ってすごく多くて。
現役時代に踊り子として祭りに参加していたころは‘こいや祭りは踊り子の自分にとって楽しい’っていう気持ちで終わっていたんですが、実際に実行委員長として、祭りを作ってゆく立場になるとより一層、陰で祭りを成功させるために動いてくださっている多くの人の存在に気付いたんですね。そうした、祭りを成功させる為に頑張っているすべての人にとっても、心に残るような、いい祭りを作りあげたいと思い、その気持ちが最後まで私の中で多きな原動力になっていましたね。
古川
踊り子たちだけでなくて、祭りを支えている舞台裏の方々の気持ちが原動力の一つになったのですね。廣瀬さんはいかがですか?
廣瀬さん
そうですね。わたしは大きく二つあって、一つ目は、こいや祭り自体は9月に行われたんですが、9月の本番までに、こいや祭りの関連のイベントがいくつかあるんですよ。
その都度、毎回近くで踊り子さんたちを見てきたんですね。
そうした場面で、例えば自分の後輩であったり、同じチームの仲間がこいや祭りに向けて努力しているのを見て、そうした踊り子たちの為にもいいお祭りにしたいと思いましたね。
もう一つは、実行委員会のメンバーが、16人いるんですけど、みんなすごく努力家で、全員がこいや祭りを成功させる為に頑張って動いていたんですね。
そうした仲間の存在っていうのも、私が忙しい中で最後までこいや祭りの実行委員を成し遂げられた原動力ですね!!
古川
実際に舞台に立つ踊り子さん達と、あとは廣瀬さんにとっては実行委員の仲間の存在が大きかったんですね。
では次に、こいや祭りをつくりあげていく中で、最も達成感や充実感を感じた瞬間というものを教えてください!
廣瀬さん
そうですね。祭りが終わった最後に、参加者全員で踊る‘総踊り’というものがあるんですよ。
その総踊りでは、実行委員が、参加者の中でも一際目立つ‘お立ち台’みたいなところに立って踊れるんです。
そして私も総踊りまでは、‘お立ち台に立っている瞬間が、自分が一番、実行委員としての達成感を感じる瞬間だろうな’って想像していたんですけど、実際踊っている瞬間っていうのは、こいや祭りが終わった後の片づけのこととか、その他の実行委員としての仕事のことを考えていると頭がいっぱいになっちゃって。踊っている瞬間はあまり達成感を感じられなかったんです。祭りの次の日も同じく、会場の機材の撤去作業で忙しくて…。
私が本当に達成感を感じられたのは、祭りが終わってから2,3日くらいしてからですかね。多くの後輩や参加者がTwitterでこいや祭りに関して様々に呟いてくれていて。‘入賞できずに悔しい’とか‘よさこいに捧げた夏が終わったな’とか様々になんですけど、それを見てなんか私も泣けてきて…(笑)
私が最も達成感を感じたのはその瞬間ですね。
古川
なんだか私まで感動しました。そうですよね。心を動かされるのは踊りを見た観客だけじゃないっていうか、廣瀬さん自身も踊り子さん達の直向きな姿に心が動かされたのですね。
安井さん
やっぱり祭り中は忙しすぎて、実行委員全員必死で(笑)
私も本番中は達成感よりも、祭りを動かす事に必死でしたね。
達成感を感じたのは、自分の後輩とか、参加者の方が‘すごく楽しかったです’とか‘ありがとうございました’って言ってくれた時ですね。
そんな時に、そうした参加者の‘青春の一ページを作りことができた’じゃないですけど(笑)
そうした感覚に近い感覚が、実感として自分の中に湧き出てきて。達成感を感じたのはその瞬間ですね。
古川
お二方とも、祭りを成功させるために一生懸命に動いておられたんだと、本当に感じました。
私自身、今3回生で、就活を意識する時期なんですけど、こうした、お二人のこいや祭りでの実行委員としてのご自身の動きが、将来のキャリアとか、働き方とリンクしてくるところってありますか?
廣瀬さん
古川さんは3回生ですもんね!そうですね、私の場合は結構関係していますね。
私はブライダル関係の企業で働くことが決まっているんですけど、それは‘誰かの人生にとって特別な日を一緒に創りたい’と思ったからなんですね。
これは実行委員としての仕事ともリンクしており、私はやはり人の為に行動したり、良いものをつくることが好きなんだと思います。こいや祭りの経験から、将来活かせるなと思ったことは、イベントとか、お祭りって‘限られた時間で、スケジュール通りに進めていったり、本番の為に準備することが大切’なんですね。
そうしたことを、実際にイベントを動かす立場になって初めて気付けて。この経験はブライダルプランナーとして働く際にも生きてくると思いますね。
安井さん
私も就活を始めた当初は、メーカーとかで営業をしたいなって思っていたんですよ。
けれど、こうして実行委員長として一番上で実行委員会を引っ張っていく中で、チームを動かすのって本当に難しくて苦労するものなんだなって思ったんですよね(笑)
そんな中、‘どうしたらこのチームのメンバーのモチベーションが上がって、組織が上手く動くんだろう’とかいうことをずっと考えながら動いていたんです。
そうしたら、自分って、‛組織を動かしたり、組織が動く為に個々のメンバーのモチベーションをどのように高められるんだろうってことを考えるのがすごい好き’だなという事に気付いたんですよ。
就職は教育関係の企業に決まったんですけど、若い子たちの大切な時期に自分が関われることで、多くの若者がなりたい自分になるための行動の仕方や、気持ちの持ち方を提示してあげて、人をマネジメントしたいと思うようになりましたね。
これは実行委員長としての経験があったからこそ気付くことが出来た、本当に自分がしたい事なのかなと思います。
古川
こいや祭りでの経験がご自身のキャリア選択にも関わっているのですね。
反対にこいや祭りを創りあげていく際の困難ってどうしたものでしたか?祭りの規模自体大きいので、様々な困難や難しさがあるかとは思うのですが…
廣瀬さん
そうですね。やはりみんなの意見をまとめることですかね。
実行委員の個人がそれぞれに熱い思いをもって実行委員会に参加しているのでそこをまとめていくのが大変でしたね。
安井さん
あとは‘理想’と‘現実’のギャップかな?‘自分達が創りたい祭りの形’と、‘自分達が創れる祭りの形’にギャップがあったんですね。
要因としては金銭面的な問題とか、人が足りなかったというような理由があるんですけど。そ
うした‘理想’と‘現実’に差がある中で、より理想に近い、自分達が創れる最高のものを作っていくことが難しかったですね。
古川
こんなに規模の大きい祭りなので、困難はつきものだと思いますが、その中で試行錯誤されながら完成まで導かれたのですね。
インタビューも終盤に差し掛かってきましたが、次にこいや祭りの今後の目標を教えてください!
安井さん
一番の目標は、こいや祭りがこれからもずっと続いていく祭りになることですね。
学生が運営している祭りですし、1年ごとに運営陣も変わっていくので、毎年出来るとこが保証されているお祭りではないんですよ。
それでも100年もそれ以上も続いていく祭りになればなと思います。
廣瀬さん
それから、実際に実行委員会以外の人で祭りに関わってくださる方が本当に沢山いて…。
音響さんであったり、ステージを造ってくださる方であったり、当日踊ってくださる踊り子さん達であったり。
そうした沢山の人の為にもずっとずっとこいや祭りが続いてほしいと思いますし、私も応援し続けたいです。
古川
最後にこの記事を読んでいる読者の方にメッセージをお願いします。
廣瀬さん
やはり一番は、こいや祭りを知ってもらって、一度見に来てほしいとは思いますね。
廣・安さん
一回観に来てほしいよな~!!(笑)
廣瀬さん
関西で一番アツいので!踊り子さんも、その一瞬の為に1年間くらいかけて準備してきているんのですよ。
古川
そうなんですね!踊り子さん達が演技中に撮られた写真を見ていても、みんなすごい様々な表情をしていらっしゃるなって思いますし、様々な思いをもって参加されているのだろうなって思います。
そして、心からこいや祭りで踊る、その瞬間を楽しんでいるんだなって。
私もお二人のお話をお聞きして、来年のこいや祭りは是非、観に行きたいと思いました!
インタビューは以上になります!安井さん、廣瀬さん、今日は貴重なお話をありがとうございました!
廣・安さん
ありがとうございました!

最後まで読んでいただいたみなさん、ありがとうございました!
安井さんも、廣瀬さんも‘本当によさこいが好きで、こいや祭りの為に、当日まで全てを賭けて全力で動いて来られたのだな’と感じました。
安井さんも、廣瀬さんも、よさこいについて語る表情や、話し方から、‘心からよさこいが好きだということ’が伝わって来ました。
いつになっても自分の好きな事や、夢、自分が夢中になれることを語れる人というのは本当に素敵だなとお話をしていて思いました。
来年のこいや祭りはどんなお祭りになるのでしょうか?楽しみですね!!

Screenshotこいや祭り

関西では『こっちにおいでー』という言葉を『こっちにこいやー』と言います。
一見、きつい言葉に捉えられるかも知れませんが、全然そんなことはなく、むしろ、関西流の親しみを込めた言い方です。
全国のみんなで集まって楽しいお祭り を創りたいという思いを込めて“こいや祭り”となりました。

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