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言葉にできるは武器になる。

みなさんこんにちは!ALPSCHOOL広報のまいるど♪です。
今回は、私が就活中に読んで良かったと思う一冊に関して書きたいと思います。

私は大学で、言語学やコミュニケーション学というものを学んでおり、普段から、自身や人のコミュニケーションの取り方を観察、分析することが多いのです。
今回ご紹介する本も「言いたいことが伝わらない」「自分の発する言葉に力が無い」そんな事を考えていた際に出会った一冊です。その名も「言葉にできるは武器になる」。

私たちは「ことば」というものを使って日々の生活を営んでいますが、皆さんは「言葉にすること」「言葉にして、正確に相手に伝えること」があなたの「武器になる」という風に考えたことはありますか?
例えば「会社での大事なプレゼンテーション」「好きな人への告白」「ケンカで許してもらう為に謝りたいとき」「親に何かをねだる時」
あなたはありったけの力を言葉に込めて、言葉を尽くしますよね。
そして、あなたの発する言葉を相手に正確に伝え、相手を納得させることを望んでいると思いますし、いつでも自分の発する言葉が相手に影響を与えられたら、その能力はあなた自身の武器になりますよね。

しかし、残念なことに言葉を発する側が伝わったと思っていても、言葉を受け取る側にはあなたの望み通りに伝わっていないことが多々あるのです。

就活という場面でも然り。

時間をかけて、面接で話す内容を考え面接に臨んだとします。
そして自分は言葉を尽くして伝えたと思っていても、面接官には自身が望むレベルの正確さで伝わっていないことがあるのです。
そのことに対して、相手はどのような反応を示すでしょうか。
「言葉遣いが下手だな」といったような言葉遣いに対する評価ではなく、「言いたいことが整理されていないな」「薄っぺらいな」「深く考えていないな」といったような評価を受けてしまうと著者は分析しています。

それでは、相手が自分の発する言葉に「共感・共鳴」してくれる状態(この本の中では伝えたいことが最も正確に伝わった状態)にするにはどうすれば良いか。

そのカギとなるのが、本書でのキーワードでもある「内なる言葉」というものに目を向けることなのです。
著者は、言葉には二種類のものがあるとし、それらが「外に向かう言葉」と「内なる言葉」であると言います。

‘「外に向かう言葉」というものが、実際に書いたり、話したりする言葉そのもののこと。’
一方で‘「内なる言葉」というものは、無意識のうちに頭に浮かぶ感情や、自分自身と会話することで考えを深める為に用いている言葉であり、考えるという行為は、頭の中でこの「内なる言葉」を駆使していると言い換えることもできる。’と著者は述べています。
頭に浮かぶ感情や考えは「内なる言葉」によってもたらされており、その存在に気付き、意識することで思考が豊かになり、「内なる言葉」を正確に理解することで、「外に向かう言葉」は磨かれていくと著者は述べています。 

就活では、面接やエントリーシートで、あなたの考えを選考官に伝えないといけない場面に遭遇するでしょう。
そして、それが上手く伝わっていないと「伝え方(外に向かう言葉)が悪いから伝わらない」と考えてしまう人がいます。
しかし、それ以前に「内なる言葉」に時間をかけて向き合えていない為に、伝えられていないことが多いように思います。

その人の中にある、まだ言語化されていない感情や、漠然とした考え「=内なる言葉」を整理し、最適な言葉をそれに当てはめてやることで、思考が深まり、伝えたいことが明確になり、結果的に「外に向かう言葉」が説得力を増すのです。

さて、長々と書いてしまいましたが、続きは是非、実際にこの本を手に取って、読んでいてください!
就活生だけでなく、あらゆる人にとって「ことばの大切さ」というものに気付かせてくれる一冊になっています。
思考を育てるトレーニング方法に関しての記述もあり、なんせ、とても読み易いので、かなりおススメの一冊です!